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指紋について
よく指紋によって人物を特定しますが例えば手の親指の場合、指紋の採取が完全ではない時、親指の面積何%ぐらい一致してれば特定されるのでしょうか?また採取したい指紋の上に別の人の指紋が付いていた時はどうなのでしょうか?また布や紙などから指紋の採取は出来るのでしょうか?他どんな事でもいいので指紋について教えてください。 宜しくお願い致します
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指紋照合は、指紋中の線が時計回りに見て始まっている点「開始点」・止まっている点「終止点」・ 線が分かれる点「分岐点」・線が交わる点「接合点」など特徴点と言われるもので照合します。 警察庁の判定基準は原則12点以上が合致する場合、同一人物とされるようですので、単純に何% の面積があればOKというわけではありません。 例え80%とれたとしても、この特徴点が不鮮明であればNGですし、逆に10%でも特徴点が鮮 明であれば証拠能力を持ちます。 (他に目撃情報がある場合などは12点以下でも証拠能力があると判断される場合もあります) >採取したい指紋の上に別の人の指紋が付いていた時はどうなのでしょうか? 基本的に照合は難しいでしょうね。 特徴点を照合する際に、どちらの指紋の特徴点なのかが分からなければ証拠としては採用されない でしょうから。 (重なった指紋の人物が特定できていて、その特徴点を除く事で分析は可能になるかもしれませんが) 指紋は紙やテープ、布、皮革、ガラス、木製品、金属表面、石、皮膚などから検出する事が可能で すが、形状や繊維などは難しい場合もあります。
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- Ja97KG
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何%というわけではなく特定のポイントのうち何か所が一致するかによって判定されます。指紋が重なっていた場合は分かりません 紙からも指紋は取れます 繊維は物によるでしょうが難しいと思います あと死体の皮膚からも指紋採取は可能です。 昔とある鮮魚市場で水揚げされたサメの体内から人間の手首が発見された事件がありました その後手首の指紋から海難事故にあって行方不明になった漁師のものと判明して遺族に返還された事例があります 全国の指紋データベースが今はありますから 指紋の一部だけでも絞り込まれて特定されることがあります