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欧米の人たちとの食事関連のことで感じる気持の差
こんにちは、北欧生活5ヶ月になる者です。 ここで質問したいことは『欧米と日本との間にある食事に関しての考え方の違い』です。 なぜこのような質問をしにきたのかと言うと北欧に越してきてから 色んな国(アメリカ、トルコ、フランス、フィンランド、ドイツ等)の人たちとよく食事をする機会ができました。ちなみに私も含めてみんな16~19です。 でもそのたびになんでみんな食事に対する考え方がこんなに乏しいのだろうと思います。好き嫌いが激しかったり残したりということはまず置いといて味の感覚がひどいと思います。これは国それぞれというのは本当に分かっているつもりです。 なのですが野菜、肉、魚一つ一つの料理の種類の少なさ、料理の手間時間のかけなささ、味に対しての繊細さが全く持って欠如してると思われます。芋が主食だからといって日本のように「これはどこどこ産のおいしいジャガイモなんだよ!」とかもないですし、なにかのお祭り用の美味しい料理とはしゃがれてもこれは日本だったらいつでも食べられる料理だよ。。。ということもよくあります。 それにみんな日本の食べ物はすごく美味しいといってくれます。お菓子もレトルトも私の作るかき揚げや玉子焼きにいちいち美味しいといってくれるくらいです。私からしてみれば美味しくないものがないだけだと声を大にしていいたいのですが。。。 まだ国際色豊かな中で食事するのになれてなかった頃はこのことに対してとてもイライラして苦悩しました。「みんなは美味しいものを食べたことがない味の良し悪しが全く分からない可哀想な国の人たちだからなんにも分かってないだよ。。。」等というすごい汚い感情をかかえていました。同じ環境にいる日本人の友達とたまにあって遊ぶときも、お互い愚痴はこぼすまいと思いつつも食事の話題になると悪口が耐えません。でもこんな自分は嫌なんです。だからみなさんの意見で私のこの消化不良の思いを一掃してくれませんか。
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こんにちは。 料理の洗練さはいかに手を掛けたかではなく、いかに素材を活かすかです。 手を掛けるのは素材を活かすための過程にすぎません。 そして、素材を活かした料理を味わうには往々にして食べる側に経験が求められます。 さらにその経験の積み重ねの質は、その人の文化的背景に強く依存します。 子供が料亭料理よりもスナック菓子をおいしいと評価したり、 関西の食通が関東のうどんを評価できなかったりするのはこのためです。 逆に万人に愛される食べ物はジャンクフードである場合が非常に多いですね。 西欧人が刺身や松茸を食べるときに感じる違和感をご存知でしょう。 質問者さまが感じているのもそれと同じものだと考えればよろしいかと。 国によりテキトーなスナックで客をもてなすような習慣事も含めて、 異文化の食生活を味わえるバックボーンを得るには年月がかかります。 いつか燕麦の銘柄によりオートミールの旨い不味いを評価できるようになるまで 日々味覚を研ぎ澄ませてみるのもおもしろいかもしれません。
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- shirobee
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こんにちは。 ちょっと気になったのでお邪魔いたします。 高校と大学の時にそれぞれ2か月の短期語学留学でアメリカに滞在した経験があります。 まず、気になったのは、質問者様はどうして留学をしようと思ったのですか? きっかけは親に勧められたとか、学校で募集してたとかあるでしょうが、 少なくとも質問者様自身が海外に興味を持ったからではないですか? 私のアメリカでの食事は、学校のカフェテリアが多かったのです。 その中でも、妙な日本式味付け(テリヤキ?みたいな感じです)は 確かに美味しくありませんでしたが、 日本風やアメリカナイズされてなくて、現地そのままの料理法は新鮮な味付けで大好きでしたよ。 たまに日本食レストランで和食を食べたり、日本のものを売っているお店でお菓子や漬物を買って食べはしましたが、 基本的に現地の食事でも不満はありませんでした。 日本では食べなれない食材や慣れない味付けをすぐに美味しいと感じることはできないでしょうが、 料理もその国の文化を知る勉強だと思えば、その国の食文化が貧しいなんて感情は起きないと思います。 それに、いくら美味しかろうが、自分の住んでいる土地を遥かに離れたところからやってきた食材をありがたがり、 例えば、九州に住んでいるのに魚沼産コシヒカリばかりを買って食べるような生活は豊かだと思えません。 生産地から離れれば離れるほど、輸送にかかるエネルギーを消費し、無用なCO2をまき散らすことになるのです。 だから、芋が主食の国の人が、「どこどこ産の美味しいジャガイモ」より、 自分の住んでいる地域でとれたジャガイモを当たり前に食べているのであれば、 「どこどこ産の美味しいジャガイモ」なんかにこだわらない方が遥かに豊かな食文化を持っていると思います。 質問者様が日本での食生活を恋しく思うのはもっともですが、せっかくフィンランドという素晴らしい国で勉強し、 色々な国の方と触れ合える貴重な機会を持ったのですから、 どうしてその国の人はこれをお祭りで食べるのかな?とかここの人は普段何を食べているのかな?という方向で興味を持てば、 質問者様の留学生活がさらに意義深いものとなると思います。 まだ、16~19でお若いのですから、現地のことやお友達の国の文化をもっともっと吸収して下さい。 海外で日本食ばかりありがたがって食べているなんて、もったいなすぎですよ~!
