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どのマイレージカードがいいのでしょうか?
マイレージカードを整理して、クレジット機能付きのカードにしようと思っています。次の条件では、どこのマイレージカードにマイルを集約したら良いでしょうか? 現在は、 JALのマイレージバンクが1000マイルくらい、 ANAのマイレージクラブが9000マイルくらい残っています。 今後数年間は、 日本~ニュージーランド、オーストラリア、カナダ・バンクーバー間のうちどれかを1年に1往復、 日本国内の移動(羽田~札幌など)が1年間に1~2往復、 くらいの使用頻度になると思います。 効率よくマイルをためて、日本国内の移動に充当しようと思うのですが。。。
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ご質問の条件を完璧に満たすマイレージプログラムはちょっと思い当たりませんが、それなりに条件を満たすいくつかの候補を挙げ、それぞれの得失を説明申し上げたいと思います。 1. 搭乗で貯める 渡航先にオーストラリアが含まれなければ、スターアライアンス系航空会社のプログラム、例えばANAマイレージクラブかユナイテッドの"Mileage Plus"でほぼ決まりなのですが、ご承知の通りオーストラリアはスターアライアンスでの泣きどころです。 スターアライアンスには現在、日本-オーストラリア間直行便がありません。どうしてもスターアライアンス会社便を利用したければソウル乗継ぎのアシアナ航空、シンガポール乗継ぎのシンガポール航空、あるいはニュージーランド乗継ぎのニュージーランド航空などを使うことになります。 これに対しJALはご提示の3個所にいずれも直行便を持っており(*1)、利便性重視ならJALマイレージバンクが第一候補になってくるでしょう。なお渡航先国での国内移動はJALマイレージバンクではカバーできないので、その分も貯めたければ受け皿は別に必要です。 JALは現在、航空提携グループ「ワンワールド」への加盟が内定しています。加盟が発効すれば他の加盟会社、例えばカンタス航空搭乗分も加算可能になるでしょう。そうなればニュージーランドやオーストラリアの国内移動も無駄なく貯められます。 現時点でもアメリカン航空(ワンワールド加盟)の"AAdvantage"であれば、JAL搭乗分もカンタス搭乗分も貯められます。カンタスなら日本からの直行便があるのもご存じの通りです。ただしJAL便を包括運賃(ツアーやいわゆる格安航空券)で搭乗した場合は、AAdvantageでは加算できません。(JALマイレージバンクでしか貯められない) 乗継ぎ便になってもとにかく安い航空券が希望であれば、ノースウエスト航空の"WorldPerks"を候補として挙げておきます。ノースウエスト航空は航空提携グループでは「スカイチーム」に加盟しており、航空券の安い大韓航空(スカイチーム加盟)利用でマイルを加算できます。 またスカイチーム加盟会社以外でも、マレーシア航空やガルーダインドネシア航空などと個別の提携があってマイルを貯められます。日本-オセアニアでは、マレーシア航空も安い航空券が出回る一社なので悪くない選択です。 WorldPerksでは日本国内線の搭乗マイルは貯められませんが、JAL国内線の特典航空券に引き換えることは可能です。(引き換えはJAL便に限られます。JALグループでもJTA便やJEX便には引き換えられません) 2. クレジットカード利用で貯める クレジットカード利用で貯めるなら日系2社のプログラムが何かと優れています。提携パートナーが多く日常生活でも貯め易いこと、年会費が比較的安いこと、特典交換に必要なマイル数が少なめであることが理由です。 JALマイレージバンクにするかANAマイレージクラブにするかは好みで選んでよいと思いますが、迷ったならANAマイレージクラブをお勧めしておきます。毎年もらえるボーナスマイルの規程、年会費と手数料の合計、電子マネーの有無などでANAが微妙に有利だからです。詳細は[1-4]などをご覧ください。 北米系航空会社のマイレージプログラムは搭乗で貯めるのには好都合ですが、クレジットカード利用で貯めるのにはあまり向きません。No. 4の回答にあるユナイテッドの提携カード「セゾンUAカード」は確かに貯めやすくて候補の一つとなりますが、それ以外のカードはお勧めしにくいです。 例えばWorldPerksですと「利用額100円で1マイル貯まるが、年会費が10,500円と高いカード」と「年会費は1,575円と安いが、利用額200円で1マイルしか貯まらないカード」しか選択がありません。AAdvantageに至っては「年会費8,400円のカード」のみです。 3. そのほかのポイント 話の順序が逆になってしまいましたが、マイレージプログラム選びにおいては「獲得マイルの有効期限」「提携航空会社」「加算の割合と特典交換に必要なマイル数」がポイントです。 (1)獲得マイルの有効期限 マイルを貯める経験を既になさっておいでですのでご存じかとは思いますが、日系2社のプログラムはいずれもマイルの有効期限が短くて獲得の翌々年の12月31日で失効します。 これに対し北米系航空会社のプログラムなどは有効期限の規定が緩くて無期限か実質無期限です。実質無期限というのは「何らかのマイル加算か減算があったら、その時点から36か月後を新たな期限とする」といった方式で、貯め続ければ無期限です。 本回答に関連するいくつかのプログラムの、有効期限の規程を以下に記します。 ・獲得の翌々年の12月31日で失効 JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ ・最終の加減算から36か月で失効(類似規程含む) Mileage Plus、Qantas Frequent Flyer(カンタス航空)、AAdvantage、SkyMiles(デルタ航空)、Aeroplan(エアカナダ) ・無期限 WorldPerks、onepass(コンチネンタル航空)、Skypass(大韓航空)、Asiana Club(アシアナ航空) (2)提携航空会社 大手航空会社は相互に提携して巨大なグループ(アライアンス)を形成していますが、このようなグループ内で相互にマイルの加算や特典航空券の利用ができるのもご承知の通りです。またグループ外の航空会社とも個別に提携があってマイル加算できる場合もあります。上述の「マレーシア航空搭乗分をWorldPerksで貯める」のはその一例です。 提携会社があまりに少ないプログラムを選ぶと貯めにくくて難儀することになりますが、ここで挙げたプログラムではJALマイレージバンクを除いて提携会社は多いので困ることはないでしょう。JALについてもワンワールド正式加盟後にはこの問題も解消しそうです。 (3)加算の割合と、特典交換に必要なマイル数 行き先が同じ特典航空券であってもプログラムによって必要マイル数は異なります。日系は少なめ、北米系ややや多めというのが一般的な図式ですが目的地によっては逆転していることもあります。 また必要マイル数だけで決まるかと言うとそうではなく、マイルの加算率(*2)も同時に考慮しなくてはなりません。日系のプログラムは包括運賃の加算率が悪いので(一般的には50%)、包括運賃での搭乗が多いなら最初から北米系のプログラムを選ぶ手もあります。北米系プログラムでは包括運賃でも原則100%加算してくれます。 【まとめ】 マイルを貯めるプログラムはなるべく絞り、獲得マイルが分散しないようにするのは定石ではありますが、絞り過ぎると利用便選択の幅も狭くなってしまいます。特に今回のご質問のように渡航先が複数あり、それぞれの地域で強い航空会社の所属グループがバラバラの場合は、複数プログラム掛け持ちも考えてよいでしょう。 クレジットカードで貯めるのは日系航空会社のプログラムが有利なので、それをメインとします。日系プログラムの弱点は「マイルの有効期限の短さ」ですが、ニュージーランド/オーストラリア/カナダのいずれかに年一度行かれるなら、JAL/ANAどちらでも有効期限のうちに特典航空券には十分手が届くでしょう。またこれらに代えてMileage Plus +セゾンUAカードで貯める選択もあります。 サブのプログラムはメインと提携会社が重ならず、かつ獲得マイルに有効期限がない(あるいは実質的にない)ものを選ぶと使いやすいです。サブのプログラムではクレジットカードは作りません(利用はメインのクレジットカードに集中させる)。 この方針に従うと例えば以下のような選択肢が浮かび上がってきます。 ・直行便にこだわる JALマイレージバンクをメインとして貯める。必要に応じMileage PlusやWorldPerksなどをサブとする。 ・バランス重視 ANAマイレージクラブかMileage Plusをメインとして貯める。オーストラリアだけは弱点なので乗継ぎ便を利用するか、別の受け皿(AAdvantageかQantas Frequent Flyerあたり)を用意するかする。 ・安さにこだわる WorldPerksが第一候補。ただしクレジットカードで貯めるのには向かず、また日本国内線の搭乗分も貯められない。 私自身はANAマイレージクラブをメインとしてクレジットカードも併用して貯め、JALマイレージバンク/Mileage Plus/Asiana Club/WorldPerks/SkyMiles/onepassの6つをサブとして貯めています。サブの6つのうち、JALマイレージバンク以外はいずれもマイルの有効期限がない、または実質的にないプログラムです。その時その時で安い航空券を選んで旅行することが多いのですが、大抵はどれかに貯められています。 