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ゆとり教育はなぜ導入されたか?

建前はどうでもいいので、本音のところを知りたいです。 ゆとり教育の導入によって、没落してしまった公立校とその他の私立の進学校の教育格差が問題となっていますが、私は、ゆとり教育とは初めから経済格差による教育格差を助長する目的で導入されたんだと考えています。 この方針を導入したお金がある旧文部省の役人の子供たちはお受験やら何やらで、いわゆる進学校に進みやすいのに対し、幼児期から教育にお金をかけることができない一般家庭は多くの場合、公立に行く結果になります。そして、この二校の教育の差をゆとり教育で広げることで、充実した教育を受けられる役人の子供を一般家庭の子供よりも、その後の大学進学などでより有利にすることができます。初めから、旧文部省はこれを狙ってやったんだと思います。 つまり、ゆとり教育は旧文部省の役人が自分の子供かわいさに導入したと思うんですがどうでしょうか? 特に文部科学省(旧文部省)の方、ゆとり教育の導入を推進した方々にご回答いただけると幸いです。

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  • mambo_no5
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回答No.10

週40時間労働(週休2日・8時間労働)の強化を進めるに当たり公務員から率先して行なおうとなったときに、ネックになるのが公立学校の教師でした。 日曜日休みだけでは、表向きにも40時間労働は無理なため、学校そのものを週休2日(当初は隔週でしたが)にする必要がありました。 「詰め込み教育によって人間性が欠ける」などの世論や研究者らの発表を口実(?)に、週休2日導入をはかったのではなかったでしょうか。 教師の中にも「他の公務員が週休2日なのに、我々は蚊帳の外か!?」と声を上げる人たちがいたようです。 (土曜日がなくなると、授業のカリキュラムがぁぁと困っている教師も多かったそうな) と、まあ伝聞の域をでませんけれど・・・

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、教師にも休日が欲しかったというわけですか… 有り得そうな感じがします。

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その他の回答 (15)

  • edoduki
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回答No.5

> 本来なら詰め込み教育⇔内容スカスカ教育、ではなく詰め込 > み教育⇔より、具体的で理解しやすい教育 なはずです。こ > れをやらずにカリキュラムをスカスカにするところから始め > たから私は理解できないんです。 結局、ゆとり教育は少人数学級などをボツにした時点で失敗が確定的になっていたという見方ができるのでしょう。人手がかかる金がかかるので それらは議論の対象外としたことで、如何に授業内容を減らして行くのかという方向へ議論が進んだという事。集中的に基礎だけしっかり教えようとしたという事なのでしょうが、でもそれは現場や教科書の制作などにも上手く伝わっていないし、結果として反映もされない。それ以前にその方法自体にも無理がある。その結果がスカスカという自体であったりなのでしょう。 ゆとり教育的教育の成功国などの例を見ても、それまで以上の教育水準の達成を目的に教育改革を行うのであれば、人でもかかるしお金も必要であり、日本の政治にはその理解がなかったという事ですね。要するに教育に予算を回さないこの国は教育には力は入れる気がないという事です。 小泉元首相が「米百俵の精神」を語っていましたが、プロパガンダとして使用しても、その精神は持ってもいなかったという事なのでしょう。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、ある意味この国は教育には力は入れる気はない という姿勢の結果がゆとり教育だったというわけですね。

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  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.4

詰め込み教育、丸暗記教育、お受験競争などの激化から、試験に受かることだけを目的とする教育や勉強方がもてはやされるようになったため、これらの是正が切っ掛けになります。 当時の学生らの勉強は「テスト終わればすべて忘れる」などと揶揄され、また民間調査会社の調査によれば、受験競争が最も激化した世代の人たちの学力が、世代別に分けると最も低く、特に理数系の学力に問題を抱える人が多いという結果もでているそうです。 これらの詰め込みと暗記に偏った勉強の是正の為に、そうした風潮に歯止めをかけようと、教育改革の議論が進められる事となりました。 そこで子供たちひとりひとりに目を向ける教育という理念の元に、授業時間の短縮、個性を育てる教育、一部の試験の撤廃などの改革が行われました。 しかしこの教育改革には少人数学級制度などが見送られた事(予算的に切られた)や詰め込み教育推進派などの大きな抵抗と共に、即断的とはいえ学力低下という結果を突きつけられゆとり教育という試みは後退する事になりました。現在ではゆとり教育改革以前以上の詰め込み教育体制ができあがっていたりします。 また世の親、学校現場などの理解がほとんど得られないまま、上だけの議論と理解で進められた結果、ゆとり教育がいつの間にやら怠け教育的な扱いになっていったというのも失敗の一要因でしょう。 原因はいろいろあれど、巨大な縦割り組織で中央集権的な体制下では、ゆとり教育というのは不可能な技な気もしますが。 それでも、教育熱心であいた休みの日に公教育とは別の教育へ取り組んだ人たちにとっては良い制度だった事でしょう。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >これらの詰め込みと暗記に偏った勉強の是正の為に、そうした風潮に歯止めをかけようと、教育改革の議論が進められる事となりました。 そうですね、これはよく聞きます。私は、この発想自体は非常によかったと思います。 しかし、その後どういう議論になったのかは知りませんが、結局やったことは何かというと、授業時間の短縮とそれによる授業内容の削減(先送り)です。 本来なら詰め込み教育⇔内容スカスカ教育、ではなく詰め込み教育⇔より、具体的で理解しやすい教育 なはずです。これをやらずにカリキュラムをスカスカにするところから始めたから私は理解できないんです。 余談ですが、私が一番びっくりしたのは中学の数学で“一次不等式”を教えないことです。実際の計算だけではなく、概念も教えていないはずです(私の勘違いだったらすいません) これは下手をすると、ものの大小を比べるという数学の根本的な内容を理解しないことになります。こんなことを平気でするようなことを私は理解することができません。

