• ベストアンサー

スピーカーの減磁について

スピーカーに大信号が入力されるとスピーカーの磁石が減磁されるという話を聞いたのですが、それはどういう理屈、原理ですか? また、どれ位の大入力があると減磁するのでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

再びの iBook-2001 です♪ 「減磁」には 時系列と衝撃による影響も有る事を書き忘れてしまったようですので、補足です。 時系列とは 時間的に減磁することです。人工的に磁力を蓄えた磁石ですので、「永久磁石」と言う言葉が有る通り、実際には永久では無い物なのです。 衝撃は 逆に単純な鉄くぎを 南北方向に向けて石で何度も何度もたたくと磁石となります(わりと 弱いのですが) これは ランダムだった分子レベルの磁気が地磁気によって 衝撃の度に影響を受けるためとも言われています。 以上から SN極が近接しているスピーカーの場合では ビンテージ物は地磁気による自然減磁と 利用による振動からの衝撃による源磁が 考えられます。 あくまで科学的な論理です。 音質が著しく変わる程の影響は アルニコやフェライト磁石の場合では、極端な環境にさらされない限り、無いと言えると思います。(微少レベルでは 変化はあるはずですけれど) 一応 前回答に補完させてください。

その他の回答 (4)

回答No.4

はじめまして♪  減磁のプロセスは多数の要因が考えられますが、長時間の大入力によって振動、発熱、強い磁界変化によると 考えられそうです。 具体的には 野外コンサート等でユニットに100W~1000W等の入力が何時間も有ると 十分に可能性は有りますし、プロ現場ではユニットもある意味で消耗品として扱われます。 一般家庭では0.01W~数Wですので、極端な減磁はほとんど考えなくて良いと思います。 しかし 影響がゼロでは無いでしょうから、10年、50年等の期間には有る程度磁力が弱る事はあり得ますね。 普通の家庭内で使っている分には 心配ないと思いますよ~♪

noname#201982
質問者

お礼

減磁させるにはかなりのパワーが必要という事ですね。ありがとうございました。

回答No.3

>スピーカーに大信号が入力されるとスピーカーの磁石が減磁されるという 昔、フィールド型スピーカーというのがあって、永久磁石ではなく アンプの電源部を利用した電磁石でスピーカーを作動させていた 時がありました。強力な永久磁石がまだ出来なかった時代です。 その後、皆さんが回答されている着磁という方法で磁力が保持できる 材質ができたのです。この材質は、近年も改良、開発が進み どんどん強力で、小型のものが作られています。 過去にアルニコという磁石がスピーカーに使われました。 今でも使われていますが、希少な金属を使うので非常に高いものに なり、一般的には使われていません。 今はフェライトという焼成タイプの磁石、あるいはその改良型が 多くを占めています。 そこで、ご質問の大入力と減磁の関係ですが、一般的に磁石は 熱に弱い(磁力が低下する)といわれており、このアルニコなどは その代表的なものです。大入力を入れるということは、発熱も かなりある、ということです。構造的に冷やす工夫をしていますが、 常に熱を加えると、減磁が進みます。 ただ普通に使っていれば、減磁よりも他の部位の劣化が進みますので 気にするようなことでは、ありません。 音も徐々に変化していきますので、解りません。

noname#201982
質問者

お礼

熱の発生によって減磁はするが、実際には他の部分が先にダメになるだろうという事ですね。ありがとうございました。

  • nokata
  • ベストアンサー率27% (134/493)
回答No.2

磁化させるときは直流で、消磁する時は交番で行います。 ですので交番で高圧電圧をコイルに流し、磁石に近づけると 磁石の磁力は消えます。 厳密に言うと確かにスピーカーのコイルに流れた電気によってコイルに磁力ができ、交互にS極N極が変わればスピーカーの磁石は消磁されます。 ただしスピーカーの磁石の質量に比べボビンに巻かれたコイルによる磁場は微々たる物ですので数年の単位では減磁の作用は無しに近いと思います。 多分コイルが焼ききれるまで入力しても影響はないと見ていいのではないでしょうか。 影響が無いだけで、少しづつ磁力は弱まっているのは確実です。

noname#201982
質問者

補足

交番とは交流の事でしょうか?

  • tanayama
  • ベストアンサー率17% (10/56)
回答No.1

そのようなスピーカーがあるかは存じませんが、原理はわかります。マグネットを着磁するのと同じです。 マグネットヨーク(コイルを巻いたもの)にマグネット(磁石になっていないもの)をいれ高電圧をかけ着磁します。磁石の用途にもより電圧は変わります。 私の知っている範囲では1500Vから3000Vの間で電圧を可変してマグネットの磁力を調整し磁石をつくります。それ以外の電圧もあるとは思いますが、私は知りませんのでごめんなさい スピーカーですが、このような高電圧に耐えられるとは思えないんですがあるのですかねえ 又、高電圧に耐えるスピーカーがあると仮定しても減磁されるとは限りません 電流の流れる方向が逆なら磁力が強くなります。 この程度でごめんなさい

noname#201982
質問者

補足

減磁させる時も高電圧をかけるのですか?

関連するQ&A