FXでいう「大損」の意味合い

質問

FXや株などはやったことのない素人です。

FXについて書かれた小冊子などを読んでみると
値下がり？を始めると業者から「マージンコール」とか「ロスカット」といった手段で終了を促し
最終的には手元に小額だがお金は残る、みたいな感じに受け取れたのですが
これは最初に入れたお金以下にはならないということなのですか？

以前からよく「FXで大損した」などというニュースや雑誌記事を目にする事があったのですが
FXでよく聞く「大損した」というのは１０の資金が100にも1000にもなり、
それが失敗してまた１０前後になった、というニュアンスなのでしょうか？
それともやりようによっては最初の資金を大幅に下回りマイナスを出すような事がしばしばあるのですか？

素人に分かりやすく解説してください。

回答No.2

masosan · ベストアンサー

仮に１０万円入金したとします。今はアメリカドルは９３円です。
アメリカドルを1万通貨＝９３万円買ったとします。
８３万円はＦＸ業者から借り入れていると思ってください。
この場合、ドルが８３円を割れれば１０万円は消えてしまいます。
当然、入金した以上に損失が発生すると、追証といって、単純にお金を返せと請求されます。
通常は業者によりますが、たとえば８３.３０円付近で強制的に決済されます。
この場合、８３．００円で入金分が０円となり、ますが「．３０円」を残すことにより、３０００円手元に残ります。これがロスカットと言います。大損ですね。１０万円入金しても３０００円しか残らないのですから。
日本のＦＸ業者は土日は取引できないので、週明けの月曜日にレートが大きく変動した場合はその朝の時点のレートで決済されます。（土日もレートは変動します。）
たとえば、上記の例ですと月曜のレートが８０円で始まった場合は、３円マイナス分の３万円をＦＸ業者に支払わなければなりません。土日はロスカットは機能しません。

わかりましたか？

お礼

回答ありがとうございます。
だいぶ理解できたように思います。ありがとうございます。

レバレッジが大きいほどこの変動での価格差が大きく
そのまま土日に取引できず月曜に大幅変動→大損（業者に大きな支払い）
みたいな考え方でしょうか。

回答No.5

masosan

No.2です。

その通りです。週末はポジションを調整しましょう。

お礼

再度回答ありがとうございます。
週末に再調整することで防ぐんですね。

回答No.4

apap123

＞＞これは相場が急激に動くと「マージンコール」・「ロスカット」が
機能しないという事ですか？

　そのとおりです。

　まずは実例から。（レートなどはなるべく分かりやすくしました）
【前提】
　１ドル＝１００円、１００万円手持ち、レバレッジ１００倍（注：手持ちの何倍の資金を運用出来るか）、ロスカット５０％（手持ちが５０万円になったら強制決済）
【通常の場合】
　１００万円を全部つぎ込むと、最大で１００万ドル（１億円）の米ドルを買うことが出来ます。１ドル＝１０１円になると、１００万円もうかります。逆に、１ドル＝９９．５円になった瞬間に、５０万円の損失となるので、ロスカットとなります。
【極端な相場】
　米国で大規模な景気後退のニュース等が流れると、数分でドルが大暴落します。今年に入って、瞬間に５円ぐらいさがるのは珍しくないです。ドル売りが殺到すると、値段がつかず、９９．５円のところで売れないので、結局１ドル＝９５円のところで売買が成立します。そうなると、１００万ドルなので、５００万円の損失。証拠金１００万円は当然没収され、さらに４００万円の負債が残ります。

　分かりやすいようにかなり極端な例を書いて見ましたが、今年の秋になってこのような目にあっている投資家は少なくはないと思います。レバレッジを１００倍とか極端な数字で勝負する時は、大暴落で大損しないよう注意してください。約款にも、証拠金以上に損することがあり得ると、わかりにくく書いてありますしね。

お礼

再度回答ありがとうございます。
分かりやすく理解できました。FXってコワイですね・・・。

回答No.3

masuling21

ＴＶ番組で見たのは、一晩で1000万円が10万円余りになった主婦の話です。昨年8月半ばの急な円高のときで、通貨はポンドでした。
十分、大損と言えます。

お礼

回答ありがとうございます。
さらにマイナスになって支払いが出なかったとはいえ
1000万が10万は確かに大損といえますね。

回答No.1

noname#141297

＞これは最初に入れたお金以下にはならないということなのですか？
基本的にはそうですが、相場があまりに急激に動くと元金以上の損失が出ることもあると思う。

１０の資金が３になったというイメージです。ただ人によって取引量は違いますからね。何百万消えてなくなっても仕方ないねと割り切れる人もいれば大損したと考える人もいます。

ここでいう大損というのは資産が元金以上に減るという意味ではなく。取引量が大きいので元金があっというまに３になっちゃったということだと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
多少のお金が残る、という事なので「10の資金が３になった」の方が正しいですね。
「失敗してまた１０前後」では元本保証に近いニュアンスですよね・・・。

＞相場があまりに急激に動くと元金以上の損失が出ることもあると思う。
これは相場が急激に動くと「マージンコール」・「ロスカット」が
機能しないという事ですか？