• 締切済み

軽度知的障害者の就職の実態

 子供が軽度知的障害児です。言葉によるコミュニケーションは比較的出来る方ですが、手先はとても不器用です。診断書の言葉のやり取りを重視しているのか、療育手帳はもらえませんでした。でも、決して健常児ではない子供です。親としては将来が心配です。  ●もし、将来手帳がもらえない状態の軽い障害であった場合、授産所や就労継続、移行に関わる施設などは利用させてもらえないのでしょうか?  ●定住の地を探していますが、施設の数が多くても、利用できるとは考えないほうがいい、という意見をいただいたこともありました。その方はいづれ仲間数人と施設を立ち上げる予定だそうです。(裕福な方。うちはそうじゃないです・・・。)就職の前に養護学校に通える環境か?とか、教育の面をまず重視すべきじゃない?と、言われました。学校の面も就職の面もどちらも満たす場所はなかなか探せないような気がします。  ●障害者の就職の道のりは  1授産施設  2就労移行の施設→一般の企業  3実家の自営業手伝い(いっそ、家族でペンションや食べ物やでもやるかと、冗談とも本気ともとれる感じでダンナは言っています。)  4ハローワークの障害者雇用枠(知的障害者の枠は多いのか?) のような感じでしょうか?あまり勉強していなくて思いつくままにほぼイメージで書いてしまいましたが、他にどんな道があるのでしょうか?  ●親亡き後が心配です。グループホームには入りづらいのでしょうか?金銭的なことはどうやって工面しているのでしょうか?兄弟児がいるので、なるべく迷惑をかけないように、この先の道を模索しています。親としてやっておくべきこと、出来ることなどはあるでしょうか? 経験者、施設関係者、いろいろな方のいろいろなご意見を伺いたいです。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • noarin
  • ベストアンサー率23% (175/753)
回答No.6

特別支援学校高等部に通っている子どもがいます。 先日、職場実習(施設)を終え、また特例子会社の 見学会に参加してきたところです。 手帳や詳しいことは、他の回答者さまが説明されているので、 それ以外のことで。 お近くに「親の会」のようなものはありますか? 「手をつなぐ親の会」(手をつなぐ育成会)は歴史も長く 市町村単位であります。軽度発達障碍の親の会、というものも 最近は増えてきました。LDの親の会は都道府県単位で ありますし、ADHDもえじそんくらぶ、という大きなものが あります。こういう親の会に入ると、いろんな情報が入るし、 先輩のお母さん方の経験談が聞けます。施設見学、勉強会にも 参加できます。面倒くさい一面はありますが、メリットのほうが 遥かに多いと私は思っています。 グループホームですが、施設などが運営していることもあります。 3、4人ではなく、20人以内ぐらいの寮、というものもあります。 こういうところを視野に入れていらっしゃるのならば、今から 少しずつ「お手伝い」をさせていくといいですよ。 それと最近、後見人制度というものが注目されています。 障碍のある人のお金などを管理する人、です。きょうだいの 場合もあります。私も勉強中なので、まだまだなのですが、 検索すれば、何かしらヒットすると思います。 お話を読んでみて私が感じたのは「よくわからないから不安に なっている」です。ですので、地域の情報を集めて、じっくり 選んでいきながら、お子さんのレベルアップをしていくことが 大事だと思います。先日見学した特例子会社の方が「仕事は 会社で教えます。それよりも通勤と仕事をすることができる 体力があること、挨拶や返事がはっきりできることが大事です」 とおっしゃっていました。普段の生活でのいろんなことが いかに大事か、と痛感しました。余談ですが、会社説明の時に 社員(軽度発達障碍の方)が仕事内容や自分の課題などを 大勢の前で発表していました。こういう力も大事なんだぁ、と 感じました。まとまりのない長文で失礼いたしました。

net4850
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  おっしゃる通り、よくわからないから不安になっていました。今回色々な方から情報をいただき、初めて知ることばかりで、自分のものの知らなさに気づかされました。正直、「そんなに悪いことばかりじゃない」という印象を受けました。不安が完全に払拭されたわけではありませんが、希望は沸いてきました。思い切って、質問させていただいて本当に良かったです。    うちの子供は実はまだ5才で、就職のことなんか今から心配してどうするんだ、という感じなのですが(^^;)、最終の目標を見据えつつ、小さい事を積み重ねてがんばっていこうと思います。普段の生活が大事というご意見、心に強く置いていこうと思いました。ありがとうございます。年齢より精神的にも幼いし、ついつい甘やかしがちなのですが、少しでもきちんとした社会人としてやっていけるようになるように、親が心を配るようにしたいです。

