(日本経済)が失った・・・という方に限定され、なおかつ側面的な捉え方としてですが、経済活動(自由経済)は美徳を捨てるところに起因されるとおもいます。
イヤな表現をあえて使えば、小ずるい人間が、正直者を淘汰して行く、していこうとする行為が経済活動です。
それを肯定し、方法論として資本主義がなりたち、残念ではあるが正直者(少しだけ鈍い人)が損をするけど、その結果生まれる競争・競合によって経済のアベレージが上昇する事を優先させた選択肢であり、経済優先が存在するのでしょう。人間が人間らしく生きて行く、生きてゆくべきを第一に優先させれば「資本主義」は選択しません。
これからは、拡大拡張路線を見直す(先進国)時期に差し掛かっている様なので、「美徳」に従い、国家や民衆も地球上の生物の一形態としての立場をとろうとする、そう考える人が増えてくるような気もします。(自然との調和)
しかし、日本人の「美徳」がすなわちワールドワイドに通用はしないのでしょうから、日本人の「美徳」自体も見直さなければならないと思います。
今までにおいて失った「美徳」より、国際人としての文化形成を重んじた「新たなる美徳の形成」が急務かと。