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ガザ、パレスチナ、今おきている戦争のこと
新聞、テレビで『パレスチナ自治区ガザ地区にイスラエル軍が砲撃』の内容が報道されています。 私にとって非常にわかりづうらいです。 多方面から調べれば、良いのでしょうが、全ての資料がだいたい同様の内容なのですが、理解がむずかしいです。 『なぜ戦争なの』ということと『どっちの言い分が正しいの』という子どもじみた質問です。あつかましいお願いですが、敢えて単純明確に100文字程度でまとめるとどのようなことになりますか。それと、この戦争は原油価格に影響するものなのでしょうか。 以上、よろしくお願いします。
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1917年、戦争を行っていたイギリスは、流浪の民となっていたユダヤ人子孫の富豪に、戦費を出せば国を与える約束をする。その後約束の地であるパレスチナにユダヤ人が続々流入し、当然パレスチナ人は激怒。治安が不安定でイギリスはめんどくさくなって撤退。国連はパレスチナをユダヤ国家・アラブ国家・国際管理地域に分けてしまい、1948年イスラエル建国。その後も周辺国との戦争を勝ち抜き、国土を守り続けている。 パレスチナ人からすれば、勝手に人がいっぱい来てどういうこと?って感じでしょうし、イスラエル人からすれば、国連に与えられ認められた土地に住んでるのになんでみんな戦争仕掛けてくるの?ってことなんでしょうか。でももちろん、こんなスペースでは書ききれないことなんだと思います。
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- lv4u
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>>『なぜ戦争なの』 根本は、ウルの町を捨て、長い旅をしていたアブラム(アブラハム)に、主(ヤーウェ/神)が「豊かな土地、カナンを与える」と先住民がいる地域なのに「約束の地」と与えたことでしょうね。神様が間違った約束をしたといえるでしょう。 もちろん、それ以降も、ユダヤの英雄ダビデをサウル王が追放したり、その後パレスチナ人のサポートを得て、ダビデがサウル王への報復をするが、王への報復が終わると、こんどは、英雄ダビデはパレスチナ人を殺そうとしたり・・・。と、人間たちも、裏切りと報復の歴史を何千年も続けてますけどね。 さらに、キリスト教のイスラムへの十字軍の悲惨な闘いもあるし、さらにキリスト教内部でも、仲間であるはずのグノーシス派を虐殺・殲滅させたりしています。 現在のイスラエルvsハマスの争いは、人間どうしの争いに見えますが、神様どうし、(キリスト教vsイスラム教)つまり天界での争いも同時に起こっているので、いくらフランスやイギリスが仲介しようとも闘いは終了しません。一神教どうしの争いは、どちらかの神が完全に倒れるまで行われるようです。 >>『どっちの言い分が正しいの』 むずかしいですね。さらに上位の神の教えが広がり、彼らが自分たちの誤りを悟るまで戦いは継続するようです。たぶん、世代交代しないと難しいのかも?さらに、キリスト教の「終末思想」が世界の指導者の一部に広がっていて「全地球の人口の70~80%の人々を減らすハルマゲドンを起こし、キリストの再臨と一千年王国を望む」という狂信的グループがいたりして話がややこしくなってます。 >>この戦争は原油価格に影響するものなのでしょうか。 過去の例をみてもわかるように影響あるでしょうね。
お礼
すみませーん。 少し、僕には難しすぎたー でも、ご回答、どうもありがとうございます。
>それと、この戦争は原油価格に影響するものなのでしょうか。 影響はではじめているようです。 ただ、去年のように急激な原油価格の高騰にはなっていませんが…。 >『なぜ戦争なの』ということと『どっちの言い分が正しいの』という子どもじみた質問です。 どちらも正しくもあり、正しくも無いです。イスラエルの建国自体が本当に正当なのか?と…ある意味、大国のエゴで無理やり作った国と言う見方も出来なくはないです。その大国の当事者の1国であるアメリカの指導者の交代期なので、ちょっと仕掛けてみるか?って…一般市民にとっては、ものすごい迷惑でもありますが、ハマス側としては一般市民から被害者が出ることで、敵の敵は見方!と支持を得る事に繋がる行為では有るようです。
お礼
原油価格については、少しニュースになっていたようです。 『イスラエルの建国自体の真偽』について、今回、恥ずかしながら 初めて理解できました。 どうもありがとうございます。
- lvmhyamzn
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あの地域はイスラエルの土地でパレスチナ人の土地ではありません。 かつてパレスチナ人の土地であったことはなく、常に誰かの土地だったのです。 古代イスラエル、バビロニア、エジプト、ペルシア、ローマ、イスラム、トルコ、英国、現代イスラエルが支配したわけで、 あの地域は戦争で勝った者の戦利品なのです。 だから、ある意味パレスチナ人が無理を承知でイスラエルに戦いを挑むのは理にかなっています。 これが現実に起こっている事実で、聖書がどうたらとか二枚舌外交がどうしたというのは後講釈でしかありません。