  • p-raimu
  • ベストアンサー率100% (3/3)
回答No.5

特別支援学校高等部3年、中度の自閉症の息子がおります。来年から地域の授産に通所が内定しております。私は福祉関係の仕事の傍ら相談業務もしております。 1.手帳について 特別支援学校入学には、手帳もしくは医師の診断書が必要です。 高等部ともなると高校受験にさしかかった折りにご家族の方が初めて子どもの発達障がいに気づき、医師の診断書を持って入学されるケースも若干あります。ただ、卒後の就労ともなると、一般就労先の企業側は「手帳を取得していて障がい者だと明確に示すものがあることを望んでいる」ことが多いようです。さらには卒業後社会人になった時に、様々なサービスが受けられます。 しかし軽度の方、ボーダーの方は知的の手帳取得が厳しい為、学校や医者は精神の申請をその場合勧めております。 いずれにしても、なにかしら手帳取得がないと、サービスが受けられない という現実があります。授産や就労移行施設も通所条件として手帳の取得を前提としている場合が多いです。選択肢を広げる為にも、その方が良いようです。 早い時期から医療機関、主治医と出会い関係を築くことが後々大切になります。 2.就職について 高校卒業後、私達は専門学校、短大、大学等に進むこともあります。障がいがある方も同じように、高校卒業後にすぐ就職しなければ、とならずに授産経由、就労移行支援経由、更に地域外での施設(自治体から補助を受けていない施設は広範囲の受け入れが可能です)、職業訓練校への通学等 高等部は進路指導専任の教員がいるので、詳しく教えていただけます。 最近はインターンシップを導入する動きがあり、特別支援学校の中学部から「職場体験」を始めて自分に合った職種を考える、自分の可能性を見つける取り組みが出来ます。 3.親亡き後 これは私も含め、どなたも心を痛める課題ですが、子どもの加齢と共に身近に迫ってきます。私も息子が小学校の特別支援学級入学の時は、ぼんやりでしたが今は違います。親も年をとるからです。 今は成年後見人制度を実際に利用している先輩のお話を聞く機会に足を運んでいます。自分が元気な間に出来ることをやり、自分の子どもが様々な支援をいただいて地域で幸せに生活している姿を見届けたい、と願う様になりました。 一人っ子なのですが、今は不安はありません。 グループホーム、ケアホームについては出来ても希望者殺到の為面談があり、運良くはいっても同居仲間との相性があります。 生活は、年金と工賃(給料)を軸に考えるのが基本のようです。 高等部になると、それまで勉強してきた事が、卒業後の生活を考える時にとても役立つことは確かです。少し先の事を見て、今出来ることを地道に行うことで時間と共に積み重なり、人の輪も広がります。 時には自分と違う意見、自分の子どもと違う障がいや病気のある方のお話も、そこから学べるので、大切な輪です。 先の見えない不安な気持ちはどなたも抱いていますが、自分を元気にしてくれる、不安を希望、勇気に変えてくれる実践例が必ずあります。 私もまだまだですが、前向きに歩むのみです。お役に立つかどうか迷いましたが、投稿させていただきました。

net4850
質問者

お礼

 暖かいお気持ちが文面から伝わってきました。本当にありがとうございます。  私も人の輪の大切さを日々感じています。実際にはお会いできなくても、こうして親身になって相談に乗っていただける方がたくさんいらっしゃることをとてもありがたく思い感激しています。決して希望を失わずに、気負いすぎずに進んでいきたいと思いますし、私も自分の経験を他の方のために役立てていけるようになりたいなと思います。

