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「バブル」って予見することはできないものなんですか?
今回のサブプライムローンの問題もそうですが これまで「バブル」と呼ばれる異常な状況を人類は何度も経験していますよね? それなのに、どうしてこう何度も何度も同じ失敗を繰り返すのでしょうか? 私はこの分野については全くの無知ですが、これが不思議で仕方がありません。 過去の経験から「これは良くない兆候だ」みたいな指標のようなものがあるのでしょうし 優秀な経済の専門家の方も沢山いらっしゃるのでしょうし…。 「バブル」って予見することはできないものなんですか?
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私も無知ですが、故「司馬遼太郎」氏の「街道を行く」にも出ていましたが、オランダで遥か昔、「チューリップバブル」というのがあったそうです。いわゆる、これがバブルの原点とも云われているそうです。 「物づくり」や「生産活動」などの指標が落ち込み、「投資」や「投機」の指標が拡大しはじめると一般的には危険な兆候であると言われています。 実際に調べてみますと、前の世界金融恐慌の時は、ヨーロッパ発のバブルがはじけて、アメリカのウォール街で株価が暴落しはじめた。今回は、アメリカ発のバブルがはじけて、日本やアジア諸国の株価が暴落しはじめた。 たまたま、前の日本のバブルというのは、世界に拡大しなかった。土地という日本人の神話によって、世界中のお金が集まったわけではなかった。だから、政府が借金しなくても、回復できた。しかしながら、今回のバブルは、生産や販売のみならず、人財という大きな損出を被っている。 生産や販売指標が一気に減少する中、これまでとは違った「物づくり」やサービスの拡大が求められているのだと思います。それが、内需拡大に繋がれば、日本経済は回復するかも知れません。
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- masan1989
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こんにちは、 市場原理主義の名付け親でもあるジョージソロスも、 市場メカニズムによってバブルは確実に起こる、ただ、そのバブルをどれだけ小さい規模に抑えられるかが経済対策のキーになる。 と言っています。 もちろん、経済対策も完璧と呼べるものはないし、その対策をするのは人間なので、ミスも当然出てくるから、世界ではこれからもバブルとその対抗策のイタチごっこが永遠と続くのだ、と。 http://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=1&categ_id=5&article_id=98601 しかし、過去の日本のようにのろのろと十年もかけてやっていたのでは、被害を最小限にとどめることなどできません。 ですからバブルを予見できるできない、ではなく(起こるのは必然なので)、バブルが起こった後の政府の迅速で適確な対策が求められているのです。
お礼
バブルはこれからも起こるものだし、ある程度予見することもできるが それをどれだけ小さい規模に押さえ込むことができるのか… それを考えていくほうが現実的なのかもしれませんね。 おっしゃるように、政府の迅速で的確な対応が大事なんだと思います。 ありがとうございました。
- hary7
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予見できるが防止できていないと思います。 やはり人間の寿命には限りがありますし、生きているうちにいい生活を送りたいと思うものですから、近い位置にいる人はタッグを組んで情報がもれないようにするし、詐欺にかけようとするのだと思います。 今回のバブルはアメリカの強い消費意欲に引っ張られての崩壊でもあったのだと思います。本気を出せば、ちゃんと担保を取れたはずですし、監視もできたはずですが、実際、両者の勢力で綱引きをした結果、金融破たんに傾いてしまったのではないかと思います。 個々が常にアンテナを張って、身分相応につつましく生活するしか無いのが実情です。(今回は教育の問題かもしれません。)
お礼
予見はだいぶできるようになっているのかもしれませんね。 ただ色々な人の色々な思惑が交錯することによって 防止・制御できないという感じなのかもしれませんね。 人間の欲のような、経済学では説明し難い要素も絡んできますからね。 ありがとうございました。
- cobe
- ベストアンサー率23% (54/227)
