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アメリカ崩壊
近い未来からやってきた人がいて、 「アメリカ? あ~!昔、あったねぇ、そーゆー国。」 …とか言われると、あなたはやっぱり驚きますか? ここで言う「近い未来」が具体的に何年後だったら驚きますか? 10年?5年? 妄想が入り混じっているアホな愚問で申し訳ないですが、もはや最強のアメリカ。それでも、崩壊する可能性はあると考えられるもんなんでしょうか? 崩壊のシナリオなんかも回答者さんが考えていただいて結構です。 こんなアホな質問、誰にも聞けませんので、よろしくおねがいします。
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僕もアメリカは100年後も現在の社会体制で繁栄を続けているとは思えませんね。つまり「アメリカ」という国家は存続していても、その内実は現在の社会体制が一旦崩壊した後にできた、全く新しい社会体制をもつ「アメリカ」という国家である可能性があると思います。僕がアメリカの崩壊の原因としてもっとも可能性が大きいと考えるのは、やはりアメリカ型資本主義経済の行き詰まりからなる自己崩壊だと思います。現在のアメリカ経済体制は、完全な弱肉強食の過酷な資本主義経済であり、強者にとってこれほど住みやすい国はないかもしれませんが、弱者には非常に過酷な世界です。これでもまだアメリカが存在していられるのは、偏に中産階級がまだ多いこと、ある程度教育の機会均等が浸透していることが挙げられます。中産階級は社会を安定させ、教育の機会均等は誰にでも豊かになれるチャンスを与えているわけです。しかしこの唯一の社会安定化機構が狂えば、一気にアメリカ型資本主義社会は崩壊へ向かう可能性があります。例えば教育の機会均等が全く守られなくなれば、エリートの再生産が行なわれるようになり(つまり現在の日本の教育改革と同じで、豊かな者はその財力にものを言わせてその子供に十分な教育を与えることができ、反対に貧しい者はお金がないため、子供の教育費を十分に費やすことが出来ず、結果親の財力により将来が決定してしまうということ)、結果社会階層の固定化が行なわれます。これにより貧しい者は完全に出世への道を絶たれ、絶望の淵に立たされることでしょう。これは社会の大きな不安定化要因となります。そして社会階層が固定化されたまま、さらに過激な資本主義が続けば、中産階級もいずれ二極分化され、豊かな者達のグループに入る者と、貧しい者達のグループに入る者に分かれるでしょう。こうなった時がアメリカ社会の最後です。勝手気ままに何の不自由も無い豊かな物質文明を享受するほんの少数の富者と過激な資本主義社会で競争に敗れ、また教育の機会均等の喪失により再出発の道すら失った大多数の貧者。こうなれば1929年の大恐慌の再来か、国内内戦の勃発か、どちらが早い、という話になってくると思います。 まとまりがなくなってしまいましたが、結論を端的に言うと、現在の過激なアメリカ資本主義経済がこの先永遠に続いていくとは到底思えず、100年も先には(多分現実的には50年)現在と全く違った経済メカニズムをもつ国に生まれ変わっているだろう、ということです。
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- shige_gege
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100年くらいで可笑しくなるのは確実みたいですよね。 ヒスパニック系住民の比率が拡充する一方で英語を使用するとついていけない児童生徒が増えていると聞きますから...。 一部の富裕層が牛耳っている国ですもんね...。 未来なんてあるんかな〜。
お礼
人種の坩堝である国だからこその問題ですね。ありがとうございました。
- apple-man
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>こんなアホな質問、誰にも聞けませんので、よろしくおねがいします。 アホな質問じゃありません。 歴史を見ても300年以上続いた国、または政権というのは 存在しないのですから、アメリカが永遠に存続するか崩壊するか と言えば、崩壊する可能性のほうが大きいと思います。 >ここで言う「近い未来」が具体的に何年後だったら驚きますか? 10年?5年? 来年でも別に驚きません。国が滅びるパターンとして外部からの侵略 と内部からの革命がありますが、10年、5年という未来の話なら 侵略だと思います。ギリシャの都市国家のように安定した民主主義 国家は何かしら外部から反感を買い、攻められて滅んでいます。 ギリシャの場合、周辺国家から税金をとり過ぎた。 ギリシャの場合、強力な軍隊を持つスパルタと軍隊を持たない アテネがありましたが、スパルタのほうが先に滅んでいる。 このスパルタとアテネの関係は、現在のアメリカと日本の ような気がしてなりません。 アメリカを滅ぼすのはどこ?と言えば、イスラム国家 でしょう。 >もはや最強のアメリカ。それでも、崩壊する可能性はあると考えられるもんなんでしょうか? ハイテク兵器などなかった時代には、軍隊の強さは兵士の強さ に比例していたわけです。ギリシャのスパルタの軍事教育は 凄まじく、今でも子供にものすごい勉強をさせることをスパルタ教育 と言いますね。そのためスパルタの軍隊は精鋭揃いだったはず。 周囲の国家からの貢物で、国も潤っていたはず。 でもなくなってしまいました。
お礼
イスラム国家からの脅威に、強気なフリしてるけど 実は案外アメリカはビビっていて(笑 だからこそ日本やイギリスを巻き込むのかな・・とご回答を見ながら思いました。ありがとうございました。
その未来人が1年後の人間でも驚きませんね(笑) だって……ねぇ(笑) 安保理が……(笑) 明日の人間だったら、さすがに驚くでしょうけど。(今日の新聞には、アメリカが崩壊するような兆しとかは何も掲載されてませんでしたからね)
お礼
なるほどー。やっぱり脆いもんなんですね。そーいえば、矛盾だらけの国ですからね。ありがとうございました!
お礼
僕もアメリカの体制っちゅーか、そのシステムは疑問に思うところが多いです。ただ、それを日本がためらいも無く取り入れようとしているので、「なんで?」よりも、「どーなってるの?」という感じでワケ分からなく混乱してました・・。上記にバシッと書いていただき、スッキリしました(?)ありがとうございました!