  • acorn_001
  • ベストアンサー率46% (225/483)
回答No.4

No1さんへの お礼(?)に”多動”の言葉が出てきていますが、 お子さんの障害は純粋な知的障害だけでADHDは無いのでしょうか? 地域差が大きいのですが、私の住む地域では知的障害皆無のアスペルガーやADHDでも障害者手帳を取得する事が可能です。 ただし、療育手帳ではなくて精神障害者保健福祉手帳です。 (”子どもの手帳=療育手帳”しかご存じない親御さんも多いので。) 精神の手帳も障害者雇用の対象になるので、就労の可能性は広がります。 でも、現実的な問題として、 身体>療育>精神 の順で就労しやすさに差はあります。 手帳を所持していても、企業側へ告げる義務は無いので 一般求人へも障害者対象の求人へも、両方の応募が可能です。 あと、もし知的障害以外の障害もあるなら、『発達障害者支援センター』で就労支援(職業訓練・ジョブコーチなど)もありますので、該当年齢になった頃にはセンターを積極的に活用されれば良いと思います。 このセンターは就労専用の施設ではありませんので、普段の生活や学校生活での不具合への相談にも応じてもらえます。 ただ、ですね。 私の友人に療育手帳の境界域の人がいますが(純粋に知的障害のみだけど手帳無し)、 ある程度職業は選ぶものの(単純作業)、それなりに就労されてましたよ。 知的障害の無い他の発達障害(自閉・ADHD)に比べたら、よほど問題なく働いていました。

net4850
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  うちの子供は、多動はありません。ある幼稚園の園長先生が、「多動は治してから幼稚園に入ってもらわないと」と迷惑そうに他の子の事を言っていて、そのことを一部の人の無理解の例えで書きました。教育者でもそんな人がいるんですよ・・・。私の子も知的障害者の通園施設に通っていたことがあり、多動のあるお子さんとは接する機会がありましたし、親御さんのご苦労や努力を実際目にしていますから、その発言に憤ったことがあったので・・・。  精神障害者保健福祉手帳という言葉は、勉強不足なものではじめて聞きました。ありがとうございます。調べてみたいと思います。発達障害者支援センターのことも。  お友達、就労されているのですね。なんだか希望が沸いてきます!!

回答No.3

仮に療育手帳が取れなかったとしても、 知的障害者に相当するような職業的支援がなされなければ難しい、 ということが明らかな場合には、 ハローワークを通じて職業判定を受け、 「職業上のハンディキャップがある知的障害者等に相当する」という 認定を受けることができます。 この場合には、ハローワークの障害者雇用枠において、 知的障害者としての求職活動を行なうことが可能です。 現在、知的障害者や発達障害者の障害者雇用枠は増大しています。 障害者雇用促進法の改正があったことと、 特例子会社制度(障害者雇用に特化した大企業の子会社)の浸透が その大きな要因です。 また、障害者自立支援法の成立によって就労支援が重視されるため、 作業所等に変わる場として注目を浴びています。 特例子会社は正規雇用で、社会保険や雇用保険にも入れます。 また、特例子会社は多人数を一挙に採用するような所も多いため、 将来に対して、それほど悲観的になることはないと思います。 (「特例子会社」をキーワードにいろいろと検索してみて下さいね) 特例子会社とは? http://www009.upp.so-net.ne.jp/machito/empu/toku2003.html 実際の例ですが、 言葉のやり取りが一見正常のように見えても手先が異常に不器用、 という方も、特例子会社では大いに活躍しています。 ですから、心配ありませんよ。 お子さんの可能性・発展性をこそ前向きに考えるべきだと思います。   その他、以下のサイトも参考になさってみて下さい。 ワムネットという専門職向けサイトの、障害者就労支援情報です。 http://www.wam.go.jp/ca30/shuroshien/  

net4850
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  ハローワークの職業判定のことや特定子会社制度のことなど、初めて知りました。歓迎されていない様子の障害者自立支援法も、良い方向に物事を動かしてくれた面があるのですね。驚きました。  少々悲観的な親なので、心配ばかりしておりましたが、地道に子供の才能を伸ばしていこうと思います。貴重な情報を本当にありがとうございます。

