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自分に合ったマイレージカードについて教えて下さい!
先日、こちらでマイレージカードのお勧めを教えて下さいと質問させて頂きましたが 大変詳しい回答を頂きましてありがとうございました。 その際、ANAカードか、もしくはユナイテッドのカードを作成する事がいいと教えて頂きました。 けれども、様々な回答を拝見させて頂きますと、個人のライフスタイルにより どのようなカードがいいか違ってくる事も解りました。 どなたか、私のライフスタイルよりどのマレージが適しているか ご教示頂けませんでしょうか? どうぞ宜しく御願い致します。 ・航空機を使用するのは年に2往復位 1往復=海外(但しパッケージツアーのもので、エコノミー席) 1往復=国内(旅割りなどの格安切符を使用しています。) ただ、マイレージ貯めたさに、新幹線を使用せず航空機を使用するよう 切替をすれば、国内は年に3往復位利用する事になると思います。 (新幹線に乗るより、航空機に切り替えた方が良いのでしょうか?) 今後も、この位のペースで使用する事となると思います。 ・来年結婚予定の独身女性です。 結婚後も働く予定です。 ・現在、どこに付けるか保留にしている使用マイレージ(オーストリア航空利用)があります。 ツアーで使用した、エコノミータイプのヨーロッパ往復チケットのマイレージです。 ・クレジットカードは、年間250万円以上使用しています。 但し、デパートのカード使用が多く、そのポイントでデパートの商品に交換しています。 (デパートはよく使用しますが、今後マイレージを貯めるのであれば、 デパートカードは廃止した方が割が良いのでしょうか?) 以上、長い文章で申し訳ありませんが、 宜しく御願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
マイルを貯めるプログラムとしてANAマイレージクラブを選択されるなら、クレジットカードはANA JCBカードが現時点での最善の選択と考えます。しかし一方で、他のプログラムで貯めた方が有利でになることもあります。順に以下検討したいと思います。 質問者さんの場合はクレジットカード利用額が年間250万円とかなり大きく、一方で航空機の利用機会はそう多くないので、クレジットカード利用分をどう貯めるかがプログラム選び・カード選びの鍵になるでしょう。 【マイレージプログラム選びに関する基礎的情報】 日本国内に在住の場合、候補として挙げられるプログラムはJALマイレージバンク(JMB)、ANAマイレージクラブ(AMC)、ユナイテッド航空の"Mileage Plus"[1]、ノースウエスト航空の"WorldPerks"、コンチネンタル航空"Onepass"あたりです。条件によってはエールフランス&KLMの"Flying Blue"、アメリカン航空の"AAdvantage"、ヴァージンアトランティック航空の"Flying Club"[2]くらいまで入ってきます。 1.マイルの有効期限 一番重要な点は獲得したマイルの有効期限です。日系のJMBとAMCは「加算から36か月」と規定しており世界的にも短い部類です。その間に特典交換に足るマイル(最低1万マイル)を集めないと、いつまで経っても特典には届きません。ただし質問者さんはクレジットカードの利用額が年250万円と大きいのでこの条件は十分クリアできます。 アメリカ系のMileage PlusとAAdvantageは、有効期限を「最終の加算または減算から18か月」と規定しています。その期間内に何らかの加算を行えばその都度期限が延長され実質的に無期限になります。ヴァージンアトランティックのFlying Clubは「最終の加算または減算から36か月」で、加算し続ければ同様に無期限です。 WorldPerksとOnepassは条件なしの無期限です。ただしノースウエスト航空はデルタ航空との合併が決まっており、デルタ航空"SkyMiles"側の規程「最終の加算または減算から24か月」と揃えられる可能性があります。 Flying Blueは「スカイチーム加盟会社便の搭乗での最終の加算から36か月」です。スカイチームとはいくつかの航空会社が世界規模で作っているグループで、エールフランスやKLMのほか大韓航空、デルタ航空などが加盟しています。しかし日本には加盟会社がなく、期限の延長には海外旅行が必須となるので少々厄介です。 2. 航空会社の提携関係 上で述べたように昨今は航空会社がいくつか集まってグループを作り、そのグループ内では相互にマイル加算や特典航空券利用ができるのが一般的になりました。このグループの大きいものとしてスカイチームの他に「ワンワールド」と「スターアライアンス」があります。JALはワンワールドに、ANAはスターアライアンスにそれぞれ加盟しています。オーストリア航空はスターアライアンス所属なのでAMCでマイルを貯めることができるわけです。 