お礼
私も慣れる前は全部新しくて楽しかったですが慣れたら味のいい悪い を考えられるようになって苦悩したのです。 >例えば、九州に住んでいるのに魚沼産コシヒカリばかりを買って食べるような生活は豊かだと思えません。 私はどこの場所でも味が一番だと思ってます。(これは異見ではなく日本にいても思う感想です汗) 回答ありがとうございました!
- barbosh
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こんにちは、 eslsの感情は少し分かる気がします。 でも海外に住んでいた日本人と思わないでください。その逆です。日本に住んでいるトルコ人です。 分かると言ったのは、留学している国の食文化になかなかなじめられないところです。私は来日してもう10年目だから慣れましたが、他の回答者も書いているように、最初は醤油ってなんて臭い物とか、美味しい魚なのになんで生で食べるとか、最初はとても大変で、10日で7キロ痩せました。今は一人で寿司食べに行くこともあるぐらい和食が好きです。しかし、今でも食べれないものが沢山あります。納豆とか、おせち料理もあまり好きじゃない。赤味噌も塩からくて食べれないです。舌が発達してないとか、文化が乏しいとかは思わないです。好みの問題だと考えます。ちなみに日本の料理でも、元々外国から来た料理が多いです。世界的な料理といえば、中国、トルコ、フランスと言われます。 まず、食文化の話より、相手の国の文化を理解しようとしたほうが、食事だけでなくすべての面においていいと思います。理解できれば楽しい留学生活をおくられると思います。だから、誰も私のことを理解してくれないと考えないで、まず相手を理解しようとしてください。色々な人の色々な文化を学んで成長するのです。あなたは相手のことを理解しようと思えば、すぐではないかもしれませんが、相手もあなたを理解しようとしてきます。最初の一本をあなたから出してください。 食文化について、例えば、イギリスの料理はまずいのが世界的に有名ですが、この様な話があります。日本では(トルコでもそう思いますが)美味しくない食事をするとその分人生を無駄にしたと考えます。イギリスでは、食事に費やす時間が無駄だと考えるそうです。『料理の手間時間のかけなささ』と言いますが、その国の人がそれは時間の無駄だと思っているかもしれない。ですから、物事についての考え方は国によってかなり違います。まして、日本と欧米になるとその差がはっきり見える。 最後に、自分の国の文化などを誇りに思うことは良いことです。しかし、過剰な誇りなど、プライドを付けると他の国の文化や習慣を理解するのに壁になります。そして、日本人には、世界でこれは日本にしかないみたいな考えがかなりありますが、大体間違っています。解答no.4を読むと日本に四季がありますとか、世界で四季がある国は沢山あります。ちなみにトルコについて厚い国と書いてありますが、トルコ東部では、冬の気温はマイナス35度にもなります。中部でもマイナスになります。(飛んでイスタンブールという曲を聴いて、トルコが砂漠だと思っているかもしれない) 留学というのは、ある意味挑戦です。その挑戦の心構えは、そのことをまず認めることです。そこの人が美味しい言って、食べているのなら、それを美味しいと考えて食べてください。留学生活は苦しいことが多いです。その中で自分が楽しめる、嬉しくなることを探して見つけてください。抽象的でわかりずらいかもしれないので、一つ例を言うと、来日して間もない時、相撲を見て、『一瞬で終わるし、ほぼ裸だし、馬鹿馬鹿しいスポーツだな』と思いました。しかし、その後相撲が好きな先輩を見て、『何が面白いんだろう』考えて、相撲にもいろんな技があることが分かった。今では時間があれば必ず見ます。 長くなりましたが、色々な友達ができて、様々な文化に触れ合う機会です。日本は島国で、他の国の文化に接触する機会は少ないです。ですので大いに頑張ってください。
お礼
