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ワイヤロープの強度について
こんにちは。よろしくお願いします。 ワイヤロープについて。 例えば12mm径の一本吊り安全荷重が1.24tとされているかと思います。 荷がそれより重い場合、ワイヤロープを半分に折って2本状にして使えば、2倍の重さが吊れるという人がいまして、私は納得が行かないのです。 このような理論は正しいのでしょうか? 命に関わる事なので、どうしても気になって質問させて頂きました。 宜しくお願いします。
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文面だと勘違いも有るかもしれないので参考程度にしてください。 吊り方 確かに(1)よりは(2)の方が望ましいですね。(チョット安全) (2)の場合の折った部分に負担がと言う話ですが、吊り方、ワイヤー のかけ方で変わるのですが、吊り荷重がすべて折った部分に掛かる訳 では無いので、荷重に関しては心配しないで下さい。 それよりも劣化状態を確実に把握してください。 使用に関しては 安全荷重を超えない範囲の使用でワイヤーの使用前点検をするならOK だと思います。 (2)の安全加重は 安全荷重(12mm・1本)×本数×係数(吊り方の) 1.2×2×0.75=1.8tまでですね。 ただ注意して欲しいのは、1t程度の物しか扱わないとワイヤーの点検 はおざなりになりがちなんですよね。 これが10t、20tとかだと真剣にやるんですけどね。(笑) 普通ならばワイヤーの径を上げるのですが、恐らく二つ折りにして吊 っている所を見ると、安定させて吊りたいから二つ折りにしている様で すね。 ワイヤーの保護にはこの様な物も有ります 「シンブル」 http://www.mizumoto-mm.co.jp/parts119_j.html 私はこの商品に関しては素人に毛が生えたほどの知識しか持っていま せんので、採用される場合は販売元に聞いて下さい。 以上、参考になれば幸いです。
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- bakuto11
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「玉がけ」の免許を持っていれば講習等で習うはずですが。 回答を言えば2倍にはなりません。 この様な使用方法はイレギュラーな使用方法です。 理屈的には2倍なんですが実際は色々な問題が有り、ダメです。 2本状にする(折り返す)と折り返したワイヤーの部分が痛み、 その部分から切れやすくなります。(キンクしたり癖がつく) 下記のURLのかご手吊り(イ)の様にすれば2倍OKですが。 http://homepage3.nifty.com/sling/tamakake/anzen/kakudo.htm 実際には1t程度だと、質問者さんの疑問に思っている方法を取る方 が多いです。 破断荷重が6倍なので、吊り方が間違っても今すぐどうのこうのは無い のですが、やはり長い目で見ると危険です。 私が作業指揮者ならばすぐに注意しますね。
補足
ありがとうございます。 私が目にしているのは、教えて頂いた下記URLの記述によれば「くくり吊り」というものなのです。 http://homepage3.nifty.com/sling/tamakake/anzen/kakudo.htm そうすると、(1)ロープが半分に折り曲げられた部分を、二つのアイに通し、フックに掛ける。 (2)二つのアイを束ね、半分に折り曲げられた部分に通し、二つのアイをフックに掛ける--のいずれかという事になり、私の環境では、(2)の方が安全だという指導になっています。 一方が一方に通された部分を「首」とでも言いましょうか。 (1)の場合、首の部分は2本同士が引っ張り合ってますが、フックに掛かっているのはただの一本のワイヤーを使用している状態に過ぎないのでは。。?(荷の周りだけ2本のワイヤーで覆われているに過ぎない?) (2)の場合、2つのアイが、半分に折られた部分を引きちぎろうとしている形になってますよね? 以上の2点で心配です。 取り越し苦労でしょうか? >2本状にする(折り返す)と折り返したワイヤーの部分が痛み、 その部分から切れやすくなります。(キンクしたり癖がつく) 仰るとおり、中の布がすぐ出てきてしまい、鉄線もぺったんこになります。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
2本で吊れば1本あたりの荷重は半分ですから、2倍の重さが吊れる、というのは間違いではないと思います。 ただ、実際にはバランスが悪いと一方にのみ荷重がかかることがありえますから、2倍か、というと難しい点もありますね。
補足
ありがとうございます。 私が目にしているのは、下記URLの記述によれば「くくり吊り」というものなのです。 http://homepage3.nifty.com/sling/tamakake/anzen/kakudo.htm そうすると、(1)ロープが半分に折り曲げられた部分を、二つのアイに通し、フックに掛ける。 (2)二つのアイを束ね、半分に折り曲げられた部分に通し、二つのアイをフックに掛ける--のいずれかという事になり、私の環境では、(2)の方が安全だという指導になっています。 一方が一方に通された部分を「首」とでも言いましょうか。 (1)の場合、首の部分は2本同士が引っ張り合ってますが、フックに掛かっているのはただの一本のワイヤーを使用している状態に過ぎないのでは。。?(荷の周りだけ2本のワイヤーで覆われているに過ぎない?) (2)の場合、2つのアイが、半分に折られた部分を引きちぎろうとしている形になってますよね? 以上の2点で心配です。 取り越し苦労でしょうか?
- saru1234
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> 2倍の重さが吊れる 正しいと思います。 http://www.e-kyozai.jp/cgi-bin/suguru/semi/r3_19/tangen/r3_19_2.html 解答が書いてませんが、図1でAのオモリは50gですよね。 つまり、左のオモリは 100g ですが、ロープの強度は 50g あれば 支えられる、ということでもあります。
補足
ありがとうございます。 私が目にしているのは、下記URLの記述によれば「くくり吊り」というものなのです。 http://homepage3.nifty.com/sling/tamakake/anzen/kakudo.htm そうすると、(1)ロープが半分に折り曲げられた部分を、二つのアイに通し、フックに掛ける。 (2)二つのアイを束ね、半分に折り曲げられた部分に通し、二つのアイをフックに掛ける--のいずれかという事になり、私の環境では、(2)の方が安全だという指導になっています。 一方が一方に通された部分を「首」とでも言いましょうか。 (1)の場合、首の部分は2本同士が引っ張り合ってますが、フックに掛かっているのはただの一本のワイヤーを使用している状態に過ぎないのでは。。?(荷の周りだけ2本のワイヤーで覆われているに過ぎない?) (2)の場合、2つのアイが、半分に折られた部分を引きちぎろうとしている形になってますよね? 以上の2点で心配です。 取り越し苦労でしょうか?
補足
>(2)の安全加重は 安全荷重(12mm・1本)×本数×係数(吊り方の) 1.2×2×0.75=1.8tまでですね。 半分に折ったワイヤを「2本」として扱っていいというのが目からウロコです。 >普通ならばワイヤーの径を上げるのですが、恐らく二つ折りにして吊 っている所を見ると、安定させて吊りたいから二つ折りにしている様で すね。 私の環境では、荷が重い時に半分に折っています。 安定させたいのであれば、ワイヤとワイヤの間隔を空けると思うんですが、ぴったり束ねてますからね、強度が増すという考えからだと思います。 シンブルの情報もありがとうございました。 これが最初からアイ内側に装着されているワイヤを見た事があります。