また上で述べたようにスカイチームは日本に加盟会社がないので、国内線のマイルをためるならスカイチーム加盟会社のプログラムWorldPerks, Onepassは候補から外すことになります(*1)。Flying Blueはスカイチームながら例外的にJAL搭乗分を貯められるのですが、必要マイル数の多さや有効期限延長の厄介さなどから外して良いでしょう。 オーストリア航空搭乗分を加算するならばAMC、Mileage Plus、Flying Clubが候補として残ります。ヴァージンアトランティック航空はいずれのグループにも加盟していませんが、個別の提携を数多く結んでいるために提携航空会社数で見劣りしません。そしてオーストリア航空はその提携会社に含まれています。ヴァージンアトランティック航空はANAとも提携しているので、ANA搭乗分のマイルをFlying Clubに貯めることも可能です。 JALとアメリカン航空はワンワールドに加盟しています。「JALではマイルの有効期限が短くて・・・」とおっしゃる向きにはアメリカン航空"AAdvantage"が代案になります。 3. クレジットカードの利用 日本は国内線の距離が短いこともあり、搭乗以外で貯める方法(クレジットカード利用、そのほか)が発達しました。一方アメリカ系プログラムは搭乗で貯めるのは有利なのですが、その分クレジットカードはごく平凡なものになっています。特に日本在住の場合、アメリカ系航空会社のクレジットカードは使い勝手がさらに悪くなります(年会費が高い割にこれといった利点がない)。アメリカ系航空会社のクレジットカードで例外的に候補となりうるのはMileage Plusの提携カードですが、これについては後述します。Flying Clubは現時点でクレジットカードを発行していません。 4. 加算率 マイレージプログラムでは、1,000マイル搭乗したからといって1,000マイルを加算してくれるとは限りません。割引率の高い航空券ですと搭乗した区間のマイルの70%や50%しか加算してくれないこともあります。この割合をここでは「加算率」と呼ぶことにします。 加算率の規定は非常に細かいのでここで全てを紹介することはできませんが、アメリカ系プログラムは割引運賃でも加算率は概ね100%なのに対し、日系は割引運賃ですと70%や50%と低い加算率になります。特にツアーでの搭乗で日系に加算する場合は50%(もしくはそれ以下)と考えておいた方がよいです。 もちろん加算率がよくても必要マイル数が多いのでは意味がありませんので、そのバランスで考えることになります。一般論としては日系は特典航空券に必要なマイル数は少なく、アメリカ系はそれより多めです。もちろん、搭乗する区間や時期によっては例外もあります。 【質問者さんの場合】 1. クレジットカードの利用 比較を精度よく行うためには具体的なデパート名およびカード名と、年間利用額のうちそのデパートで使う金額を示して頂きたかったのですが、それがないので一般論として説明します。 デパートのカードはそのデパートでの買い物に限っては特異的に有利です。例えば高島屋のタカシマヤカードは高島屋での購入金額の8%(利用実績に応じ最高10%)が還元されます。還元率がここまで高いなら下手にマイルを貯めるよりお得です。 一方でクレジット利用分をマイルとして貯める場合、付与されるマイルは利用額100円あたり最大で1.5マイルです。また1マイルの利用価値は、使い方にもよりますが2~3円ほどです。詳しい情報(カード名とデパートでの利用金額)がないためにこれ以上の比較はできませんが、要するにデパートのカードでの還元額と、獲得できるマイルをお金に換算した額を比較すればよいわけです。 2. 新幹線か飛行機か これも精確な回答には利用区間を知りたいところではありますが、一般論として新幹線との競合がある区間では航空券の値段も安く設定されており、新幹線利用を飛行機に切り替えてマイルを貯めるのは悪くない選択と言えます。 3. オーストリア航空利用分 オーストリア航空搭乗分のマイルを貯められるのは、上記の候補の中ではAMC、Mileage Plus、Flying Clubです。このうちMileage Plusへの入会をご旅行の前に済ませておいでなのかが一つのポイントです。 ほとんどのプログラムでは、搭乗時にマイル加算手続きを忘れたり、手続きをしても何らかの原因で加算漏れが起きたりした場合、事後加算手続きを行うことでマイルを貯められます。ただし入会前に搭乗した分となると話は別です。AMCとFlying Clubは入会前搭乗分でも所定の期限(6か月)以内に入会手続きと事後加算手続きをすれば加算可能なのに対し、Mileage Plusは入会前搭乗分の加算を一切受け付けません。 つまり搭乗の前にMileage Plusに入会されているならプログラム選びに制約はありませんが、Mileage Plusへのご入会が搭乗の後となると候補から落ちるということです。 