普通は、部品互換性のある設計変更なら△1,△2と番号を進めて、
互換性のない設計変更なら、品番を進めて図面を新たに作ります。
(その際、変更理由とどこがどう変わったか、変更箇所数は、
更新履歴として図面に残します)
例えば、品番『2530』が互換性のある変更なら『2530△1』
2度目の変更なら『2530△2』とします。
互換性がない代替部品なら『2531』です。
ここでの変更とは、次工程にその図面が流れたものから、
設計変更があったらという意味です。
無論、それにともなって、変更された部品表も作ります。
(もちろん、同じものでも製造番号毎に部品表を作ります。
もっとも、私は省力化機器などの一点ものが多いので、
同じものを出荷することは滅多にありませんが)
私が設計するものは、製作部品が多くてもせいぜい100点程度ですから、
品番は4桁で十分です。
基本的に、品番の下一桁は0で追い番をつけられるようにし、
千の位は、組図ならA、参考図ならR、購入部品ならP。
(サブアセンブリが可能な)ユニット毎に千の位を1~9で分類
つまり、品番の上の方から見ると内容の絞り込みが出来、
下の追い番を見ることで更新履歴も分かるようにしておきます。
先の『2531』なら、2番目のユニットに属する部品で、
一度互換性のない設計変更を行っていることが分かります。
(こうすると、部品のキット分けが楽なんです)
基本的に、図面は設計する人のために書くのではなく、
設計者以外に効率よく情報を伝えるためのものであり、
他人が読んだときに複数の解釈が発生しないことが重要です。
(ですから、勝手違いや寸法違いは全て別品番)
一時、無茶苦茶に忙しかった頃は、部品コード
(板金のみか、機械加工が要るか、大物か、軸物か、焼入が要るか…)まで
入れる話も合ったのですが、小さい所帯だし、そもそも、そんなものは購買担当が
自分で図面を読んで判断しろと却下した経緯も…
まずは、品番と追い番の取り方を統一し、
図面に更新履歴を残すことと、それに伴って新たに部品表を作ること、
製造番号毎に対応する部品表が得られるような仕掛けを作りましょう。
設計3人、購買2人で、リピート無しの一点ものしか作らない所帯ですら、
この程度の管理はしてました。
お礼
10ken16さん、早速のご回答ありがとうございます。 やはり履歴管理しかありませんね。一応履歴管理はしているのですが、忘れたり、小さい事なので「まあ、いいか」と個人判断して記載から漏れてしまいます。 自動的に変更箇所の記録が取れればいいんですが、難しいですかね?? ありがとうございます!