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教育環境の違いについて(理系、物理)
偏差値が高い大学では、低い大学よりお金が入るため、使える実験機器に違いが出るのはわかるのですが、理論(物理)のほうはどうなのですか?偏差値が高い大学のほうが高いレベルの理論が学べるとかあるのでしょうか?それとも同じですか?
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- kirin_beer
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大学の支出の一番多い部分はなんだか知っていますか? 人件費です。 という事は、高価な実験機器を買えるかどうかという視点だけでなく、教員を雇えるかどうかという視点も重要です。 偏差値の低い大学で、基礎の基礎の基礎的科学をやるような教員を雇えるでしょうか?そんなお金があるなら、もっと『役に立つ』実学の教員を雇おうという事になりませんかね? 理論系の教員を多数そろえているという事は、高価な実験機器を置いておくよりも、はるかに贅沢な事ですよ。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
偏差値の高い大学の先生は、教えるのがうまいとか、公知の事実になった(教科書になった)知識を多く知っている。 とか、考えているのであれば、全くの間違い。 No1の方の、言い換えにもなるのだが、 科書に書いてないことを考えるのが本来の大学教育。 論文なんかを読むと、昔は平気で『○○さんからの手紙の内容から』と、ありました。まだ発表するに至らないが、発想としてこんな考えもあるよね。というのは、特定の顔見知りにしか到達しません。 あるいは、知識レベルが同程度で、つーといえばかーという感じの論理の展開での途中をはっしょた会話ができないと理論物理なんかできない。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
器具や設備よりも大学の講義は、学生そのものの質に左右されます。 大学に「遊びに来ている」というのは論外としても、「講義を受けに来ている」というのも、あまり立派な学習態度ではありません。 事前に本で分かる範囲の必要な勉強は済まし、講義では、勉強のための作法や教授の考え方そのものを学ぶ、というのが理想です。 仮に、微分・積分ができないような学生を相手にしている大学と、大学初等教育で学ぶべき現代物理学程度は自力で学んでしまうような学生を相手にしている大学では、その講義・ゼミの内容は全く異なるだろうということは、想像できるかと思います。 大学に理論を「学ぶ」つもりで来ている学生と、学んだ理論を元に自分で考えた仮説を「検証・研究」してやろうと来ている学生の間でも大差がありますよね。 例えば、東京大学は、最初の2年間の教養課程で、このような学生に育て、各学部に送り出すということを理想としています。 おそらく、ある大学の4年間は、東京大学で学ぶ最初の数週間にも及ばないかもしれないと思うほど、その育成目標の質が異なると思います。