• ベストアンサー

表現の堅苦しさ

すいません、カテゴリが分からずこちらにしました。 素朴な疑問なんですが 裁判や正式な場(政治全般にも言える?)では、一般人には難解な言葉や専門用語で進められることが多々あるかと思います。 しかし、それでは多くの人々には分からず。伝わらないと思うのですが。 表現の堅苦しさといいますか、あれはどうにかならないものなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#120967
noname#120967
回答No.1

政治家が使う難解な用語や表現は単なるハッタリみたいなもので、 自分をエラそうに見せるためだけという場合がほとんどだと思います。 裁判については、意味の厳格さが要求されるので、やむをえない場合もあると思いますが、 それでも一般人の感覚から「フツー使わないだろう」というような用語や表現については、 少しずつ平易なものに改善されてきてはいます。

その他の回答 (5)

  • issaku
  • ベストアンサー率47% (244/509)
回答No.6

あまり的確な例えではありませんが、パソコンの使い方を教えて欲しい小父さんに 「ダブルクリックとかドラッグ&ドロップとかフォルダとかショートカットとか、そういう専門用語は要らないから、ただ簡単な使い方だけを教えてくれ」 といわれたら困りませんか?(私は困りました) 専門用語が難解なのは、背景となる知識を要求されるからです。 話す側と聞く側で法律の適用や解釈に誤解が生じないよう、前もって法令などで定義が済んだ専門用語を使うのですが、そのためにはその用語にかかる条文への理解や専門知識がどうしても必要です。 これを平易に表現するためには、専門知識の裏付けのない一般的な用語に置き換えることになりますが、正式な宣告や命令の厳密さを保つためには、逐一補足説明を折り込まなければならず、結局は非常に回りくどく無駄の多い論述記述になることでしょう。 また、各種の法令の記述の大半は用語の定義に費やされていて、正確な定義をするためにひどく読みにくい文章となっていたり、古い法令などは言葉自体が古めかしくて無駄にわかりにくいと感じるものもあります。 かといって、これらを日常的に使われる一般的な用語に置き換えると、むしろ日常的な用語の意味と専門的な意味が混同されてしまって余計にややこしい事態となることも想定されますし、古い法令などは複雑多岐な法令体系の中でも根幹の部分にあることが多く、一つの用語を置き換えるだけで膨大な条文に波及することがあり、実際に試みられてもいますが結構難しいようです。 もともと、日本語の柔軟性は多様な省略・レトリックによって保たれていて、堅苦しくない平易な表現にはそれらが巧みに活用されていますが、客観性と厳密性を要求される公文書や学術論文などには不向きで、わかりやすくかつ矛盾なく正確に弁論・記述するには結構な文学的素養が必要であり、なおもってリスクもあります。 もっとも、裁判や法令審査の場では専門性を排除することは困難(それでも調停や判決の場などでは結構努力されているらしいです)ですが、行政などは市民への説明の方がより本来的に重要ですから、国や自治体はもっと積極的に理解を求める工夫をすべきだという点では、まったくご質問のとおりだとおもいます。

回答No.5

>表現の堅苦しさといいますか、あれはどうにかならないものなんでしょうか? 現実的に考えますと、多くの人々にわかりやすい、平易な表現にしてしまうと、彼らの云うところの「誤解」を生んでしまう恐れがあるからだと思います。 TBSの某番組が問題になりましたが、発表された、もしくは公表された文章の一部分のみを取り出し、まったく逆の意味にしてしまいました。 更には改ざんすらしています。 発言や発表した文章などが、故意に曲解されたのでは、困りますよね。 まあ、言い訳のひとつにもなっていますが。 ですので、古い言い回しや言葉等は現代風に改めても、基本的スタンスは変わらないと思います。

  • genshoku
  • ベストアンサー率75% (34/45)
回答No.4

皆に分かりやすく、というのはもっともですが、同時に正確に伝えなければならないという側面があります。 例えば「世帯」という言葉は、住民票上の世帯、国勢調査上の世帯、健康保険上の世帯、皆意味が違います。 「所得」と「収入」、同じような意味に聞こえますが、その中身は全く異なります。 なので、各種法規で明確に定義されているものは、たとえ堅苦しく分かりにくい言葉であっても、そのまま用いなければならないという縛りがあります。 もちろん、こうした縛りがないものについては、なるべく分かりやすい表現を用いるよう、改善されつつあります。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10264/25669)
回答No.3

http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/program/nichijyougoka.html 表現の堅苦しさは仕方がありませんが、 裁判員制度にともない法廷用語を分かりやすくするよう日弁連が 取り組んできました。 上のサイトにpdfデータで出ています。

  • LTCM1998
  • ベストアンサー率31% (238/746)
回答No.2

そうですね。 法律に至っては旧漢字旧カナ句読点なし、という時代もありました。明治時代に作った当時は「ごく普通の言葉」だったのでしょうが、言文一致以後急速に日本語が変化しました。 さすがに平成になってこれではまずい、ということで、刑法など主要な法律が現代文に変えられてきています。 ただ、法律の場合は、厳密でなければならないため、用語をひとつ変えると、それまで蓄積された判決や説と一致しなくなる、という問題があります。このため、やさしくするのも簡単ではありません。 言葉遣いをやさしくしても、定義を厳密にすると、結局分かりにくくなってしまいます。 政治や行政でありがちなのは、そういう高尚な話ではなく、一般市民に分かってもらっては(バレては)都合が悪いから、だと思います。 とはいえ、専門用語というのは、どの世界でも基礎知識がないと難解に感じられるのも事実です。 私にはエンタメ関連のニュースが難解に思えますよ。固有名詞にふりがなもつけてくれませんし。