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フラットの金利が上がるのはなぜ?
フラット35の11月実行金利が軒並み0.1%以上上がっています。メガバンクは預金金利引き下げ、日銀も貸出金利下げているのに何故公的な色の強いフラット35の融資金利がこの御時勢で上がるのでしょうか? お詳しい方よろしくお願いいたします。
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- Domenica
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フラット35は、最長35年という長期間にわたって金利が固定される商品ですから、「金利設定」の際に指標とするのは、先日引き下げられた「政策金利」ではありません。 フラット35の「金利設定」の際に指標とするのは、「長期金利」です。 「このご時勢」において、10年もの国債の利回りが下がらず、むしろ(11月の実行金利を決める時期である)10月に入って9月よりも上がったので、フラット35の11月の実行金利が「軒並み上げられた」んです。 金利の設定も、それぞれの金融機関において『稟議決裁』を経なければいけません。 ですから、月の中旬から下旬には、金利決定の稟議書を起案する準備に入らなければならないんですよ。 こちらをご覧ください。 http://www.bb.jbts.co.jp/market/index_kinri.html ちょうど、10月の中旬から下旬ころの金利は、9月の下旬よりも0.1%ちょっと高めに推移していますでしょう。 11月のフラット35の金利は、この推移の影響を受けたんです。 10月の長期金利が9月よりも0.1%高めに推移したから、フラット35の11月の実行金利は10月よりも0.1%高めになったんです。 「政策金利」が大きく影響するのは、民間金融機関の住宅ローンならば『変動金利型』です。 ただし、多くの金融機関で『変動金利型』の金利見直し月を4月と10月の年2回に設定していますから、今回の「政策金利」の引き下げが影響してくるとしても来年の4月以降になる可能性が高いです。 尤も、それまでに景気が回復して、再度「利上げ」が行われますと、今回の「利下げ」は、住宅ローンには影響しなかった…ということも考えられます。
- masuling21
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日銀の政策金利は短期金利(無担保コール翌日物)の誘導目標です。それに連動して預金金利が下がりました。一方、住宅ローンの金利は長期金利と銀行のプライムレートに影響をうけます。いずれ、住宅ローンにも日銀の政策金利の影響はでますが、すぐにというものでもないです。
お礼
ありがとうございます。頭では理解しましたが何か納得は出来ませんね