人それぞれ、やりたい仕事やライフスタイルによるので、どちらが良いかなんて決められないと思います。
ですから自分の経験を書きます。
中小企業に数年勤めた後、現在は市の一般行政職をしている者です。
転職の理由は、家の事情により地元に戻ることになったからです。
一度目、二度目どちらも下記の考え方で仕事を決めました。
・「どうしてもこの仕事!」というのはないけれど、様々な業種にそれぞれの魅力を感じた。
・どの仕事にも、それぞれの面白さと難しさがあるはず。
・どの仕事にも一所懸命取り組むし、適性から大きく外れない限りは適応できるつもり。
・高収入より安定性。自分自身や将来的には家族の生活をきちんと守れるように。
最初の会社では、まあまあ悩みはあったけれど、楽しくやりがいを持って働かせていただきました。
そこの仕事の本当の面白さを理解する前に離職したと思うので、それが心残りです。
市役所を受験したときは、
・最初の就職のときより不況が強まっていた。
・転勤が無いのが望ましい。
・最初の会社で女性が結婚の際に退職勧奨されてたので、女性でも長く勤められる仕事。
市の仕事は「安定してるけど退屈」というイメージが強いと思うんですけど、
実際はいろいろな仕事があってすごく面白いですよ。
社会の様々な仕組みを支える仕事です。
課を異動するたび、ここではこういう仕事もしてたのねって新鮮な驚きがあります。
法律もどんどん変わるし、住民から求められることもたくさんあるし、単調なんてことは全然無いですよ。
民間と比べてリストラがないのは事実です。(犯罪行為をした場合は当然首または何らかの処分があります。)
でも、簡単に首を切ったり、退職に追い込むために嫌がらせをするような企業が違法行為をおこなってるのであって、
これを持って役所は甘いというのは違うよなーと思います。
財政難で採用の抑制はあります。でもしなければならない業務はむしろ増えているので、今後も過重労働は増加していくと思います。
世間の公務員バッシングに首長も迎合する向きがあり、公務員を公務員バッシングから守ってくれるところはありません。
私は出来れば、社会の縁の下の支えになっている役所の仕事の面白さを、多くの人に見てもらえる機会があればと思っています。
個人情報を守りつつ、どうやって見せるかというところが課題ですね。
お礼
たくさんアドバイスをくださって、本当にありがとうございます。 そうですね。どちらが良いなんて人それぞれですよね。 自分なりにいろいろ考えて、pokoarukiさんのように仕事を楽しめるようになりたいです。 ありがとうございました。