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豪ドル オーストラリアドル

恐ろしいまでの金融混乱、経済停滞な今なのですが、 これほどの円高になると、気にかかるのはその対象国です。 95年のスーパー円高時は、今と違い日系は15000~17000円で 推移しており、この時の円高現象は、実は海外のファンドが仕掛けた 儲けの手段の一因に過ぎないことが要因とされていますが、 今回の円高は全く質が違います。 ほとんど金融恐慌、世界恐慌です。 その中で、円高で苦しむ方々は日本中に数多くいらっしゃると 思うのですが、逆に、対円で凄まじく下落している通貨、 オーストラリアドルの国、オーストラリアの情況は如何なものか? と思いまして、そちらを教えていただける方、 いらっしゃれば教えてください。 2008年5月から8月の頭までは、1AUD=¥100超えていたのが、 現在1AUD=¥57です。40%以上の下落です。史上最安値もつけました。 8月の真ん中以降がその下落率が凄まじく、わずか2ヶ月で 円に対して40%もの通貨価値を失って、先進国の一つでもある オーストラリアは一体どうなっているのか。 どなたか教えてください。

みんなの回答

  • kenneth3
  • ベストアンサー率100% (2/2)
回答No.2

こんにちは 今回の円高およびオーストラリアドルはいろいろな状況が悪く重なって起こったのですが、基本的にはこの金融危機が引き起こしたことは間違いがないです。 日本円の急騰は、円キャリートレードの解消による円の価格高騰からパニックを起こした一般投資家(FXトレード、オプショントレード)の方たちが円買いを急いだために引き起こされたのだと思っています。(もちろんこれは要因の一つで、日銀の利上げ、金融的に安定している国への資金の回避なども他の要因として挙げられます。) 一方、オーストラリアは資源やサービスを輸出して国際収支を保っている国なのですが、Mt Gibsonという鉄鉱石の会社が、中国との鉄鉱石取引に不安感を発表してから先物市場を中心にドルの暴落が始まりました。 またオーストラリア政府は、リセッションを避ける手段の一つとして全銀行の全額預金保障を発表したのですが、これが国際社会では悪い風に取られてしまい、オーストラリアからの外貨流出の一旦となりました。またさらに、金利引下げ、および預金保障の額を全額から1ミリオンドル(現在の日本円価値で5500万円くらい)で、13のファンドが預金引き出しの凍結とり、同時期に(先週金曜日)鉄鉱石会社のMt Gibsonが中国との交渉が失敗に終わったことを皮切りに金曜日からの大暴落となりました。(もちろんこれは特にフィーチャーされている要因であって、他にも山ほど理由がありますが、ここでは長くなるので説明を省きます。) 10月28日現在でのオーストラリアドルと日本円の関係は1ドル55円くらいになっています。 オーストラリア国内では、このドル安が追い風になって資源、サービスの輸出が加速するのではないかという期待感が高まっていますが、この先は誰にもわかりません。 ただ、サービス輸出に関しては市場の様子を見る限り、傾向はよいような気がします。 (留学、旅行、etcetc) ここからは私の個人的な意見なので参考までに聞いてください。 現在、市場はプロのトレーダーだけでなく、一般投資家の人たちが多く入りこんで市場を形成しています。こんかいの金融危機のようなときは、プロのトレーダーの動きに、情報を持たない一般投資家さんたちが追随する形で動きをつくるため、取引はおそらく通常の取引のときより大きく振れるのではないかと考えています。(というのも一般のFXトレーダーさんたちの情報交換を見ているとオーストラリアの状況を分析していらっしゃらないかたもかなり多く見受けられるからです) ですのでもう一度二度大きく上下に触れることがあるのではないかと予想しています。 日銀もしくはRBA(オーストラリアの中央銀行)の通貨介入や、オーストラリアにとっての輸出契約なんかが今後のオーストラリアドルのキーになってくるのではないかと思っています。 基本的には、GDPは小さいですがファンダメンタルズの面で言えばオーストラリアは日本に負けないくらい経済力のある国です。ですので、円キャリートレードがクリアになり、日本の金融機関の不良債権の解消もしくはオーストラリアの金融機関の不良債権の解消が、今後の為替市場の動きに大きくかかわってくると思います。 参考までにオーストラリアの状況がよくわかるサイトを載せておきます。 http://money.ninemsn.com.au/ とりあえず、今は世界中が力をあわせてこの金融危機を乗り越えたいですね。

参考URL:
http://money.ninemsn.com.au/
  • fedotov
  • ベストアンサー率48% (710/1461)
回答No.1

日本は円高になると輸出価格が高くなり、輸出産業の売上げが減ります。 反対に円安になると輸入コストは上がりますが、輸出産業の景気が良い方がメリットが大きいです。 オーストラリアにとり日本は最大の輸出国(1/5)なので、オーストラリアドルが下がれば、 日本への輸出価格が下がって輸出が増えます。 日本からオーストラリアへの輸出品は、余り浮かびませんので、輸入価格の上昇の影響は少ないので、 対日本に対する貿易としては、オーストラリアドル安はメリットの方が大きいです。 あとは、オーストラリアから日本へスキー旅行に来る旅行代が高くなりますが、 これも、旅行先を日本以外にすればよいだけの事で、日本のホテル業界にとってのマイナスです。 オーストラリアにとって問題は、日本と同じく、欧米の景気悪化による輸出の減少でしょう。