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MONSTERの絵本『めのおおきなひと くちのおおきなひと』の意味とは?
- 『めのおおきなひと くちのおおきなひと』は、あくまととりひきをする話です。
- めのおおきなひとはお腹がすいていて、あくまとの取引を後悔しています。
- この絵本は、自己欲求の追求と後悔のテーマを描いたものです。
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>私の理解力が弱いのか、原作の意図を読み間違えているのか どちらなのでしょう? 余り気にする事はないでしょう。「絵本」の内容をいかに理解しどう利用するかどうかは読み人次第。もっと身近な例を当てはめて個人個人で独自の解釈の答えを出しても別に問題はないのです。劇中では『優秀な子供たち』は『優秀』であるが為に答えが誘導され得られた物であるですら気付く事が出来ませんでした。原作の意図としては、現実問題としてこの「絵本」を利用するしないに関わらず、また、意図して造り出された『優秀な子供たち』でなくても「MONSTER」を至極簡単に造り出せる事等に対する恐怖と警告を訴えたかったのかも知れませんね。
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- ryuzin
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前回の説明では分かりにくい部分があったかもなので、今一つの解釈の例を。「めのおおきなひと」というのは所謂発展途上国の人達の事。 「くちのおおきなひと」というのはそれ以外の文明国の人達の事を皮肉った物であるとも言えるのです。心理学とか齧ってないとそこら辺の解釈はちょっと難しいかも知れませんが、兎に角、あくまの言う所の「とりひき」無くしては、「世界」は成り立たない。もしくは生きていく事が出来ないのだという事だけを悟らせる為だけに造られた絵本だと言う事です。 ちなみに・・・。このお題、漫画『MONSTER』の事ですよね?(段々不安になってきた;)
- ryuzin
- ベストアンサー率44% (255/570)
この場合、「めのおおきなひと」と「くちのおおきなひと」と言うのは我々人間の総意です。さらに突き詰めれば、「めのおおきなひと」は一般人、「くちのおおきなひと」はお金持ちや権力者達といった権力者達の寓意となっています。では、「あくま」は何に当たるか?それは「めのおおきなひと」と「くちのおおきなひと」であると同時に、我々が暮らしている「社会」や「世界」そのものの寓意として見ればいいのです。そして「とりひき」とは「社会」や「世界」で『生活していく為の“方便”(例えば労働力の提供とか)』の寓意として使われているといって差し支えないでしょう。何故この様な言葉を使わなければならないかと言うと、一般人は「目を見開き世界を見」、お金持ち等は「口で世界を切り開いたり出来」たりするから。「あくま」なのは、その力が有限である事等から来てたりしています(寓意なので人によって解釈の幅は広がりますが大まかにはこれでOKかと)。そして、この3者は生きている限り切り離す事は出来ない。というを最後の方で「あくま」に言わせる事で暗示させているのです。 この“法則”を乱す者は、例えそれが何者であれ社会に暮らす人間には制御出来ない存在として認識される。それが『MONSTER』という訳(日本語では怪物ですね)に繋がっていくんです。意図してその“答え”を導き出す為にこの絵本を利用もしくは造り出したとしたらその人は革命家か破壊者とでも言う存在なのかも知れませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 もちろん、漫画『MONSTER』の事です。 この物語が『優秀な子供たち』には分かったといいますが、 私は説明されて初めて「ああ、なるほど・・・」 と感じました。 私の理解力が弱いのか、原作の意図を読み間違えているのか どちらなのでしょう?