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檀家として
母が4年前に姉のところへ出て行きその時以来は 「母死んだもの、姉はいないもの」と音信普通のまま生活してきました。 ところが先日、母が亡くなり骨を先祖代々のお墓へ入れて欲しいと依頼されましたが、 お断わりしたところ 「勝手に出て行たのだから勝手の戻ってよいだろう!!」と言われました。 こんな身勝手が許されるのでしょうか? また勝手に私に相談もなく お寺に49日法要を依頼して行うようですが お坊さんも檀家である私の意向を無視して ここにいない姉たちの依頼で引き受けて良いものでしょうか? どうも納得がいきません。 また残された遺骨は私の許可なしに勝手に姉たちが ここにある先祖代々のお墓へ入れてはいけないはずですが 彼らならやりかねません。 どう対処したらよいものでしょうか? お寺の護持会の役員さんに相談してみますが 法律も踏まえ皆さんのご意見を聞かせてください
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- amida3
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坊さんです。 補足を見てですが、もしかして檀家になっている所属寺に連絡せず、遠隔地等との勝手な判断で別の寺院で葬儀をしてしまったのではありませんか? だとすると、寺側から納骨不可といわれることがあり、再度葬儀のやり直しというケースもあります。火葬後の遺骨になってからの所属寺での骨葬儀ということではないでしょうか? 檀家の場合、どんなに遠方でも所属寺に一報し、所属寺の手配する(または所属寺の指示に従い)代理寺院・代行寺院で葬儀を行わなければならないのは檀家の義務で、これに反して勝手に同じ宗派寺院等で葬儀を終わらせてしまうことによる所属寺とのトラブルは最近よく耳にします。 代理寺院で行えば東京で行った葬儀も所属寺の扱いで、御布施も所属寺に回りますが、勝手に手配するとまったく所属寺と関係なくなってしまいます。 最悪、檀家との地位を失い(離壇処分)、今ある墓地の撤去等を求められる要因になります。寺院によって取り扱いが異なりますが、本来所属寺に納める費用をお詫び金として納めたり、葬儀のやり直しを行うことはありえます。 > 檀家住職と関係ない住職が執り行い ということはあってはならない檀家としての禁止事項です。 >「戒名をつけてくれ」と頼んだら >「それは檀家となっている住職がするもの」と断られたものです。 当然です。私なら檀家寺があるとわかった時点で、お通夜のお参りもお断りしてその場で帰っています。(結果、通夜葬儀とも坊さん無しになりますので、実務上は、その場で檀家寺院に電話してもらい、檀家住職からの依頼があれば代行としてお参りさせていただき、預かった御布施も当方でいただかずその寺院に送付します。)
- nhktbs
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ご質問を拝見する限り感情面の問題であって、仏事的な問題や法律的な問題は特に無いように思います。 お亡くなりのお母様とお姉さまとの感情的な問題(お母様亡き後はお姉さまとの関係)は、親族間のしかも姉弟の問題で、なんともコメント・アドバイスのしようもありませんが、 (お姉さんが)お寺に49日法要を依頼するのにご貴殿の許可は必要なく、またお寺も断る理由もご貴殿の承諾もまったく必要なく、なんら問題は無いと思います。よく、兄弟姉妹で相続等の争いがある方など、別々にそれぞれが同じ法要を別々に行っているというケースはありますので、それ自体は問題となる要素が見当たりません。法要の依頼は祭祀承継者に限りませんし、他人でも縁がある方が寺に依頼して行うというケースはあります(社長が社員の法事を行うとかその逆とか、町内の友人が行うとか)。法事は依頼した方のために行うので、同じ故人を縁として別の方が行うことは問題が無く、祭祀承継者に限る話ではありません。ただ、貴殿が感情的に面白くないという点は理解できます。 お墓に関しては、お母さまが亡くったのですから、世間の常識的には当然に先祖代々の墓へ納骨するわけで、そのお墓への納骨を依頼するのも 当然で、感情的な何かで同意できないのだと思います。 墓については、使用権者が特定の個人(あなた)なのか?という問題があります。最近の比較的権利関係の明確な墓地では特定の個人1名が永代使用権を持ち、祭祀承継と共に承継しますが、先祖代々の一族墓的なお墓ですと、権利関係が所有権に喩えると「総有」的な関係の使用権(子孫全員に帰属する)というケースもあるので、全員の承諾ではなく一人の承諾というか当然にその家のものなら亡き後に入ることが出来るというケースもあります。 あと、問題となるのは、葬儀の喪主が誰で、誰が祭祀承継者であるかという問題です。遺骨は所有権の対象でありますが遺骨は遺産ではなく相続の対象にもなりません。遺骨は、相続とは関係なく、祭祀を主宰すべき者(祭祀承継者)に帰属します(民法 897 条)。 お姉さんが祭祀承継者ならお墓に入れることが出来るかという問題が残るだけ。あなたが祭祀承継者ならあなたが当然に遺骨を引き取って、しかるべくお母様の遺骨を他の親族の感情を害さない範囲で、かつ社会通念上からして常識な対応で、しかるべき墓所等に納骨し、以後の法要の主宰を行えばよいだけです。 寺役員さんもお寺の住職さんも特に関係の無い話です。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。
補足
丁寧な回答ありがとうございます。 「お寺に49日法要を依頼して行うようですが」と書きましたが 葉書によりますと「告別式」を行うと書いてあります。 東京で30日に檀家住職と関係ない 住職が執り行い「通夜・お葬式」は終わっております。 その際、「戒名をつけてくれ」と頼んだら 「それは檀家となっている住職がするもの」と断られたものです。 「49日法要」と思ってましたが、「告別式」と謡っても変わりないのでしょうか?
