• 締切済み

スペースシャトルの発射施設について

日本には種子島宇宙センターなどのスペースシャトルの発射施設がありますが、このようなスペースシャトルの発射施設は国際法、国内法などで建設の際に制限ああるのでしょうか? 赤道に近いほうが良いなどの技術的な制限はあると思いますが、法律的な制限について知りたいと考えます。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

1.ロケットには離陸時の推力不足を補うために両脇に大量のコンポジット火薬が充填された固体ロケットブースターが使われますので、この充填された火薬量で、万一の事故の際、民家、道路、建物、施設などから安全のために離す距離が火薬類取締り法施行規則で制限されます、距離が遠いほど、多くのコンポジット火薬がロケットに搭載できる 2.液体水素、液体酸素を推進剤とするH-2Aロケットでは、蒸発して保存が利かない、燃えやすい液体水素を、ロケットのタンクに充填するため高圧ガスの規制を受けます、、隣接する液体水素の生産設備にも規制を受けます 3.毒性の強いヒドラジンを人工衛星の姿勢制御ロケットの推進剤に使いますので、毒物、危険物の規制を受けます 4.、ロケットは、宇宙空間に打ち上げますので、空港管制官への航空法によるノータム飛行通知が必要で、切り離したロケットの落下地点には警戒区域を設けて監視船を配置しなければなりません おおむね民家より2km以上は離れており、周辺住民の了解、打ち上げ中、漁ができない漁業関係者への保障など規制があります ロケット打ち上げ基地建設には、、地元住民の理解がなければスタートできません、糸川英夫教授もこれに難儀をしたということです

  • mtaka2
  • ベストアンサー率73% (867/1179)
回答No.2

「スペースシャトル」とは、アメリカNASAが飛ばしている宇宙往還機の固有名詞です。 (元々、「スペースシャトル」自体は、宇宙往還機の一般名称でしたが、実用化したのがNASAだけなので固有名詞化してます) ですから、「日本のスペースシャトル発射施設」なんて言い方は「ソニーのファミコン」「ホンダのプリウス」といった変な表現です。 そうではなく、「宇宙ロケットの発射施設の設置」についてでしたら、 建設の条件は基本的には、普通の建物施設を作るのと同じです。 ロシアは、カザフスタン共和国に「バイコヌール宇宙基地」を持っていますが、そのためにロシアはカザフスタンに使用料を支払ってます。 ヨーロッパのアリアンは、フランス領のギアナに「ギアナ宇宙センター」を持ってます。 ただし、建設については、環境アセスメント的な制限は出てくるでしょう。 日本は種子島(と内之浦)に発射施設がありますが、運用上は「漁場の問題」から、ロケットの打ち上げ時期については、年間130日以内という制限があります。 http://www.jaxa.jp/pr/inquiries/qa/rockets.html#13 これは法的な制限はありませんが、、空港が「近隣住民に対する騒音問題から、夜間の離発着ができない」のと同じようなものです。

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.1

・・・日本にはシャトルの発射施設はありませんよ。シャトルの発射施設は世界でただ一つ、アメリカフロリダ州にある、ケネディ宇宙センターだけです。 何しろアメリカ以外の国ではシャトルを運用していませんから、発射施設など建設する必要がないんです。 種子島宇宙センターでは、H2Aの様な「Hシリーズ、Jシリーズ、Nシリーズロケット」の打ち上げ実績しかありません。 ロシアにはアメリカ以外で唯一スペースシャトル「ブラン」がありますが、こちらは未だに運用実績がありません。打ち上げるとすればバイコヌールだと思いますが。 いずれにしても、通常ロケット打ち上げには「国家規模での取り組み」が必要ですから、国内法に抵触する恐れはありません。また、通常は(バイコヌールはロシア国外ですが)国内に施設を建設しますから、国際法に抵触する恐れもありません。と言いますか、そもそも国際法に抵触する様な場所にロケット発射施設を建設するようではその国は「宇宙開発以前のモラル」が問われると思いますが。