参考ページ [1] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1739625.html [2] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2260702.html [3] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2369078.html [4] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2344798.html *1 ニュージーランド行きのJAL自社運航便はないが、ニュージーランド航空運航の共同運航便がある。この場合航空券をJAL便名で購入すればJALマイレージバンクに加算可能。ニュージーランド航空便名で航空券を買った場合はJALマイレージバンクには加算不能だが、その代わりに他のスターアライアンス会社のプログラムに加算できる。 *2 区間マイルに対する加算マイルの割合を「加算率」などと呼んでいる。
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- sora7iro
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私はUA(ユナイテッド航空)のマイレージプログラムに参加しています。ただ、飛行機はほとんど乗りません。陸マイラーですね。(^_^;) セゾンカード(+VISA)の年会費が約1500円、そのほかにマイルアップメンバーズというのに入っていて年間5000円払っています。通常ですと1000円で5マイルですがマイルアップメンバーズに入ると1000円で15マイル貯まります。年間100万円ほどカードを使えば15000マイル貯まります。私は電気・ガス・水道・携帯・日常の買い物からグループで旅行するときの立替代まですべてこのカードで払っているので年間200万は使っていて、3万マイルは貯まります。これはANAの国内往復航空券二人分です。北海道から沖縄までどこでも行けます。うちは子供二人がまだ航空代金がかからないので家族4人で(マイルは二人分だけ)年に1回くらい国内旅行を楽しんでいます。ただし、高級ホテルに滞在するならばツアーの方が断然安くなってしまうので、特典旅行をするときは民宿などを利用していますが。有効期限もないので楽しんで貯められますよ。 質問主さんが行く場所はすべてUAカードに蓄積できるスターアライアンスの航空会社が就航していると思います。ANAorJALカードに貯めるのもいいと思いますが(持っていないので詳細はわかりません)UAカードは有効期限もないし、飛行機に乗っても格安航空券でもほぼ100%加算してくれるのでおすすめですよ!
お礼
回答ありがとうございます。 マイルアップ会員は、良いですね。 知人に相談したところ、彼は、マイルアップ会員に入っていて、信じられないくらいマイルが手に入ったといってました。彼曰く「0が一つ少ないかと思った。よく見たら、1万4千ではなく、14万だった」そうです。 マイルアップ会員については、検討してみます。 どうもありがとうございました。
- stamkm
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- tabizaru
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どちらも貯まりにくいカードです。 今後の予定国もばらばらでマイル加算効率は良くないですね。 高い航空券(会社)で貯めるよりマイル抜きで安い航空券を買った 方が得です。 マイルに拘るのなら米系が期限がなく無駄なく貯められます。
お礼
回答ありがとうございます。 そうなんです。予定国もバラバラなんですね。 でも、PEX正規料金の直行便と格安経由便では、それほど金額に差がないんですよ。今まで(そして今後も)、NZやAUSとかカナダに行っているのが、5月とか10月とか、2月なもので。。。 そうすると、やっぱり、マイルをきちんとためて、国内の正月とかお盆の時期に乗れた方が、得なんじゃないかと考えました。
- yukimoriGT-X
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JALよりANAの方が断然優良企業なので、 ご自分の使い勝手に差がなければ、普通はANAを選ぶと思いますが…
お礼
回答、どうもありがとうございます。 ANAの場合、オーストラリアがネックなのです。 値段的にも、JAL直行便やカンタス直行便の値段がかなり安いので、他の経由便では太刀打ちできません。 それで、皆さんのお知恵を拝借したく、質問しました。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 最終的に、今、マイルがたまっているのが、ANAなのでマイレージクラブをメインにし、アメリカ系のカードをサブにしてまとめようかと考えています。 丁寧な回答、どうもありがとうございました。