おおよそYoshaさんの言い分で正しいかと思います。少しだけ補足したいと思います。
振り子を振る時にその振る手(つまり力点)、大元の糸の接合部(つまり支点)は体形によって変わってくることになります。
腰が強く、歩くための足が同時に強い(つまり旧来の日本人体形)では足を力点にした方がいい(腰が強いのは第一条件でしょう、腰に悪いスイングとも言えますからね)でしょうし、逆に最近の若者のようにすらっとしていて足が長め、背筋が強そうな体形や、水泳の北島康介選手のように肩幅があって、背筋力の塊のような体形では足を支点(中心)にした方がいい結果は得やすい(逆にこちらは足首の強さが求められます。いずれにしても支点にかなりの負担がかかるということです)と思いますね。いずれにしても振り子の玉の部分に当たるクラブヘッドが作用点なのですから、手や腕に力込めるのはせっかくスムーズに動く振り子を横から手で(力が入ることで)止める(とともに振り子の振れ方も乱れますね)ようなもんだという認識がいいと思います。
例えば、ピッチャーを考えてみましょう。日本の旧来のピッチャーは投げた後に右ひざ下部に土が付きました。これは力点を下半身に、コントロールを上半身に頼った体の動かし方です。しかし外国人ピッチャーと呼ばれるほとんどの方は、また最近の日本のピッチャー(少し昔では伊良部選手が代表格でしょうか)も右ひざに土が付きません。これは力点を上半身に、コントロールを下半身に頼る考え方からの身体の動きによるものです。(野茂選手のように体をねじってパワーとし、踏み込むことでコントロールする例外もあるんですが)
シーソーのように作用点と力点を離してその間に支点を持ってくるのか、それとも投石機のように作用点と支点を離して、その間に力点を持ってくるのかの違いです。これが体形によって変わる振り子の振り方なのです。
どちらを選ぶかはあなたの体形や筋肉構造で考える必要があります。(自分はスコア120台の時にシーソー型を選択しました。そういう意味では考えるのにスコアは関係ないですね)