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相続税 機会平等/結果平等

こんにちは、 最近本よんでていきあたった問題について質問させてください よく資本主義と民主主義の兼ね合いで機会平等を追求することが必要だといわれると思います。結果平等を作ってしまうと経済人としてのやる気を失ってしまうからです。同じ平等なら機会平等だということだと思います では、生まれてきた人たちが同じ成長環境(教育環境など)を持てるように、生まれた瞬間からの差がなるべくないよう、相続税を100%にしよう、という考えもできますよね。森永卓郎さんはそう言っていました。 でもそれだと結果平等をつくってしまいますよね。遺産を残すことを目的として努力する人間のやる気をそいでしまうと思います。 でも金持ちの子がよい教育を受けるのもパンピー(一般人)のやる気をそぎます。 資本主義自体がおかしいと思いますか?それとも0/100%で考えるのがおかしいと思いますか? もし後者なら%の兼ね合いは何を持って決められるべきなのでしょうか? もしよければ教えてください。

みんなの回答

  • kybos
  • ベストアンサー率31% (187/591)
回答No.5

No.1補足。 現実問題を言えば、相続税を100%にしたところで、贈与という抜け道がある。 だったら贈与を禁止すればってことになるけど、贈与なんて親子間だけでさてるわけじゃないし、 それを直系卑属への贈与だけ禁止するとしたら、それは常識的におかしい。 法律は社会的な合意を反映するというのがタテマエなわけで、 常識的・感覚的におかしいことは法律にはならないの。 私人が自分の財産をどのように処分するかは原則自由だから、それを100%剥奪するような立法は違憲ということにもなりかねない。 100%課税というのは全額没収ってことだから。 憲法改正が必要だよ。 結局、相続税をどの程度にするかはその国の立法政策。 現行の控除枠を備えた上での課税という制度はその産物でしょ。 国民の間にいろんな意見があるのは当然だけど、オレ個人としては妥当なレベルだと思うよ。 選挙権だの教育を受ける権利だの、「権利」に関することは平等なのが大原則だけど、 最低限の権利が保障されているなら、そっから先は政策考慮事項であり、私人の自由が幅を利かせる領域じゃないかな。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.4

>遺産を子に残すために努力しても結果は平等に0円だという意味です。  言葉の綾ですね。自分でお金を使う分には使えるわけですし。遺産を残す為に競争している人はそんなにいないと思いますよ。 >なるほど。じゃあ”ぎりぎりの水準”はどうやって決めればいいんでしょうか?  これは難しい問題ですよね。ある時点で適切でも状況が変われば(例えば移住しやすくなるとか)すれば適切な水準が変わるでしょうから。 >またその値はパンピーが満足する値と一致するでしょうか?   必ずしも一致するわけではないと思います。

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.3

とりあえず森永さんの言うことは無視で。 機会平等というのは、ある程度のファジーを持って総合的に見たときにあまり機会の差が無いようにしようというものです。 資産額などの各指標毎に全く同一にしようとすることはナンセンスです。だったら遺伝子レベルで統一しなくてはいけません。ボルトのように恵まれた身体能力を持っている人と、生まれながらの障がい者では、100Mで世界チャンピオンになることに挑戦する機会が全く持って平等ではありません。 あくまで、貧しい家庭でも、子どもは生活できて基礎的な教育が受けられて、ある程度の年齢で自分で判断できるような頃になったらやりたいことを目指せるようにするのがまずは機会平等の目標です。 「金がないから学校に通う余裕などなく、明日のご飯のタメに働かなくてはいけない」「金がないから教育費を払えずに読み書きができない」というようなことをなくすことです。 相続税100%などにして、金持ちの頭を押さえつけることが目的ではありません。金持ちの頭を押さえつけないが、貧しいものも金持ちと勝負するチャンスがあるというのが理想です。 貧しい生まれの子どもでも、毎日の生存を脅かされること無く生活でき、ある程度進学できる環境を整えることが機会平等でしょう。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.2

>結果平等をつくってしまいますよね  作ってしまいません。両親の死亡時に一円も相続されないとなぜ結果の平等になってしまうのでしょう? >でも金持ちの子がよい教育を受けるのもパンピー(一般人)のやる気をそぎます。  相続税が100%でも富裕層の親は存命のうちに子供よい教育を受けさせられます。 >資本主義自体がおかしいと思いますか?  思いません。 >それとも0/100%で考えるのがおかしいと思いますか?  思います。 >もし後者なら%の兼ね合いは何を持って決められるべきなのでしょうか?  金持ちが海外に逃げないぎりぎりの水準で決められるべきだと思います。

dietrying
質問者

補足

>両親の死亡時に一円も相続されないとなぜ結果の平等になってしまうのでしょう? 遺産を子に残すために努力しても結果は平等に0円だという意味です。競争意欲をそぐことになります。 >相続税が100%でも富裕層の親は存命のうちに子供よい教育を受けさせられます。 確かにそうです。でもそれを見ているパンピーは教育格差を感じると思います。 >金持ちが海外に逃げないぎりぎりの水準で決められるべきだと思います。 なるほど。じゃあ”ぎりぎりの水準”はどうやって決めればいいんでしょうか?またその値はパンピーが満足する値と一致するでしょうか?

  • kybos
  • ベストアンサー率31% (187/591)
回答No.1

平均的に言えば親が死んで相続が問題になる頃は子も初老なんだから、その頃に「機会平等」なんて考えてもなあ。 結局、金持ちは子どもの教育にカネかけられんの。 だから、100%にすることに論理必然性はない。 0か100かで考えることがおかしいってこと。 森永はおかしいから。

dietrying
質問者

お礼

なるほど。孫の世代まで考えた教育格差はやっぱり言い過ぎなんでしょうかねw森永さんのような考えは一般的ではないのでしょうか?よくテレビに出てくるから心配になります

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