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日本は交通費負担の仕事が多いのはなぜ?

日本で仕事をしていた私には、主人の国で仕事を10年して来てもどうしてもこの疑問が浮かび、働きに出てもばかばかしいと思ってしまいます。 聞けば日本の方が特殊で、他の国ではかなり格が上にならない限り、交通費負担などはないのが普通だと。 最近の日本も、派遣社員に対する交通費が切られているのは知っていますが、それでもまだ正社員には交通費が負担されていて普通ですよね。 会社が負担しているということは、政府が負担しているということかと予想しますが、実際はどういう仕組みなのでしょうか?

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  • tanuki4u
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回答No.1

会社が負担します。 通勤手当なので、給与の中の一つですが http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2582.htm 非課税扱いになります。

enpitsunz
質問者

お礼

tanuki4u様 興味深いサイトをありがとうございます。 なるほど、やはり雇用者にとって、非課税と言う利点があるからこそなんですね。 それにしても会社がそれを負担している事には変わりないですね。 海外に出て、改めて、交通費を負担してくれるから、仕事に行こうと言うモチベーションが湧く事に気づきました。

その他の回答 (2)

noname#120967
noname#120967
回答No.3

文面から推測すると、海外にお住まいということでしょうか? 日本で通勤費を会社負担としている理由はいくつか考えられます。 (1)戦後は(特に大企業で)終身雇用が普通だったこともあり、福利厚生を手厚くする要求が強かった(社員寮なんてのもその一環です)。 (2)地方都市でも公共交通機関が発達しており、また、会社に駐車場があまりなかったため、自家用車通勤が認められず、 そうなると、交通費の算定が容易なので会社負担にしても不公平がおきにくいという事情があった (ガソリン代だと、定額を補助して不公平を黙認するか、会社までの距離をわざわざ測定してみなしで算定するなど、面倒なことになる)。 (3)会社と従業員の関係が単なる契約関係というドライなものではなく、「社員は会社に『奉公』する、 会社が公私ともに社員の面倒を見る」というよりウェットな関係性がより濃かった。 ところで、「他の国では交通費がないのが普通だ」の「他の国」とはどこなんでしょうか。 もしかしてご主人の国が少数派なのかもしれませんよ。 自分の国が「グローバルスタンダード」だと思い込んでいる人は多いですから。

enpitsunz
質問者

お礼

ohiras様 ご丁寧にありがとうございました。 私はニュージーランドに住んで10年になります。 移民が多い国なので、いろいろな人とこんな話になりますが、今まで日本以外で交通費が負担されると聞いた国は、韓国だけでした。 ニュージーランドは、失業率が常に高い国で、その理由は、仕事がない田舎と言う事もありますが、仕事がなくても政府の補助で生きて行ける仕組みである事を利用する人も多いのも事実なのです。 わざと母子家庭のようにみせたり、十分動けるのに労災を申請していたり、そして、働かない事を故意に選んだり。 収入も少なく娯楽も少ないために、青年の自殺率は世界最高とも言われています。 私が言っても仕方のないこととは思いながら、こういう国にこそ、常々、日本のような通勤定期を出せば、すべての人が労働意欲をもち、お金を使いだし、経済の活性化、青年の希望につながるような気がして。 やはり日本っていい国ですね。

  • tanuki4u
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回答No.2

ご主人の国がどこか知りませんが日本で戦後行われた労働改革の一つに、職員と工員を社員として一括化するというものがあります。 手に職を持って、渡り歩く職人の流れをくむのが工員。ホワイトカラーとして経営に携わるまで社内で出世していくのが職員。これが戦前の日本の労働慣行でした。原理的な資本主義です。 おおざっぱに言うと、工員は全員日雇い、週雇いで、終身雇用は職員となります。 ※ むかしアメリカのアニメでポパイというのがあり、そこで「○曜日には払うから、ハンバーガーおごってくれ」というキャラがいました。子供心になんだろう?と思っていたのですが、そのキャラは週雇いのアメリカの労働者の実態を示したようです。 この区切りを無くしたのが戦後です。それで社員全員の終身雇用へとなりました。 原理的な資本主義という意味で、ご主人の国では、職員であり出世した人間のみ交通費が手当として出されているのでしょう。

enpitsunz
質問者

お礼

tanuki4u様 ありがとうございます。 私はニュージーランドに住んでいます。 資本主義の最たる物だからこそ、出世した者だけに交通費が出るということですね。 そうだとすると、日本はまだ資本主義の本当の姿にはなっていないのかもしれないですね。また通勤定期のおかげで、まさに働き蜂になるように仕組まれている、ということかもしれないですね。 でも、通勤定期代が出ると言う事は、仕事に行かないときでも、それが使えると言う事だから、やはりとてもいい制度だと思うんです。 NZ人は、まさに自腹を切って、仕事に行っている人がほとんど。 日本でも交通費支給がなくなったら、果たして日本人は今のように働くでしょうか。。。このNZのように、交通費が出してもらえないと、労働意欲が欠かれることは自然な事のような気がします。 日本だけでも、この制度を続けてほしいと切に思います。