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カロリーベースという言葉の意味について
私が読んでいる中国関係の本に、「カロリーベースでの日本の食料自給率は・・・」。という記述がありました。 このカロリーベースの意味を調べてみたのですが、 「食品に含まれる基礎的な栄養である「カロリー(熱量)」をものさしにして、食料品全体の自給率を計算すること」とありました。 何度も読んでみてもイマイチぱっとしません。これはどういう意味なのでしょうか?分かり易く説明していただけないでしょうか? よろしくお願いします。
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noname#79650
回答No.1
分かりやすくするために、 ・日本国内で1年間に消費される食糧が「輸入を含めて」100トン ・そのうち「日本国内で生産された食糧」が10トン --で考えてみると、 100トンのうち10トンを国内で生産しているから、 日本国内で1年間に消費される食糧のうち、国内で生産された分の比率は10%。 これが「重量ベース」での食料自給率。 で、↑の「トン」を「カロリー」に置き換えて、 ・日本国内で1年間に消費される食糧の全カロリー量は100キロカロリー ・このうち、日本国内で生産された食糧のカロリー量は10キロカロリー --と考えてみると、 日本国内で1年間に消費される食糧の全カロリー量のうち、 日本国内で生産された食糧のカロリーの比率は10%。 これが「カロリーベースでの食料自給率」。 もちろん実際には、食品によってカロリー量は違うので、 例えば輸入された食品の100グラム当たりのカロリー量が、 国内で生産された食品の100グラム当たりのカロリー量に比べて高ければ、 食料自給率の数字は下がるし、逆なら上がるんだけど。
お礼
非常に分かり易く説明していただいてありがとうございます。 参考になります。本当に助かりました。