4. クレジットカードの選択 ANAマイレージクラブの提携クレジットカードはいくつかありますが、現時点で最も有利なのはANA JCBカード[3]でしょう。クレジットカード利用額1,000円ごとにJCBの"Oki Dokiポイント"が1ポイント貯まり、この1ポイントは10マイルに移行できます。移行の際には2,100円の移行手数料を支払います。移行手数料は一度支払えば年度の間有効で、その間に何回でもマイルを移行できます。カードの年会費は2,100円(一般カードの場合)です。 またJCBカードでは年間利用額が100万円以上あると翌年度のポイント付与率が1.5倍になります(JCBスターメンバー)[4]。この場合は利用額1,000円ごとに15マイル貯まる計算になります。 マイレージ・プラスで選ぶべきクレジットカードは、迷うことなくマイレージ・プラス《セゾン》カード[5]です。年会費は1,575円で、そのままですと利用額1,000円あたり5マイルの平凡な加算ですが、別途年間5,250円を払って「マイルアッププラン(マイルアップメンバーズ)」に参加すると、利用額1,000円あたり15マイルが加算されるようになります。年間合計費用は6,875円でANA JCBカードより高くなるのですが、初年度から1,000円あたり15マイルの加算なのは有利です。 Flying Clubは現時点でクレジットカードを出していませんので、クレジットカードで貯められることが必須条件となると候補から落ちます。必須でなければ悪くないプログラムです。 デパートのカードの方が条件が良ければ、マイレージプログラム提携のクレジットカードは作らずに、クレジット機能なしの会員カードで搭乗分のマイルだけ貯めるという選択ももちろんありです。この場合はAMCですと有効期限内に必要なマイルが貯まるか微妙になってきますので、期限の規程の緩いMileage PlusやFlying Clubが有利でしょう。 5. ツアーや割引運賃での利用 ツアーでの搭乗はAMCと、Mileage PlusやFlying Clubとで条件が大きく分かれるところです。AMCではツアーの加算率は50%なのに対し、Mileage PlusやFlying Clubは基本的に100%であるためです(一部例外あり)。年一度の海外旅行が近場なら大した差にはなりませんが、ヨーロッパや北米となると倍の違いは大きいです。ただしMileage PlusやFlying Clubに貯める場合でも、ツアーでのANA搭乗分はAMCと同じ50%の加算率になってしまいます。 国内線に関してはANA便利用に絞られてきますが、「旅割」航空券の加算率はAMC、Mileage Plusとも75%です。Flying Clubは数字を見つけられませんでしたがおそらく横並びでしょう。ただしAMCでは(ANA便利用に対し)ボーナスマイルが付くことも多く、その分だけMileage PlusやFlying Clubより有利です。 まとめますと以下のようになります。 (1)海外旅行でツアーの利用が多いならMileage PlusやFlying Club有利。ただし専らANA便のツアーを利用されるなら大差はない。 (2)ANA国内線搭乗分は加算率は横並びだが、キャンペーンなどのボーナスマイル付与ではAMCが有利。 【得失比較】 ■ANAマイレージクラブ ○クレジットカードの年会費が相対的に安い ○提携企業が多く、日常生活の中でもマイルを貯めやすい ○特典交換に必要なマイル数は少なめ ○航空券以外の特典(電子マネー、ギフト品、各種ポイント移行)が充実している ○入会前搭乗分も、搭乗から6か月以内なら加算できる ×マイルの有効期間が短い ×割引運賃、特にツアーでのマイル加算率が低い ■ユナイテッド航空 Mileage Plus ○マイルは実質無期限有効 ○ツアーでも加算率は100%のことが多い(ただしANA便利用ツアーは50%) ○日本でも入会者が多く、情報は入りやすい ×クレジットカード年会費が少し高い ×提携企業は海外航空会社の中では多い方だが、ANAには譲る ×特典航空券交換に必要なマイル数は多め ×航空券以外の特典は少ない ×入会前の搭乗分は、後で手続きしても加算できない ■ヴァージンアトランティック航空"Flying Club" ○マイルは実質無期限有効 ○ツアーでも加算率は100%のことが多い(ただしANA便利用ツアーは50%) ○航空券以外の特典も用意されている(食事券、旅館宿泊券) ○入会前搭乗分も、搭乗から6か月以内なら加算できる △特典交換に必要なマイル数は方面によっては多め ×提携クレジットカードは発行していない ×日本国内の提携企業は多くない ×日本では入会者が多くなく、情報があまり入らない (プログラム自体は悪くないが、自分で情報を取ってくることのできる中級者以上向き) 【そのほか】 ・特典航空券は乗りたい便に空席がある限りいくらでも発券してもらえるものではないです。