お礼
ほんとに適切なご回答を頂きありがとうございます。 補足にも書きました件についてや 今後とも何かありましたら アドバイスよろしくお願いいたします。m(__)m
補足
ほんとに適切なご回答を頂きありがとうございます。 檀家になっている所属寺に連絡せず、遠隔地等との勝手な判断で別の寺院で葬儀をしてしまったのではありませんか? >ハイ、まさにそのとおりです。30日に菩提寺の住職さんにも姉より「葬式は終わりました。つきましては戒名をつけて欲しい」と電話があったそうです。 寺側から納骨不可といわれることがあり >先祖代々のお墓は当家敷地内にありますのでそれはありません。 再度葬儀のやり直しというケースもあります。 >住職のお話ですと「正式な葬式とは菩提寺が、檀家さんである弟さんが喪主となって執り行うものであり、弟さんに相談もなく勝手に貴方がやっただけのこと。それは正式な葬式ではない!」と話したそうです。 お坊さんも檀家である私の意向を無視して ここにいない姉たちの依頼で引き受けて良いものでしょうか? >これに関しては「正式な葬儀とは檀家長男さんである貴方が喪主となって執り行うものであり私は正式に依頼を受けたつもりはありません」とおっしゃり、それで私には「正式な檀家長男さんである貴方が喪主となって49日となる11日までに正式な葬儀を執り行ってもらえないだろうか?もし貴方が、これまでのいきさつもあり拒否するならば、お姉さんが喪主となることになりますが」と言われました。 檀家の場合、どんなに遠方でも所属寺に一報し、所属寺の手配する(または所属寺の指示に従い)代理寺院・代行寺院で葬儀を行わなければならないのは檀家の義務で >まさに住職さんもそのとおりのことを言ってましたが、私の場合は「檀家でもない姉が、私に相談もなく勝手に自分の判断でやったことで」檀家としての私も菩提寺も「ないがしろにした行為」であるとおっしゃってました。 葬儀のやり直しを行うことはありえます >正式な葬儀を住職より依頼されましたので、今は私もその方向で考えてはおります。 檀家としての禁止事項です。 >これも私の立場はご理解いただいております。 私は曹洞宗の檀家なのですが、お骨についてお尋ねしたいのですが いま現在は東京の姉のところにありますが(正式な葬儀をするために) いずれ近いうちに菩提寺へ持参するように通告してあるそうです。 実は生前、父には「母が亡くなっても仏壇に入れないでくれ」と託されております。母もこのことは承知してました。ただ「お墓にも入れないでくれ」とは聞いてなかったので後悔しておりますが、自分の意思でこの家を私たちに棄て台詞まではいて出て行った母をいざお骨になったから「勝手に出ていたのだから勝手に戻ってもよいだろう」という身勝手な屁理屈を姉たちに言われても先祖代々のお墓に入れることには長男でもあり祭祀継承者として非常に抵抗があります。 今後遺骨はどのようにしたら良いものでしょうか? 住職には「貴方のお気持ちが変わるまで一周忌くらいまでと期限を定めて頂けるなら私が預かっても良い。」と言っていただきました。 今後ともアドバイスよろしくお願いいたします。