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海が生産する酸素(O2)の仕組みについて教えてください
二酸化炭素(CO2)の増加による地球温暖化も気になりますが私は地球上で消費される 酸素(O2)についても心配です。酸素の消費量と供給量の関係は大丈夫なのでしょうか。 このままだと生物は酸素不足にはならないだろうか。 酸素は地上の植物が光合成をしてその結果、生産されるということですが地上だけではなく 海でも生産されると聞いた事があります。話では海底から常時噴出しているとかプランクトン によって生産されているなどと聞いた事があります。もしそうならどのような仕組みで酸素が 生産されるのですか? それとその場合は地上と海で生産される酸素の量はどの割合でどちらが多いのでしょうか? それと私は生き物にとって海はとても重要な機能をはたしているのではと感じます。 陸上では植林事業などが盛んに行われていますがそれに比べて海での環境活動はあまり目立ちません。 もっと海の環境保全をする必要性はないのでしょうか?
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- hokyu
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光合成する植物は陸上だけじゃ無いし、人間の目に見えるサイズだけとは限りませんよ。 海洋表面には無数の植物プランクトンが漂っています。植物ですから日光があれば当然光合成して酸素という廃棄物を放出するわけです。 地上との比率は知りませんが、陸と海洋の面積を考えればむしろ海洋植物プランクトンが放出する酸素の方が多いような気もしますね。 そもそも原始地球においては陸上は生物が住める環境では無く、原始的な海洋植物プランクトンが大量に酸素を放出しまくるという生命史上初めてかつ最大規模の環境破壊活動を行なったおかげで今の世界があるんです。 地球環境を憂える質問者様の崇高な精神は素晴らしいものと思いますが、まずは地球史と生命史について良く学んで下さいませ。 海での環境保全活動の重要性は確かに仰る通りですが、なにしろ面積が広大に過ぎて現人類ごときのテクノロジーでは手が出せないし、各国の領海ってのがあるから他国が勝手に干渉出来ないし、公海だったらどこかの国が勝手に何かやる訳にもいかないでしょう。 また、海洋環境についても現人類はあまりにも無知であるため下手なコトをすると却って微妙なバランスを崩してしまいかねません。深層海流も完全に解明出来た訳じゃないし、今やったことが数百年数千年後にどういった影響を及ぼすかなんて誰にも分からないでしょう。 比較的難易度が低いと思われる陸上ですらロクにコントロール出来ない人類(そもそも自分達をコントロール出来てない)が海洋環境にまで手を出したら「こんな筈じゃ無かった…」という結果になるのは容易に想像ができます。 まぁあまり心配しなくても今の人類なんて次の氷河紀に耐えられるとは考えられませんので、地球は大丈夫ですよ。
補足
回答してくれて有難うございます。これまであまり勉強してこなかっ たのでとても参考になります。 私が心配するより地球の今のシステムはすばらしくて、強力なんで すね。いつも今の環境に感謝すると同時にこの環境が無くなってしま うのではと不安を持っています。私は自然を愛してます。自然環境を 守る事は自然環境の資源を使って生きている人類の義務だと思いま す。だから何か自然に良いことをしたいと思います。 回答者様が言うように海の環境保全をするのは広すぎて漠然としすぎ てどう行っていいのか分からないとは思います。ただ17世紀なら始ま った産業革命から現在にいたるまで人類は生活や産業のために出る排 水を出しそれらが最後は海に流され続けてきました。せめてその排水 をクリーンな状態にして自然に還すことからでも海の環境保全になる のではないでしょうか。 現在日本や世界の排水処理の整備や技術はどのくらい進んでいるので しょうか?もし知ってる方がいれば教えてください。