>イギリスでは、食事に費やす時間が無駄だと考えるそうです。 びっくりしました笑。 今日も色んな国の人たちとお食事をしたのですがbarboshさんの認めるというアドバイス を思い出しながら食事しました。楽しかったです。私は日本の食べ物にプライドを持ちすぎていたのかもしれません。 すぐは変われるとはいえませんが少しずつ変わっていこうと思います。 ありがとうございました。
- parder
- ベストアンサー率41% (106/258)
以前TVでみたことなので、うろ覚えですが・・・。 人間の舌は大雑把に言うと甘味・塩味・酸味・苦味を感じることが出来ますね。 でもそのほかに「旨み」も感じることが出来るそうです。 旨み成分とは食品の中のアミノ酸類のことなんだそうですが、日本人の舌はその旨みを感じる部分が特に優れているのだそうです。 その部分があまり発達していない人種が多い国の食事は、味付けが塩・胡椒のみだったり、素材そのものの味だけだったりすることが多いそうです。 日本人はその部分がとても発達した人種なので、微妙な味の違いがよく分かり繊細な味を作り出すことが出来るそうなのです。 分かりやすいのが「だし」です。 日本の料理の基本にはだしが必ずと言っていいほど使われますね。 そのだしもこんぶ・かつお・いりこなど色々あり、それぞれ旨みが違いますね。それらをうまく使い分けお料理を作り上げることができる人が多いのが日本人なのです。 どうしようもないことですので、そういう能力が備わっていない人が多い国のお料理だからと思うしかないのかなと思います。
補足
>どうしようもないことですので、そういう能力が備わっていない人が多い国のお料理だからと思うしかないのかなと思います。 なぜ日本人がそうなってしまったのでしょう。。。 考えれば答えはでるようなことですが 食を極めればどの国の人にも発生しうるものなのではないのかって よく思っちゃいます。これだけ長い歴史生きているのですから。でもないからしかたがないのでしょうね。。 回答ありがとうございました。
- phj
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嫌悪感を持つのはどうかと思いますが、日本の料理が美味しいのは事実です。日本人である部分を割り引いても、日本の食卓は豊ですし、それは誇りに思っていいでしょう。 まず日本の食事の特徴として箸で食べることが挙げられます。 よく考えてみると、日本の料理は箸で切ることができる料理ばかりであることに気づきます。ステーキのようにナイフを使わないと食べられない料理などありません。 この「箸」が日本料理の手間を生んでいるといえます。同様に中華料理や韓国料理にも似た傾向をみることが出来ますね。 また日本の特色に四季があります。春には目息吹いた山菜などを食べ、夏には青々した野菜などが楽しめます。秋には栄養タップリな根菜類やお米が食べられますし、冬には冬の味覚があります。このように四季を通じて、旬のものや場所によっての違いに敏感になるのです。 しかし他の国ではそれほど四季が明確ではありませんし、旬を楽しむ感覚も薄く、トルコのように暖かい国ならいつでも同じような商品が並んでいることでしょう。 また日本は以外にも江戸時代から流通の発達した経済を持っていました。江戸に住んでいれば、北海道のにしんをつまみながら大阪・京都の酒を飲み、最後に美味しいお米でしめることもできたのです。 これが消費者の目を肥えさせたのか、食品に限らず日本の消費者は世界で一番品質に厳しいといわれております。 しかし日本で一般的な料理法でも元は外国というものの沢山あります。てんぷらは江戸時代に日本に来たヨーロッパの調理法ですし、かぼちゃだってジャガイモだって、すべて外国から入ってきた食べ物です。 ただし、それをブラッシュアップして日本のものにしてしまう才能は日本人の誇りとすべきところですが・・・ ですので、日本人の感覚から見て、諸外国の食事が豊に見えないのはむしろ当たり前です。もう少し他国の文化と歴史を知れば、そのような食事にも理由があり、けして貧しいわけではないことも分かってくると思いますが、質とバリエーションなら日本人の食事はとても素晴らしいものです。 但し逆に外国人から見れば、伝統や歴史の裏づけも無く節操もなく色々な料理を取り入れて、ただ単に飽食を浴びる日本人という見方も出来ることを忘れないでください。
