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国立大学後期日程について
山形大学の工学部、後期日程に試験が無いのが気になります。 どうしてないんですか?
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工学部はここ十数年来不人気で、学力レベルが低下し続けています。コレ、京都大や東京工業大ですら、例外になっていません。 後期日程で個別試験が実施されないのは、山形大に限らず、北の国立大全体での傾向のようです。かつては後期日程重視の大学もありましたが、今は、入試制度上、どうしても前期日程で良質な人材を確保するしかないので、後期日程は軽視されがちです。 理由は主に3つではないでしょうか。 1つは、入試制度上、後期日程で、自分の大学に進学したいという学生を集めることが難しく、自大学が本来の志望でない学生から良質な学生を集めるということになること。 1つは、後期日程に個別試験を課すと、山形大前期日程不合格者の敗者復活戦にしかならなくなること。(この理由で、東京大、京都大は事実上、後期日程を廃止しています。1回落ちている学生を再合格させる「理由」がありません。国会議員じゃあるまいしね。明らかに不公正なルールですから) そして、上記2つを加味した上で、最大の理由は、「山形大」に行かなくても合否が決まることです。これで、遠隔地からも地元生と同じ負担で受験できることになります。 前期日程の敗者から、幅広く良質な人材を集めること、これが後期日程の目的なんですね。
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- vzb04330
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コースによっては、後期日程でも学生募集をするようですね。 大学や学部・学科なりの考えがありますので、分かりませんが、一般論としては、次のようなことが言われます。 1.前期日程の受験者の方が、センター試験の成績がよい傾向にある 2.1.とも関連して、後期日程の試験は、前期で不合格になった受験者の救済入試のような位置づけになってしまっている 3.したがって、少しでも基礎学力レベルの高い受験者をなるべく多数確保したいと考えれば、前期日程入試や推薦入試に重点を置く ということです。
お礼
なるほど二次試験がないのも一つの手なんですね。 回答ありがとうございます。
- semikuma
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試験が全くないわけではなく、センター試験は必須ですね。 米沢は豪雪地帯なので、雪による不測の事態を避け、受験生の精神的負担を減らすために、センター試験の成績だけで選抜する、ってのが公式見解でしょう。 しかし地方の大学はどこも受験生集めに苦労してますから、試験をなくして、少しでも多くの受験生を集めたいのが本音ではないですかね。
お礼
確かに日本海側は降雪が心配ですね。 国立大学でも受験者集めに苦労するとは知りませんでした。 回答ありがとうございました。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 人材確保、負担の平等化、不再審が目的でしたか。 工学部が不人気なのは初耳でした。