空席があってもその中で「特典航空券用の配分」が決まっています。そしてその配分は一般に少なく、希望通りの日程で特典航空券が取れることには過度に期待しない方がよいです。特にMileage Plusは貯めやすくかつ会員数も多いプログラムなので、その分特典航空券の予約は難しくなります。特典航空券とは「空きがある日程や目的地を探して、それを上手に組み合わせて使うもの」くらいに考えておいたほうが良いでしょう。 ・質問者さんは現在独身で今後結婚のご予定とのことですが(おめでとうございます)、そのこと自体はマイレージプログラムおよびクレジットカード選びを左右しないとお考えください。 【結論】 (1) ご質問に記された内容だけでは情報不足で最終的な判断はできませんが、上記の情報をもとにデパートのクレジットカードを利用した場合の還元額と、航空会社のクレジットカードでマイルを貯めた場合の還元額を比較してみてください。 (2) 航空会社のクレジットカードを作らないならば、有効期限の規程の緩いMileage PlusかFlying Clubかで搭乗分のマイルだけ気長に貯めるのがよいでしょう。国内線はANAを利用すればこれらのプログラムにマイルを貯められます。 (3) 航空会社のクレジットカードを作るなら、ANAマイレージクラブならANA JCBカード、Mileage Plusならマイレージ・プラス《セゾン》カードを勧めます。Flying Clubは提携クレジットカードを出していません。 (4) オーストリア航空搭乗分ですが、Mileage Plusは入会前の搭乗分を加算してくれないのでご注意ください(入会を済ませていれば問題はありません)。ANAマイレージクラブとFlying Clubは、搭乗後6か月以内に入会手続きと事後加算手続きをすれば加算できます。 参考ページ [1] http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/mileageplus/index.jsp [2] http://www.virginatlantic.co.jp/flyingandmileage/index.php [3] http://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card.html [4] http://www.jcb.co.jp/campaign/starmembers.html [5] http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca041.html *1 コンチネンタル航空は現在はスカイチーム所属ですが、来年中にもスターアライアンスに移籍すると発表されています。そうなればANA便搭乗分を貯められるようになりますが、待ってまでOnepassに入会することはないでしょう。
その他の回答 (1)
- ukkiiii
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クレジットカードで年間250万円以上使われているのであれば ANAカードJCBがオススメだと思います。 JCBは年間100万円以上使うと、翌年のポイントが 1.5倍になる「スターα」メンバーになります。 つまり、翌年も250万円利用したら、JCBのポイントが 通常2500ポイントのところ、1.5倍の3750ポイントになります。 ANAカードJCBなら、37500マイル相当です。 つまり買い物だけでもこんなに貯まってしまうので、 ANAカードJCBがお得だと思います。 ちなみにオーストリア航空はANAへのマイル加算が 可能です。(運賃種別によるかもしれませんので要確認)
お礼
早速回答頂きましてありがとうございます。 色々なアドバイスを踏まえ、クレジット機能はこのまま、今あるカードを使用して Flying Clubに入会する事にしました! 有難うございます。
お礼
大変詳しい回答を頂き、有難うございました! しかしながら御礼が大変遅くなりまして申し訳ありません・・・ だいぶ前から、説明をじっくり読ませて頂いていたのですが 初心者の私はなかなか理解できず、何度か読み返しているうちに 返信が遅くなってしまいました。 さて、早速ですがご回答頂いたアドバイスを加味し、 Flyingc Clubに入会する事に致しましたので、報告させていただきます。 理由は、 (1)現在発生しているカード利用額のうち、殆どの金額がデパートのポイントカードである事。 (2)なるべく、これ以上クレジットカードを増やしたくない事 (年会費もかかりますし・・・) (3)あまり飛行機に乗らないので、有効期限の緩いカードを選んだ事。 等など・・・・・です。 とにかく、私の個別カウンセラーのように、 Umadaさんが回答して下さり大変感激しています。 おかげ様で、申し込むカードが決まりました! 本当に有難うございました!!