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チェロ左手の運指について
立て続けの質問でごめんなさいm(_ _)m。 左手でハ長調音階練習レベルの初心者です。 弦を押さえるときに、どうしても左側の弦に指が触れてしまい(C線ならG線に、G線ならA線に)、これら隣接する両弦を美しく鳴らすことがどうしてもできません。 これを解決するには「隣接弦に触れないようトコトン練習する」しか根本的な解決法がないのは分かっているのですが、あまりにもうまくゆかないのでくじけそうです。 そこで、なにかヒントになることがあればお教えください。あるいは「ここは誰でも時間がかかる」ということであればそれを教えてください。「私だけではないんだ」と分かれば、くじけずに済みそうです…。 どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m。
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続けて質問にお答えします。 アマチュアですが30年間以上チェロを楽しんでいます。 基本的には、「まだ左手(指)が弱い」ということが一番の理由です。 今の指の力では、正しい指の押さえ方の「形」にならないはずです。 球技と同じです。 力強いスイングをするためには、強い肉体が必要なように、チェロ演奏だって肉体をコントロールするという意味では、スポーツと同じです。 練習を正しくすることで、次第に指が強くなり、1本どころか同時に複数の弦を押さえて重音を出したり、G線を小指で押さえっぱなしでD線を人差し指、中指、薬指で音を動かすことだって出来るようになります。 左指の押さえ方も、ロングトーンで大きなヴィブラートをかけるときと、早いパッッセージでは肘の位置も変わってきます。 まずは、全音符のスケール、同じ音質、正しい音程でしっかりと練習することだと思いますよ。 僕も一日の練習の一番最初では、その日決めた調の3~4オクターヴのスケールを全音符・全弓で弾きます。 どういう先生に習っているかはわかりませんが、習うだけでなく、チェロの奏法について書かれた本を1冊手元に置いて好きなところから読むと、先生に質問するポイントも見えてくると思います。 先ずは練習「量」! テニスのサーブだって、フォームだって繰り返し繰り返し練習量を積み重ねることで、スイングの「質」が変わるでしょ? ●量の蓄積によって質の向上に転化させる! これは、スポーツでも楽器演奏でも、仕事上のスキルでも、若いとき、初心の頃にやっておくべき事です。 強い指がなければ、美しい音は永遠に出ません。 「技」は「力」の中にあり。です。
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- bagnacauda
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#2です。 お薦めの本。 僕が使っている本は少し古いかも知れません。 ●モーリス=アイゼンバーグ 「現代チェロ奏法」 現代って言っても原書は50年も前に書かれたはずですが。(笑) あと有名な本としては、ポール=トルトゥリエの本があります。 題名はネットで調べられると思います。 ただ、僕は30年近く前にトルトゥリエ来日の際に楽屋まで押しかけてお話を聞いて、握手もしたのですが、肉体条件がかなり違うような気がしました。 とてつもないデカイ手なんですよ。 オマケに全ての指の先に肉団子がついたみたいな。(笑) アイゼンバーグの本は「文字」が多いです。 訳は悪くないと思います。 ただし、「楽器の奏法を文字に置き換える」というのは、とても難しいので、読んだ側に、「どういうことを説明しているか?」という想像力というか、一般教養というか、言語能力というか、総合的な知性を要求されるとは思います。 本当は肉体条件が近い日本人チェリスト、出来れば青木十良先生にでも奏法の本を書いて欲しいですよね。 あと、最近何冊か出版されていると思いますよ。 DVD付きの若い奏者のものもあるかもしれませんので、先生や楽器店に聞いてみたら如何ですか?
私も同レベルで専門的なことは分かりませんが, 指が寝ている…つまり,弦を押さえているときの左手の形ですが, 親指と,他の指が作る形がペタッとしたしていて丸味がないとか, 手首の形とかで,そうなるのでは?と想像です。 指を立てる,そのための親指の位置とか,探ってみられてはいかがでしょう。 もうひとつのご質問と同じ参考リンク先です。(左手の形) http://video.aol.com/video-detail//3801255071 上記のトップページです。 http://video.aol.com/video-search/query/sim:1848096046/skin/music
お礼
大変参考になるページをご紹介くださいまして、ありがとうございます。こんな映像があることを知りませんでした。シリーズになっているようですので、頑張って練習してみます。ありがとうございました。
お礼
大変分かりやすく説得力のあるご説明、ありがとうございました。 確かにおっしゃるとおりですね。スポーツ同様、近道はないということが分かりました。また、「量の蓄積が質の向上になる」というのもまことにごもっともです。 最後にもしも「チェロの奏法について書かれた本を1冊手元に置いて好きなところから読む」ということでオススメの一冊がおありでしたら、ぜひご紹介くださると幸いです。 ありがとうございました。