予見もなにも、実際にバブルかどうかは観たら分かります。 日本のバブルもPERが100倍超えている銘柄がごろごろしていましたし、アメリカの最近のバブルも、宴たけなわのピークにもFRBグリーンスパン氏は「根拠無き熱狂」と普通に指摘していました。 ただ、バブルは当事者(そして今回は世界中)にとって短期的には好ましい状態なので、今日の仕事にありつけるのなら、明日はまだバブルははじけて欲しくはないのです。なので、わざわざ自分の職をなくすためにバブルをはじけさせようとはしないのです。
お礼
「短期的なバブル」は、確かに好ましい状態かもしれませんね。 確か景気がどん底の時のニュースでもそんなことを言っていたような…。 ありがとうございました。
- goo2408
- ベストアンサー率15% (18/114)
過去ログを検索してみましたら、割とすぐ見つかりました。その中で他の事柄などとも織り交ぜて、結構予言的なものがありましたので、どうぞ。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa948788.html 上記のno.4
お礼
最初に「元々予見は難しいもの」とありますので、そうなんでしょうね。 ありがとうございました。
- yutayuta00
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自分は専門家ではないのでバブル景気や崩壊の兆候はどこにあるのか分かりませんが,なんでも上昇を辿ってピークがくれば,つまり行き着くところまで行けば下降線を辿るしかないのではないですか。それがモノの原理ではないでしょうか。 つまり景気が良くなれば浮かれたいのが人間のサガ。悪くなれば沈みますよね。けっきょく人は世の中の動向に振り回されるんですよ。 いつかまたバブル景気が訪れば後は崩壊の道。そうして何度も繰り返しているのですね。 世のためにあとは景気の良し悪るしに関係ないという高額所得者,つまり高級外車に乗り回すような芸能人や各界の著名人,世界の億万長者達が所得隠しをする前にもっとお金を使っていただきたいものです。 一人当たり2万円の雇用金が何の足しになるのでしょう。
お礼
好景気という言葉を聞くだけで、何だか浮かれた気分になりますからね。 結局のところ、経済の動きって人の心理が深く関係しているような気がします。 金融のプロよりも心理学のプロの方が この問題解決の糸口を知っているのかもしれないな…と思ってみたり…。 ありがとうございました。
- edoduki
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予見は毎度されています。ただそれは推進されないのです。 今回の米国の悲惨な金融バブルもFRB内でもマスコミ関係でも採算に渡って、数多くが指摘をされていました。 しかしバブルという好景気の下ではみんなが浮かれているという事なのか、リセッションへ誘導した事からの批判の的になるのが怖いという事なのか、おおざっぱに言えばネガティブ政策としてあまり相手にされないという事でもあります。
お礼
予見することは比較的容易なことなのかもしれませんが それを推進する(あるいは推進しようと動き出そうとする)ことで 景気に悪い影響を与えるかもしれない…みたいなことかもしれませんね。 ありがとうございました。
- kan0802
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予見されたからこそバブルは崩壊した、とも言えるんですよ。 上昇し続けていた土地の値段がなぜ2006年に下がり始めたのか。 それは投資家はじめ多くの人々が「地価が下がるかもしれない」と思い始めたからなんです。 金融の世界はかなり曖昧な動機で動いており、投資家はある種噂みたいなものに頼って投資してます。 明日も土地の値段が上がるらしい →土地を担保に借金しよう(させよう)!土地を転がそう! →すると実際に地価は上昇し続ける しかし、ある日誰か(例えば優秀な専門家様)が「バブル経済の兆候がある」といったとします。 するとどうなるか。 今はバブル景気らしいぞ →そのうち崩壊するかも。土地の値段が下がるかも。 →その前に土地を売ろう! →売りが多くなった結果土地の値段下落。担保である土地の信頼低下 →返せない借金だらけに(バブル崩壊) つまりは、「明日○○になるらしい」というあやふやな噂が広まった結果、ほんとにそうなってしまったわけなんですよ。 もし、世界中の人間が「明日の株価も絶対に上がる」と騙し騙しで暮らせば、株価は上がり続けるでしょう。 でも、実際はそうならない。誰かが疑い始めるからです。 根本的な問題は曖昧な噂に流されやすい不安定かつ無秩序な金融システムそのものにあると言えます。
お礼
