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セクハラ被害を解決したことありますか?
私はセクハラで悩んでいます。 先日、ラジオを聴いていたら、セクハラについてのリスナーの体験談を紹介するコーナーをたまたまやっていました。 そのラジオ番組では、現在セクハラで悩んでいる方の投稿は残念ながらなく、10年前の体験談などだったのですが、会社が男社会であることは今も昔もあまり変わらないのかな…という感想を持ちました。 セクハラ被害を勤務先(人事など)に相談した場合、どのような流れで問題を解決していくのでしょうか。どのような手法をとれば女性(被害者)に有利に進めることができるでしょうか。 実際の体験談をお願いします!
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私は、「セクハラの防止指導」等を担当する人事関係部署に所属しています。 セクハラを相談する場所は、人事関係部署と専門の相談員に相談する二種類があります。 この二つの大きな違いは・・・ 1.「人事関係部署」相談の解決と同時に、加害者に対する懲戒も始まります。セクハラの事実が「公」になる可能性があります。 2.「セクハラ相談員」加害者に対して、セクハラを止めるように忠告し公にはせずに解決します。 公務員や大企業などはこの二つの相談方法が存在します。 しかし、会社の大きさなどによっては、そうでない場合もあるでしょう。 一般に相談から解決までの流れは・・・ 1.相談者からの内容を確認する。 2.事実関係を調査する。 3.解決法を決め、その方法について相談者の了解を得る。 4.加害者に対して、事実の確認をする。 5.加害者に対して、相談者の状況を伝え、それらの行為を止めさせる。 ・・・・と、いうのが一般的な流れです。 ただし、人事関係部署だと・・・ 1.相談が「被害申立」になります。 2.人事は、それが「規則違反」か確認調査の実施 3.加害者に対して「供述」を取ります。 4.懲戒委員会等で審議し、懲戒の量定を決定します(もちろん、「不問」の場合もあります。 5.加害者に対して、懲戒処分が処せられます。 どうすれば被害者に有利になるのか・・・ これは、事実の調査結果によりますから一概には言えません。 場合によっては「被害者の思い込み」「被害妄想」とされる場合もあります。 まずは、信頼のおける友人や同僚などに、それがセクハラどうか聞いてみることも良いかもしれません。 「セクハラ」とは「受け取り側(被害者)の解釈次第」とは言われますが、その分加害者に対する警告等は慎重に慎重を重ねて行われます。
お礼
アドバイス大変参考になりました。ありがとうございます。 相談を投稿してみたものの、ご回答いただける方はいらっしゃらないかもしれない…と諦めかけていた矢先でした。 あまり重苦しい文面にしたくないと考えて、上記のような深刻ぶらない質問文を書きましたが実は内心ではとても困っていました。 ありがとうございました。