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松坂投手のピッチングについて

日本にいた時は決め球にフォークが多かったように思いますが、 アメリカではあまり投げません。 どうしてでしょうか?

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  • cubetf91
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回答No.1

あくまで推測ですが、松坂投手にはフォークのほかに、 キレのあるスライダーとシュートがあります。 アメリカではストライクゾーンが日本に比べ、アウトコースが広く判定されます。 なのでより広いアウトコースを生かすため、 右打者に対してスライダーを外に投げたり、 左打者に対してシュートを外に投げたりします。 要するに、メジャーのストライクゾーンの広い横幅を有効に使おうとしているわけです。 松坂投手のスライダーはツーシームジャイロに近いもので、 急激に外に逃げながら落ちる変化をします。 恐らく、メジャーでもトップクラスのスライダーでしょう。 シュートも、ストレートに近い球速で打者の手元で曲がるので、 空振りもとれるし、打ち取ることもできます。 右打者をインコースのシュートでバットをへし折ることもよくあります。 メジャー特有のストライクゾーンの長所である、 インとアウトを有効に活かせるピッチングスタイルに変えたんだと思います。 フォークよりも、スライダーの方が明らかにレベルが高いですし。 ちなみに、松坂投手はサークルチェンジというチェンジアップが投げられます。 同僚の岡島投手の決め球がチェンジアップであるように、 メジャーではチェンジアップがとても有効なので、 フォークよりもサークルチェンジを優先するようになっているのかもしれません。 もしかしたら、ボールの質が影響している面もあるかもしれません。 一年目は日本の公式球とメジャーの公式球の指への掛り方の違いで、 スライダーのコントロールに手こずっていました。 メジャーの公式球が松坂投手のフォークとの相性が悪く、 フォークを減らしているということも考えられると思います。

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