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パニック症候群の対処法と改善方法
- 体調が悪くなってから漢方薬や命の母を飲んでいますが、身体的な症状はかなり改善されました。
- しかし、外出時に不安を感じることがあり、リハビリや練習を行っていますが、体調が優れない日はすぐに疲れます。
- 心療内科にはかかっていませんが、新薬に頼らずに改善する方法を探しています。喉の痒みや胃のもたれもあります。
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パニック症候群と言う事なので、神経症と言う事と、不安と言う事を説明します。神経症を起こしているものは自我意識です、その中で「意識する」と言う事が神経症を起こしています。神経症の症状はほとんどが「意識した事」が症状名になっています。 それでは意識したという事を説明します。話をする時に意識をして自我意識が話をしようとすると出来ません、自我意識は完全には体を動かせないからです。その時には「吃音」と言う事になります。 眠る時に意識を先にして意識或いは意志の力で眠りに入ろうとする時には眠れません。不眠症と言う事です。 不安を感じてその不安を嫌なもの、心に在ってはいけないものとして認識した時には、その意識したために不安は大きくなります。これが不安障害と言うものです。その不安を、安心と比べて安心したいと思って不安を追い出そう、強く心で思う時に不安はもっと大きくなって「パニック」になります。これがパニックの正体です。 不安の正体は何かを意識して、意識し続けるという事です。意識する、と言う事は、人間の特権です。ですがその意識に人間は悩まされています。 人間の一番幸せな心持の事を「天国」と言う風に言います。それに一番近い存在は幼子、と言う風に聖書に書いてあります。その反対は失楽園と言う事です、これは知恵のリンゴを食べて天国から追放されたという事になっています。これは人間が大人になるある段階において、いろいろな知恵が付いてきて、自分と他人、永遠と有限など様々な事を省みて、比べているという事です。 それは「善悪」という相対的な分別が付いてくるという事です。幼子は未だ脳の機能が分化していないので、分別する能力が無いという意味です。悩みが始まる頃、劣等感とか優越感とかが、意識に上ってくる年頃、すなわち思春期と呼ばれる頃、或いは中二病という症状が出始める頃、人間の意識ははっきりと自立を始めます。 精神疾患の始まる年頃です。これは人間の元々持っている働きと言うものと、自我意識がお互いに独立して歩き始めるという事を意味しています。「心の分裂」と言う事です。意識するという事は分かり難い事ですが、心が二つに分かれたという事を意味しています。脳の機能の分化が完成に近ずく事によって心は二つになります。これが精神疾患の本当の原因です。 貴方のパニック症候群と言う事に触れます、貴方が抱いた不安と言う事を、貴方は「心は常に安心していなくてはいけないもの」と言う風に考えていたと思います。そうして不安と安心と二つのものを比べています。それが「善悪」を知る知恵のリンゴを食べた。という事になります。そして安心だけを求めています。不安はいけない事、いらない事として、不安を心から追い出そうとしています。その事でなおさら不安が大きくなってしまいます。 貴方の場合(誰の場合でも)心は常に揺れ動いていました、過去にも不安の時は有ったはずです。ただ今回だけは不安を意識の上に挙げて不安を特別に意識しているに過ぎません。ただ特別に意識したために、前のように、無意識の世界の入り方を忘れてしまいました。 人間が本当の働きをする時は「自我意識」がおとなしく引き下がっていて、自分の本当の働きそのものが自分の体を、心を引っ張っています。処が「意識」する事によって、自我意識が全面に出てしまって、本当の働きが引っ込められる、或いは無視をされてしまいます。自分の命そのものの働きにも意識が有ります。分かり難いのですが「確かに意識」はあります。その意識からの助け舟、或いは、アピールが「得体の知れない不安感、或いは罪悪感」です。 神経症と言っても鬱といっても精神疾患そのものは自我意識の勘違い、或いは、自我意識の認識の誤りと言えます。どういう風に誤っているかと言うと、目の前のたった一つの事実を二つにして見ているという勘違いです。それは妄想で見ているとも言えます。貴方の場合は元々不安なんか無かったのに、不安と安心を二つにして見ているという事です。是は貴方が安心と言うものを望むために、妄想の世界で不安を作っている、或いは生み出していると言えます。 不安は貴方の心が勝手に在るものとしている、妄想でしか有りません。 神経症の治りと言う事を説明します。神経症を治すためには「症状を」無くしたいという観念を捨てて下さい。症状を忌み嫌っているというその心が症状を作っているからです。症状を治そうという事は不可能です。神経症を治すという事は、別の取り組みが必要となります。 症状は有っても仕方がないと諦めて下さい。この諦めが完治の最短コースとなります。その症状を受け入れる準備をしてください。それが完治の最短コースです。認識の誤り、症状を無くそう、取ろうという観念が無くなった時には症状は消滅します。 何故ならば症状を忌み嫌っていて、無くそう、取ろうというその心が症状を発生させて、症状を固定させていたからです。症状は有って当たり前と心から、納得できる事は親鸞の言う「自然法爾」と言う事が体得できた時です。全てが一切このままで法にかなっていた。と言う事です。
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- lavender06
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私も同じような症状で、脳外科など行ったりしましたが、異常はなく、しかし症状は改善されず、むしろ悪化していき、つらく自分にも自信がなくなりかけていたので、私はすぐに精神科に行きました。 NO,1の方がおっしゃる通り、精神科ですと簡単なカウンセリングと投薬治療が一般的だと思います。 私は病院や薬に全く抵抗がないので、今も通院し治療中ですが、質問者さんがどうしてもそのような形を望まなければ、やはりカウンセリングを受けるとか、自分自身で「大丈夫大丈夫」と言い聞かせ、強い気持ちで何とか治すこと、不安だと思っていることを心許せる方にお話するなどして改善するのが良いかと思います。 でももし少しでも心療内科や精神科に行ってみても良いかなと思えるようなら、是非行かれることを私はお勧めします。 素人の私達よりはその道のプロだと思いますし、早道だと思います。
- lalulalun
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外出(など発作を起こしたことのある事象)すると また発作がくるのではないかと不安になることを予期不安と言います。 パニックのやっかなのは症状もさることながらこれが大きいです。 できるはずのこと、できてたはずのことが恐ろしくてすくんで しまいます。 この不安は精神的な部分と、実際に脳で出される物質が悪さしている 部分があります。この病気を治したいのなら、そのどちらもに対処することが一番近道です。 質問者様は新薬などは避けたいとのことですので、前者の精神的な 部分でのみ克服したいと言っているのと同義ですね。 こちらはカウンセラーさんにかかるのが的確なアドバイスを得られて 良いと思います。行動療法をしたり、発作が起きても大丈夫なように 色々な武器を教えてくれます。(落ち着くための方法ですね) 後者は心療内科か精神科・神経科にかかり、てっとりばやく薬を もらいます。 ただ、薬で発作が抑えられているあいだに精神的な自信を取り戻し、 いずれは薬がなくても大丈夫になるというのが理想ですので、 カウンセラーさんにかかると病院の受診を勧められる可能性は 高いです。 お大事に。
お礼
回答ありがとうございました。 興味深く読ませていただきました。 受け入れるとは、頭ではわかっていてもなかなかその場で実践するのが難しいですが、頑張ります。