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中国の武将 字と諱
たとえば劉備は、姓を劉、諱を備、字を玄徳といいます。 主君や親以外の者が本名、つまり諱で呼びかけることは無礼なこととされていたので字があるわけで、「劉備玄徳」と言ってしまっては字の意味がなくなってしまいます。 ということは、目上の人にはともかく、漫画やドラマのように初対面の人、ましてや敵に対して「わが名は劉備玄徳」などと名乗ることはありえず、「劉玄徳です」「私は趙子龍です」という感じで名乗りあっていたのでしょうか?
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noname#160321
回答No.2
宮城谷昌光先生の御本などを読んで感心している中国史に疎い人間の感想ですが、 春秋時代なんて字は大体兄弟の順番、長男なら「伯」次男等なら「仲」や「叔」末っ子が「季」。 管鮑の交わりで有名な管仲も鮑叔も兄弟の真ん中…、なんと簡潔なことか。 死後諡号を賜ると、士季(会)さんは笵武子(会)様になったりしますね。 「沙中の回廊」朝日の連載時から読んでいましたが、挿絵描くの大変だったろうなー…。
- wanekoz
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回答No.1
日本と違って姓の種類が少ないので同姓同名人が多く、 字を加えないと混乱する場合があるそうです。 われこそはと名乗るのはまぎれもなくこの私がという 意味なので全部を名乗るのでしょう。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 言霊の国・日本では、本名を知られるとその人の人格をも支配されてしまうという信仰があり、諱=忌み名と訓じられるようになりましたよね。中国にもそのような信仰はあったのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 諱と関連付けて字を付ける場合もあるようですね。たとえば趙雲子龍→龍は雲を呼び寄せる、諸葛亮孔明→亮と明はともに「明るい」という意味 など。 中には、字と諱が同じという人もいるみたいです。