インドケヤリやホンケヤリなどのソフト系のケヤリは大変丈夫ですがハードチューブ系は若干難しい様に思います。
ご存知かと思いますが、ソフト・ハード共に環境が悪かったりすると花の部分を自分で切って再生させます。この再生も種類や大きさにもよると思いますが2ヶ月近く掛かる物も有ります。その間は管の中で生きているのですが花が出て来ないから死んだと思いがちです。飼育当初は実際私もそう思い処分していました。再生後は一回り小さくなりますが立派に元に戻ります。
最近では3年位経ったハードチューブも4匹程居ますし、その間に死んだハードチューブはゼロですからコツさえ掴めば難しく無いと思います。
ハード系で私が特に注意しているのは、常時管の口に緩やかな水流が流れ込む様にレイアウトする事です。ハード系はソフト系より臆病です。その為管の中に引っ込んでいる事が多いのでその間も管の中に新鮮な海水が入るようにという考えです。ケヤリの花は基本的には鰓に当たります。管内はゴカイ自体が入っています。つまり花を開いている時は捕食と同時に呼吸もしている事になります。
餌は他のサンゴの為に与えている冷凍コペボータや液体フードを与えている時に摂取していると思われますが特別ハードチューブに与えたりはしていません。
後 ハード系なのでカルシウムなどのミネラルはソフトよりは大目に必要です。ただこの基準は水槽の状況や水換えの頻度などで大きく変わります。質問者様の管理体制が分かりませんが一般的(?)な水槽状態なら大丈夫です。
以上 簡単に・・・。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 サンゴのハードコーラルは問題なく飼育できております。 水流ですか、なるほど。 大変勉強になりました。ありがとうございました。