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空母のアイランドの重さ(´・ω・`)
お世話になります(´・ω・`) この間、アメリカの空母の写真みてたんですが、アイランドがとても大きくて重そうですよね。もうそれだけで何千トンもありそう・・ でその艦橋が大抵右側に設置されてますが、それだけ重いものをのせてると当然バランスが悪くなりますよね(´・ω・`) とはいっても甲板の反対側には何もない・・ 内部の反対側に重り的なものがあるんでしょうか? それとも艦載機の配置で対応しているのか・・(´・ω・`)? でもそれだと艦載機が発進したらバランスが悪くなりますよね・・(´・ω・`)う~む もし何もなければ空母は艦橋側に転覆し易いということになっちゃいますが・・何も策を講じてないとも思えません・・ お詳しい方宜しくお願いしますm(_ _)m
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まぁ、バラストタンクももちろんあるんですが… 第2次大戦時の設計までの、直通甲板の空母でしたら、内部の機器の配置を工夫することで、艦橋アイランドの重量分を均衡させていました。 ただ、均衡できるだけ機器配置をずらそうと思ったら、ある程度は船体幅も必要です。 日米の初期の戦艦転用型の空母(赤城だとかレキシントンだとか)は、もともとの船体が大きいので、結構大きい艦橋アイランドを載せても、相応にバランスが取れましたが、その直後に出来た高速中型の空母では若干は限界があって、戦艦転用型よりは小型で低いアイランドの物が多いです。 大戦中期以降のアメリカの空母は、船体構造も洗練されてバランスが上手く取られるようになったので、またアイランドが大きくなったみたいですけども。 また、特に日本の小型空母は、アイランド構造にできなくて艦橋を飛行甲板下に置くケースや、最低限のスカスカの小型アイランドにして、普通は艦橋に置く戦闘指揮施設は甲板下に置くケースもありましたしね。 で、現代のアメリカ空母でしたら、もちろん船体内での機器配置によるバランスも有りですが、船橋アイランドの逆側に置かれるアングルド・デッキの張り出し重量が、これまたバカにならないです。 むしろ、設計の歴史的には、アングルド・デッキの張り出し重量を相殺するために、艦橋アイランドが巨大化したって面すらあります。
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- Zling
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空母だけでなく、大きな船舶には船体内にバラストタンクと 言うカラの場所があります。 このタンクの中に海水を出し入れして、前後左右のバランスを取っています。 ここみるとわかるかな・・・ http://www.sof.or.jp/jp/news/151-200/157_3.php 戦闘艦は当然攻撃を受け、館内に浸水するとバランスが壊れるので 反対側のダラストタンクに注水しバランスを取ります。 しかし、これにも当然、限界があり対応できなくなると、転覆、沈没となります。 戦艦、大和はアメリカの魚雷攻撃の多くを左舷に受けています。 これは、同型艦の武蔵と戦闘した際、武蔵がバラストタンクへの注水システムを有し、艦の傾きを修正、なかなか沈まなかった為、 この経験から左舷に攻撃を集中し、右舷側バラストタンクの注水で 艦の傾きが修正しきれない浸水を狙い、転覆沈没させる作戦でした。
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おお(゜o゜)バラストタンクですか そういえば港に停泊してる船から ジャーって出てますね。なるほど~ どうありがとうございました(*´∀`)
お礼
おお\(◎o◎;)/アングルドデッキですか! なるほどなるほど。 それは全然気がつきませんでした。 それでバランスがとれてるのですね(*´∀`) 大変よくわかる詳しい御説明どうもありがとうございました。