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男の中の男
私の祖父は90歳を超えています。 もちろん太平洋戦争に借り出され、生きるか死ぬかの激動の時代を 経験しています。 母の話を聞くと、幼い頃は食べ物がなく、おなかいっぱいご飯を 食べたことなんてなかったと言います。(母は戦後10年生まれ) しかも母は6人兄弟で、私の曾おじいちゃん、曾おばあちゃんと同居だったそうです。祖父はなんと子供6人と妻、自分、両親の計10人も扶養していました。 私が25歳を過ぎたあたりから「早く結婚しろ」とうるさくなりました。(今は結婚しています)「女が男の前を歩くな!三歩下がれ」「黙って家事でもしていろ」「結婚は女の幸せだ」「男のすることに口出しをするな」と、結婚前はよく説教されたものです。 結婚前は、男尊女卑の思想が未だに残っている時代錯誤のくそじじいと心の中では思っていました。しかし私は結婚後、マンションを購入したこともあり、パートを辞めれません。専業主婦になると暮らせないわけではありませんが全く貯金ができません。 そんな時祖父を思い出しました。戦後のあの混乱のさなか、子供を6 人も作り、おばあちゃんはきっと子育てと家事と義両親の世話に追われ共働きなんてとても出来ないんじゃないかと思いました。 当時なんて電化製品もなく家事は重労働だったと思います。 家族を養うと言うこと、おじいちゃんは全うしていました。 おじいちゃんは「家族を養いきれない(共働きさせる)男は甲斐性がない、男の恥」とも言ってました。 祖父には「家族は自分ひとりの力で養う!」という意地があったようです。今の私たちの時代は本当に豊かになりました。生活水準も比べ物になりません。なのにどうして少子化になっても夫婦共働きでないと生活できない家庭が増えたのでしょうか?
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お礼
そうですね。そうだと思います。 昔は靴なんて高級品でいつも裸足だったらしいです(母談) 一度味わった贅沢は抜け切れません。 贅沢を維持するために夫婦で共働きをし 一番大事なはずのわが子を保育園に丸投げをする。 おじちゃんたちの時代の生活は健全でいいよ、この時代にこいよ って言われても正直・・・。 心がぬるま湯に浸かり過ぎちゃって今の生活水準を落とすなんて 出来ないですね・・・。
補足
回答有難うございました