こうしてみると、賭け事(博打)とあまり変わらないものなんですね。 専門家や格付け会社が行なう、ある種の「予想」に多くの人が影響を受け 振り回されているという状況が垣間見えます。 厳しいガイドラインのようなものを作ることで改善するのかどうか分かりませんが このままで良いとは思えませんね。 ありがとうございました。
- cse_ri2
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渦に巻き込まれていると、渦全体の様子は見えませんが、離れた場所から見るとよくわかります。 アメリカのサブプライムローン問題も、中国の株・土地バブルも、海の向こうの日本から見ていると、危なっかしい様子がよく見えました。 さすがに、リーマンブラザーズの破綻でハードランディングに突入する時期まではわからなかったですが、中国のバブルが北京オリンピック後に傾くのは、ほぼ予想どおりでした。 日本から海外の国の経済を俯瞰して眺めれば、細かいことまではわからないにせよ、大まかな流れは見えます。 問題は、日本にいると日本の問題がなかなか見えないことです。 これについては、海の向こう側、つまり海外の経済誌の記事が参考になると思います。 有名な話ですが、イギリスの経済誌エコノミストの編集長も勤めたビル・エモット氏は、著書「日はまた沈む」で日本のバブル経済の終焉を予測し、同じく「日はまた昇る」で小泉改革後の日本経済の復活を予測しました。 今回の世界金融恐慌について、氏がどこまで予測したかはまだ調べていませんが、このように経済の専門家が海の向こうから日本を見れば、おおよそのことは見えてくるようです。
お礼
>離れた場所から見るとよくわかります おっしゃるとおりですね。 「灯台下暗し」なんて言いますけど 身近なことほど自分ではよく見えなくなるんですね。 ただ、その理論で考えるとアメリカのサブプライムについては 日本国内の政治家や官僚、企業経営者からは問題点が見えいてたとも考えられ 事前に対策を講じることができたのかもしれない…とも思えます。 ビル・エモット氏の予測はズバリ当たっていますよね。 今の日本が氏にとって如何映っているのか…ちょっと怖いですね。 ありがとうございました。
- enraku-5th
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それを言うなら日本の経済自体もずいぶん傾いてるんですけど‥‥ 誰一人「破綻する事を前提に」動く事はできませんよね。 どこかでコケる事はうすうす分かっていても、それを回避する為にはなんらかの犠牲を払うなり目前の利益を手放すなり、「小を捨てて大を取る」行動に出なければなりません。 ただそれを断行しようとすれば政治家なら次の選挙に影響しますし、企業なら労組と連合から糾弾されます。 例えば昨今の派遣切りについても、経営者にしてみれば正規雇用の人材・および組織そのものを守るための行動であるわけなのですが、現実は突き上げを喰らっていますよね。 多数決でものごとが決まる世の中・誰にも平等な権利が与えられる世の中 というのは、こういう時に非常に不便なのです。
お礼
確かに日本が破綻する事を前提に動くことなんてできませんね。 もう何年も前から指摘されているにも関わらず…。 結局、実体社会に多大な影響を与えるような事態にならない限り 本気で動き出すことなんてできないのかもしれません。 予見はできても、行動に移すことができないということなんですね。 ありがとうございました。
ぶっちゃけ専門家の人はわかるんですよね。 だけど人々(政治家・企業・何も知らない民衆)がその人達の言うことを信じないから、 もしくは企業による「信じないようにする操作」があるからバブル起こっちゃうんですよね。 実際に不況の大きな原因となった格付け会社・ヘッジファンドに対する批判は 今回のショックが起こる随分前から問題視されてたんですけど、 企業のロビー活動によって政治家はそれらを規制しませんでした。
お礼
ありがとうございます。 専門化の人たちはやっぱり分かっているんですね。 ただ、いくら声高に危険性を訴え続けていたとしても 聞く耳を持たない(意図して持たせない)のでは意味がないですね。 でも政治家や企業の経営者こそ そのような情報に敏感でなければならないと思うんですが…。
お礼
チューリップバブル…初めて聞きましたが 調べてみると、今の「バブル」と構造はほとんど同じような気がします。 実際の生産活動を示す指標が下降しているのにも関わらず 実体の無い投資(いずれは投機)を示す指標が拡大していく… 素人の私でも、かなり異常な状況であることは察知できるかもしれません。 ただ一口に「バブル」といっても 発生のメカニズム自体は昔からあまり変わっていないものの バブル崩壊後影響を与える範囲のようなものについてはマチマチなんですね。 ありがとうございました。