  • pooh1978
  • ベストアンサー率58% (50/85)
回答No.2

お子様の年齢がわからないので、一般的なお話で。 療育手帳について グレーゾーンのお子様なのですね。判定は、自治体によって違ってきます。基準が甘いところから厳しいところまでいろいろです。お住まいがどちらかわかりませんが、判定の厳しい自治体なのかもしれません。お子様の場合、言葉によるコミュニケーションができるとのことですので、このことも手帳をもらえない理由の1つと言えるのでしょうね。 定住の地 これは、難しい問題ですね。自治体によって施設数や相談場所の多さ、制度の充実など違ってきますから、ここが良い、とは一概に言えないのですが。 就職 まず、就職の前段階として、「高等技術専門校」や「職業能力訓練校」などあります。また、養護学校の高等部では2年になると「現場実習」というものを行い、実際の企業やお店などで仕事を体験する機会があります。そこでの実習を受け、卒業後そこに就職、なんてこともあります。 就職先としては、書かれているようなものが主ですね。ただ、授産施設や福作と呼ばれるところへ通うには障害認定を受けている必要があります。ので、手帳を所持していないと難しいです。 また、就労支援センターというのもあります。ここでは相談はもちろん、体験実習の支援や就職後のサポートも行っていて、ハローワークや行政機関、福祉施設などとも連携をとっていますので、心強い味方です。 親の亡き後 考えておくことはとても大事です。辛い話ですが、人間いつどうなるかわかりませんから。。 グループホームも、入所施設も、言い方は悪いかもしれませんが1度入ったらなかなか出ません。出る理由もあまりないですし。なので、新しく出来れば別ですが、今あるGHに入るのは難しいかもしれません。 金銭面は、就労によるお給料、年金、家族等からの援助、が中心です。ただ、年金も障害認定を受けている必要があります。お金に関しては、国民年金自体この先どうなるかわからない時代ですので、今のうちから貯金なり民間保険なり考えておいた方がいいですね。 一言で軽度知的障害、と言っても、その症状や必要な支援は様々です。周囲と連携を取って、お子様の支援を考えてあげてください。学校の教師や児童相談所、発達障害者支援センター、役所の福祉課、福祉団体など、たくさんあります。家族だけで抱え込まず、みんなでお子様のことを考えていきましょう。

net4850
質問者

お礼

 詳しく回答ありがとうございます。とてもためになりました。  やはり現実は厳しいですね。福祉の枠から外れると、特に厳しいということが分かりました。枠から外れた場合でも、社会になじんで暮らしていけるように、日々療育を親子ともどもがんばりたいと思います。就職などはまだまだ先のことですが、親がある程度、前もってやっておく必要があることもあるとわかりました(民間保険などは考え付いてなかったです)。ダンナにも読ませたいと思います。

  • formidable
  • ベストアンサー率15% (470/2940)
回答No.1

先の心配をするよりも、いまは あらゆる可能性を考えましょう。 山下清(=大橋清治)画伯 の才能を引き出した 精神科医の式場隆三郎さんのような人に アナタ自身がなるか、 才能を見つけてくださる人を探し出しましょう。 いろいろなところへ連れていって 諸種の体験をさせて、そのプロセスで 何に瞳を輝かせ、 集中してつづけるかを鋭く観察し 潜在能力を開花させてあげましょう。 強固な意志をもって進む者に世界は道を開きます。 アナタは母親として強い気持ちと勇気をもってください。 お子さんが可愛いのであれば 鍛えて才能を輝かせてあげてください。 宝石の原石は磨かないと輝きを発しません。 (鍛える方法を決して間違えないでください) ※思い込みによる決めつけでお子さんを過小評価し 多様にして無限の可能性の芽を摘んでしまはないでください。 ご幸運を祈ってます。

net4850
質問者

お礼

 私は子供が何を好きなのか観察もし、伸びるように後押しもしています。転勤族だから、あちこちを転々としながらより良い療育施設も探してきましたし、健常児と触れあう機会も大切だと思い、幼稚園にも転園させて、幼稚園の先生ともみつに連絡をとりあい、実際に子供の成長を感じてきました。障害のいる子がいると、周囲の人々に助けられていることをよく感じます。子供が大切な友達を持つ機会を与えてくれることもしばしばです。私自身決して希望を失ってはいません。子供を過小評価しているつもりはまったくありませんよ。先のことばかりを見ているわけじゃないです。  だけど、当事者からどんどんアタックしていかないと情報は手に入らないし、将来就職して欲しい、親が死んだあと、少しでも生き生き暮らして欲しい、そう思えば、早めはやめの情報収集は必須です。兄弟児にも自分の人生があります。私はどちらの子供も大切です(子供は二人。一人は障害児、もう一人は健常児)。だから重荷になり過ぎないように障害のある子は出来る形でいいから、多少は自立して欲しいし、だから自立に向けてどう動いていったらいいのかを知りたいのです。希望を失いすぎないように、でも現実にそって子供が幸せになる道を見つけるのが私のやり方の一つです。  障害児だというと、「治るの?」という人がいるんです。多動が治ると思っている人がいるんです。私は残念ながら、子供の発達障害が「治る」とは思っていません。決め付けではなく、それは医学的な事実です。でも、改善されることは知っていますし、改善されるための努力はしていますよ。そんな子でもいろいろな可能性があるのは分かっています。子供の人よりゆっくりな成長のペースを受け入れるのが障害児の親としての最初の覚悟だと私は思います。 私の知りたいことは就労の実際とか制度のことです。  

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