お礼
読めば読むほど日本人に生まれたことを誇りに思うもちょっと悲しくなっちゃいますね。 今私や、その他の外国のお友達は留学生という身分でフィンランドに来ていて集まってパーティーをしています。 その時よく留学先の人との交流で考えさせられることや留学中の苦悩などについて話し合うのですが 日本人(アジア人)が私一人というのもあり食事に関しては私の意見は誰にも理解されずすごく悲しいんです。 それ以外にも欧米間では理解できる悩み、宗教の話、ベジタリアンの話などされると嫌ではありませんが家に帰ってから留学生同士で集まっても悩みを理解されない苦しみに悲しんだりしました。 日本人である以上島国ということも影響して外に出たときに感じる苦悩は 他の国の人には理解されにくい点が多いと留学してから思いました。 悲しいですが限られた留学期間で今より成長できれば言いと思います。。。 回答ありがとうございました。
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
化学調味料ばんばんのファミレスやチェーン店、アメリカ仕込みのジャンク系ファーストフード、脂質や糖質過剰な加工食品、輸入しないと入手できない食品の数々、規制はされてるが誰も気にしない農薬、濃い味付けでないとおいしいと思えない若者・・・・こんなのが蔓延してる日本のほうが食が豊かと思うなら、相当間違ってますよ。 食文化は、その土地固有のもので、どんなものでも文化です。それを蔑むのは、ただの視野狭窄、自己中、世間知らずです。 あなたは単に、昔から食べてた日本風のものがおいしいと思ってるだけ。今のものが口に合わないと思ってるだけです。それ以上でも以下でもない。 たとえば、日本国内でも味の相違がある。東海ではあたりまえの味噌カツやなんやを、ある地方の方は「そんな甘いトンカツなんて食えない」と言うだろうし、関西の方は「納豆なんて食べモノではない」と言うでしょう。 いくら食文化だと言い張っても、海外からは鯨やマグロは食うなと言われるし。日本は魚臭い、しょうゆ臭いってのは、外国人観光客がよく言うセリフです。逆に日本人も、韓国や中国に対して「犬食ってるなんて信じられない」とも言うでしょう。 結局はすべて余計な御世話なのです。で、そんなに嫌なら、帰ってくればいい。そこで暮らすなら、その流儀に従うべきです。
お礼
色んな国の人とパーティーをしても どんなに文化であろうとおいしいと思うものはないとイライラしっぱなしでした。でも >結局はすべて余計な御世話なのです。 これはこれ以上でもこれ以下でもない至極結論なのでしょうね。 これを受け入れられるくらい成長できればいいと思います。 回答ありがとうございました。
- camelo
- ベストアンサー率19% (11/56)
文化の違いでしょうね。 私が主に住んだのはスペインだったのですが、友達の家で「ご飯食べる?」と聞かれ、出てきたのはチーズとサラミとパンと水、ワインでした。 日本では、急場でも多少なりとも手をかけたモノが出されるので、ちょっとびっくりしたけれど、普段の食卓はそういったもののようです。 その時、日本の普段の食卓は贅沢ともいえるものかもしれないと、感じました。 それに日本の野菜や果物の品種改良にかける情熱はすごいものだとか。 日本産のリンゴは芸術品と言っても良いほどの作品らしいですよ。 だからといって、彼らの食文化が貧しいかと言えば、決してそんなことはないのです。 『郷に入りては郷に従え』ですよ。
お礼
芸術品ですか!へー、そういう風に感じるのですか。。。 >だからといって、彼らの食文化が貧しいかと言えば、決してそんなことはないのです。 そうですね、世界的平均の基準を考えれば日本がちょっと違ってるだけですもんね。。。 こっちに来る前はなんでも受け入れられる自信がありましたが身をもって体験してみると かなり難しいことが分かりました。これからも精進していきたいとおもいます。 回答ありがとうございました。
お礼
面白い考え方ですね。すごく興味深いです。 回答ありがとうございました。