お礼
パレスチナとイスラエルも、ここらあたりで頭の整理ができそうです。 >聖書がどうたらとか二枚舌外交がどうしたというのは・・・ 微妙に意見が分かれるところかも、です。 どうもありがとうございます。
- KITAIKKI
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現在パレスチナを実効支配している「ハマス」は、常にイスラエルに散発的なロケットや迫撃砲による攻撃を仕掛けることで自治区での支持と権力基盤を維持しています。翻ってイスラエルも現在の政権が存続するためには、国内にある「ハマス」を壊滅すべきだという声を無視できないところです。 いわゆる表現方法は乱暴ですが、どちらも持ちつ持たれつの関係であるとも言えます。つまりは出来レース的なところもあり、そのレースの副産物が無辜の一般市民の犠牲者です。 最後に今回の「紛争」は個人的には、イスラエルべったりだったブッシュ政権から、表面上は人道派を装っているオバマ次期政権への試金石だと思っています。つまりアメリカが今後イスラエルへどういった対応をするかの「様子見」だと感じています。
お礼
ハマスがここで出てきて、なるほどと思いました。 アメリカ大統領の絡みもあるとは。 どうもありがとうございます。
- tyr134
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現在の争いの直接の引き金は19世紀後半~第1次世界大戦前後にさかのぼります。 この時期に、英国が悪名高い「三枚舌外交」を展開します。 フサイン=マクマホン協定(中東のアラブ独立を約束)・ サイクス・ピコ協定(英仏による中東分割)・ バルフォア宣言(パレスチナにおけるユダヤ民族居住地建設)という3つの約束をそれぞれ結びました。 一連の協定により、誤解と自分たちの都合の良い解釈をしたために混乱し今でも相争う事になっています。 つまり、アラブ(パレスチナ人)側にもユダヤ人側にもイスラエルの土地を餌にして、英国にとって都合良く利用したんですね。 これによって、「パレスチナの地」を所有するのはユダヤ人・アラブ人どちらに正当性があるのかで争ってるわけです。 で、1948年5月に英国のパレスチナ委任統治の権限が切れたのをきっかけに、国連決議を根拠にイスラエルが一方的に独立を宣言します。 ※国連による「パレスチナ分割決議」 「パレスチナの56.5%の土地をユダヤ国家、43.5%の土地をアラブ国家とし、エルサレムを国際管理とする(人口は圧倒的にアラブ人が多い)」 んで、それに反発したアラブ側が侵攻して第一次中東戦争が起こります。 しかし、この戦争にイスラエルが勝っちゃったので、イスラエル独立がなし崩し的に認められてしまいました。 それでも我慢できないアラブ人は、レジスタンスを作って反発。 で、なんとかそれが実を結び「オスロ合意」に結びつきます。 これによって「パレスチナ暫定自治政府」が作られました。 しかし、イスラエル・パレスチナ双方には「オスロ合意」に反対する強硬派ってのが居て、彼らが妨害するためになかなか話し合いは進まず、今回のような紛争がしばしば起こることになっています。 >この戦争は原油価格に影響するものなのでしょうか。 即、影響を及ぼすということはないと思います。 しかし、不安要因であることに変わりはありません。 今後、紛争が激化してイスラエル対アラブ諸国という対立が険悪化すれば、影響が出てくるかもしれません。 蛇足ですが、関連質問で少し詳しく回答してますんで、よかったらどうぞ。 http://okwave.jp/qa4600439.html http://okwave.jp/qa3098724.html
お礼
英国、国連は、こういうふうに絡んでいたんですね。 どうもありがとうございます。 ※私事ながら、ニュースの情報だけでは、ここまでの理解はできませんでした。
- kt1965
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書けば長くなります。今の状況は、双方の言い分からすれば、ハマスがミサイルを打った(イスラエル)、イスラエルがハマスを敵視している(ハマス)という状況。 書けば、2000年分の歴史を書かなくてはならなくなります。これは無理なので、政治的かつ外交的調停によって、双方がとりあえず停戦に応じてもらえればよいと思います。 石油価格には影響はありません。産油国での戦争ではないからです。
お礼
まずは、私の要望のとおり、手短にかつすごく簡潔に記していただいているので、すごくありがたいです。 >2000年分の歴史を書かなくてはならなくなります なんとなく、私もそんな気は感じていました。 >産油国での戦争ではないからです。 ほっとしました。 どうもありがとうございます。
お礼
日が経つにつれて、ご回答の意味がよりわかるようになりました。 どうもありがとうございます。