1,2,5の倍数以外の額面の紙幣

質問

日本に限らず、世界中の国の紙幣のほとんどは、額面が1，2，5の倍数ですよね。

それ以外の額面の紙幣ってどんなものがありますか？

私が知っているのは、ニュージーランドの隣国であるクック諸島の3ドル紙幣ぐらいです。

ご存じの方、宜しくお願い致します。

回答No.3

pelagicus

No.2で主なものは出尽くしてますが、あと付け加えるとすれば、
中途半端な額面の紙幣が発行される理由には、他国の通貨などとの両替に便利というのもあります。たとえば…
・カナダの4ドル紙幣。
・フランス領サン・ピエール・ミクロンの27フラン、54フラン紙幣
・ポルトガル領インドの30エスクード、60エスクード紙幣
・ケイマン諸島の40ドル紙幣
・ポルトガルの1200レイス、2400レイス、6400レイス、12800レイス紙幣

回答No.2

Umada

額面が1, 2, 5およびその10の累乗倍単位でない紙幣は確かに稀ですが、例外的にミャンマーには多数存在します。過去に15チャット、25チャット、35チャット、45チャット、75チャット、90チャットなど半端な額の紙幣が発行されています[1-4]。
　このような半端な数字の紙幣が存在するのは、政府が「旧来の紙幣を廃貨にし、半端な額面の新紙幣を発行」という乱暴な政策を、しかも3回も行ったためです。大量の現金を溜め込んだ資産家から資産を取り上げると同時に、貨幣流通量を減らしてインフレを抑制するのが大義名分だったようですが、当然ながら一般市民の日常生活まで大混乱になりました[5]。
　現在は再び、50チャットや100チャットなどの「まともな」額面の紙幣が発行されるようになり、半端な額面の紙幣は新規発行されていませんが、15チャット、45チャット、90チャットの紙幣はたまに手にすることもあるようです。25チャット、35チャット、75チャットなどの紙幣は流通停止になって久しいですが、[2,4]などに画像があることを考えると入手の方策はあるようです。推定ですが、廃貨の際捨てるに捨てられなかった人から買ったのではないでしょうか。

　ミャンマー以外ですと、旧ソ連で3ルーブル紙幣が存在したようです[6]。またその流れで、旧ソ連圏諸国でも「3」単位の紙幣があるようです[7,8]。[8]では「25スム」紙幣もあります。記念紙幣まで含めてよければ、国王即位60周年を祝うタイの60バーツ紙幣もあります[9]。また紙幣ではありませんが、アメリカで歴史上1度だけ「3ドル金貨」が発行されたことがあるようです[10]。

参考ページ
[1] http://banknotes.visithp.jp/mmrlist.html
[2] http://www2m.biglobe.ne.jp/%257eZenTech/money/banknote/p09_myanmar.htm
[3] http://www.actiblog.com/burmamyanmarnews/49788
[4] http://tanukida.exblog.jp/6964392/
[5] http://www.grsj.org/report/report/myanmar.html
[6] http://banknotes.visithp.jp/rus3.html
[7] http://www2m.biglobe.ne.jp/%257eZenTech/money/banknote/uzbekistan/cym_3a.htm
[8] http://www3.ocn.ne.jp/~i-toshi/homepage/b5.htm
[9] http://www.ja6ybr.org/~jf6dea/hsrpt/rpt51.htm
[10] http://www.collectors-japan.com/nevada/content/c050301_8.html

参考URL：

http://banknotes.visithp.jp/mmrlist.htm

回答No.1

tiltilmitil

1の倍数でないとなると、分数か少数使った紙幣しか該当しませんが。ざっと検索してみると、紙幣ではないけど二分の一フランの硬貨があったようです。