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吹奏楽の打楽器について
- 吹奏楽の打楽器についての要点をまとめました。
- サスペンドシンバルについての扱い方について解説します。
- ドラムの扱い方とミュートについて知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
サスペンドシンバルを傾けるべきか否かは、演奏するホールや、演奏者の立つ場所にもよります。一概に言えませんね。 ただ一般的には最後段の真ん中あたりで演奏するなら水平で問題ないかと思われます。あと傾けることに関しては、響きよりは、見栄えとか、演奏のしやすさ(手前に傾けた方がロールのコントロールがしやすい)などもあるかと思いますので必要に応じて少しくらい傾けても問題ありません。 次に<の時の叩き方ですが、サスペンドシンバルはシンバル自体が振動して音が鳴るわけですから、手前の一点を叩くのと両側を離して叩くのでは音の出方や響き方がかなり変わります。 一般的にはppの時は手前のフリンジから少し内側を叩くと柔らかい小さな音が出ます。f<ffとなると従いフリンジを叩くとシンバルの振動もより大きくなりますから大きな音になります。 このとき、両手のマレットが同じ部分を叩くより、シンバル両端を叩いた方がよりシンバル全体の振動を促すことが期待され、よりクレッシェンドした感じが伝わります。 ですのでこの点での先輩のご指導は理に適っていると思います。 実際にいろんな場所をロールしてみて、響きの違いや音量の違いを調べてみることも大切です。 ドラのマレットに関しては、流派によって、演奏目的によって様々です。一般的にはバスドラムのマレットで中央付近を叩くとドラらしい勇壮な響きが得られますが、固いマレットやグロッケンの金属マレットを使って効果音的に用いるケースもよくあるので、原曲を聴いてみて、また楽譜の指示に合わせて試してみると良いと思います。 ミュートは全身を使って両側から押さえつける方法もありますが、マレットを持たない方の手に座布団のようなミュートを持っておいてそれを押しつけるのもひとつの方法です(ティンパニのヘッドに円盤状の紐付きミュートを乗せていますよね、あれの大きい物と考えればいいです) 以上ご参考まで
お礼
アドバイスありがとうございます。 とても分かりやすくご指摘されているのでまた音の研究などを行ってみたいとおもいます。