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カシミヤの肌触りと暖かさ
カシミヤは 肌触りが良くて、暖かいと言われますが、 どうしてですか? 主にカシミール地方のヤギの うぶ毛から取れると言われていますが、 肌触りや暖かさが優れているには、うぶ毛に特徴が あるのかなと思うのですが。
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- min-jps
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回答No.1
カシミヤ、ウール、コットン。 これらの素材で同じ厚み・同じ形のニットを作ったとします。 持ってみると明らかに重さが違います。 軽い順にカシミヤ⇒ウール⇒コットンです。 なぜ軽いかと言うと、カシミヤは毛が非常に細いのです。 ゆえに空気を多く含み、これが外気を遮断するため保温性に優れます。 寒い地方の動物の毛は自身の体温を守るためにあるからです。 肌触りの良さですが、これは断面がないからだと言えます。 ウールは羊の体毛をバリカンのようなもので刈ってあるので切り口がとがっているのです。 カシミヤは基本的に毛根から毛先までをカットせずに使います。 このため、高価なカシミヤにはチクチク感がありません。 安いカシミヤセーターなどはかゆくなるものも多いです。 これは高く売れない毛(カットされている・健康な毛でないなど)で作った製品なのだと私は思っています。 身に付けるとすぐに毛玉ができてしまったりします。 カシミヤもウールも、1本1本の毛がまっすぐで長いものほど価値が高くなるようです。 「1本1本の毛がまっすぐで長い」=「肌触りが良くて毛玉ができにくい」です。 そして肌触りを語る時に外せないのが、汗をかいた時の感触。 ブランドものだと更に高価でしょうから一概には言えませんが、 愛用している3万円程度(ノーブランド)のカシミヤマフラーは外を走って汗ばんだ時ですら快適である事を伝えておきます。