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  • nature345
  • ベストアンサー率15% (155/977)
回答No.3

   文部科学省とは無縁の者ですが。   過去、何十年も詰め込み教育だった。これを問題視したため  ゆとり教育、総合的、総合教育を取り入れた。実際は週に  1~2時間で、教師は長年の経験から勉強や学習の幅を広げた。  研究会なども盛んに行われ、どう対処するか、研究もしたが  やはり学習は確実に行われた。  このため、平均点は上がらなかったが、子ども達のレベルは  それほど下がってはいないのでは?  受験の合格には塾の存在があります。  

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >このため、平均点は上がらなかったが、子ども達のレベルはそれほど下がってはいないのでは? そうでしょうか?私は甚だ疑問です。確かに、小学校・中学校の基礎的なところに関してはそれほど下がっていないかもしれません。しかし、あくまで主観ではありますが、中学で教えていたことを高校で教え、高校で教えることを大学で教える結果、高校・大学入学段階では明らかにレベルは落ちていると思います(少子化の影響も多少あるかもしれませんが) >受験の合格には塾の存在があります。 そう、これなんです。私は、このゆとり教育によって、塾に行ける子、行けない子の差が広がったと考えています。 私は、中高一貫の進学校でしたが、大学受験の時は塾は行ってませんでした(○会はやっていましたが) そのため、私は大学入学するまで、勉強というものは自分でできるものだと思っていました。しかし、家庭教師で公立の中・高生(中堅ぐらいの学校?)を教えた時、授業のあまりのスカスカ度合にびっくりしました。その時になって、はじめて自分が恵まれているんだと思いました。正直な話、あんな授業内容で自分で勉強しろという方が無理な気がしました。 ゆとり教育のせいで、進学校や塾に行くことがままならない子どもは自分で勉強するための基礎がかなり揺らいでいると思います。結果的に、進学校や塾に行けて、まともな教育を受けられる子供が受験などでいい結果を残せるんだと思います。

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  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.2

導入時から現在に至るまでに、この推進派の派閥が省内にある、というのが、外から見たときの印象です。 その派閥争いが、ご質問者のいうようなものかどうかは、分かりません。そんな高尚なものではない気もします。 そこまで先が見える人なら、もっと分かりにくい仕掛けを作ると思いますよ。ゆとり教育は、総合的学習の時間をはじめ、指導要領自体が分かりにくく、現場の教員を混乱させてしまうくらいに制度は複雑だったのですが、私がご質問者のいうようなことをやるなら、制度は分かりやすく、仕掛けは分かりにくくしますが。 「国際標準」で工業力が削がれたのと同じようなミスリードをお役人がやった、ということは分かるんですけどね。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >制度は分かりやすく、仕掛けは分かりにくくしますが。 確かにそういう気もしますね わかりにくい仕掛けが思いつかなかったとかだったり…

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  • himit
  • ベストアンサー率39% (27/68)
回答No.1

文部科学省とは無縁の人間ですが・・・。 どこぞの三流週刊誌記事を鵜呑みにしたかのような考えですね。 だいたい、国の教育制度の根幹を変えようとするときに「自分の子供かわいさに導入」することなんてできると思いますか?多くの政治家も関わり、全国のマスコミや研究者が注目する中で、そのような子供じみた発想が通用するわけありません。現在では、ゆとり教育について諸々の問題点が指摘されてはいますが、制度を作っているとき、作っている人たちはそれなりに一生懸命考えたのだとは思いますよ。 ただし、学力や教育というものをどのようにとらえ、どのような方向性を目指すのかという部分についてあまり議論されていなかったために、中途半端なままスタートしてしまったことも事実でしょう。 それに、仮に教育制度がうまく機能したとしても、すでに社会的、経済的な格差が広がってきた中でのスタートです。教育だけが理想的な方向に向かっていけるということはまずあり得ません。

owata-www
質問者

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。まあ、色々反論したいところはあるんですが… それはいいとして、私が聞きたいのはこの制度が導入された本音のところです。正直な話、私はこんな残念な制度を導入した理由が他に考えられません。むしろ、「自分の子供かわいさに導入」したと考えるのがある種人間的で、一番納得いきます。 しかし、もしかしたらもっと崇高な理想があって、それが現実にはうまくいっていないだけだとしたら、その理想を聞いてみたい…というわけです。

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