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ウイルスバスターの検出率について
ウイルスバスターを更新するかどうかについて悩んでいます。 一年近く使っていますが、何の問題もなく、満足しているのですが、 対策ソフトのマルウェア検出率のランキングでは、他の有名どころに比べて、毎回、少し、検出率が低いのが気になります。 これは、(1)実用上、問題のない程度の差なのでしょうか?それとも (2)ノートンやカスペルスキーなど、検出率のより高い製品に乗り換えるべきなのでしょうか? わたしは、オークション、ネットバンクを利用しているので、一般的なネットに関するセキュリティには気をつけているのですが。 (ルーター使用、海外サイトやアングラサイトなどには、近づかない。 自分以外のPCで、個人情報を扱わない。PCに重要なデータをおかない。 不審なメールやファイルは開かない。等です。) フリーのものは、念頭になく、操作の簡単なものがいいです。 バスターのまま継続したいのですが、検出率の低さが、即、実用上のリスクにつながるのなら乗り換えも仕方がないと考えています。 事情通の方、お教え下さい。よろしくお願いします。
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現在のマルウェアは概ね犯罪目的で作成されています。 マルウェアはプロの金儲けの手段に http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/06/01/avert/ 従って犯罪テロ産業複合体の収益を上げるためなら何でもします。 情報セキュリティ白書2008 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/20080527_10threats.html 怪しいサイト/メールは開かないので大丈夫というのはもう過去の話です。 またマルウェア最終防衛ラインは「情報共有の輪」 http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0804/25/news03.html のような高度かつ複合的な攻撃が増えたため対応には高度なスキルが 必要です。また マルウェアのローカル化進む http://www.atmarkit.co.jp/news/200802/12/avert.html にあるように特定の地域特性に合わせた攻撃が増加しています。 従ってウイルス対策/FWソフトだけでは対処出来ません。複合攻撃が増えて いるので総合セキュリティソフトによる複合した対策が必要です。 これらを踏まえた上でのウイルス対策についてですがウイルスバスターは 検出率は低めですが一通り全ての脅威に対応可能になっていて個々の性能 は高くないものの全体のバランスが良いです。 初心者向けに作られているのでわかりやすく、またウイルス情報が多く わかりやすいのもメリットです。機能的にも例えば見ただけで感染する サイトのブロックにはWEBフィルタが有効なようですがウイルスバスター のものはかなり優秀です。 ネットの使用頻度が高くないと思われる初心者向けの総合セキュリティ ソフトとしては必要かつ十分な性能の製品と思います。 基本的に使い慣れたセキュリティソフトが一番良いセキュリティソフト です。ただしオークション、ネットバンクを利用されるのでしたら少々 心細いので無理に変更する必要は全くありませんがWebからのゼロディ 攻撃対策に仮想ブラウザとの併用を推奨します。 『ZoneAlarm ForceField』 http://www.junglejapan.com/products/sec/zone/zaf/
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- wamos101
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こんにちは。 私はクラッカーコミュティー巡りや対策ソフトの性能テストなどをしております。 最近のMalware作者やクラッカーは対策ソフトの導入をあらかじめ想定して攻略してきます。難読化などによってスキャンをすり抜けようとします。今ではヒューリスティックスキャンも回避できるようになっています。また、対策ソフト自体への攻撃も行われることもあります。 一方、Personal Firewallにおいてもユーザーが許可している可能性が高いブラウザやメールクライアント、メッセンジャー等に成りすましてすり抜けたりします(ウィンドウレス)。 このような状況を踏まえるならば、今現在最も対抗力を持っているKaspersky Internet Securityがお薦めです。各社の2009版も出揃いつつありますけどKIS 2009が性能的に抜け出てます。動作も軽いしスキャンも速い。 ウイルスバスター2009に関しても軽くテスト済みですが、流行のすり抜け手法にややついて行けてないようです。
お礼
大変専門的な回答に驚いています。 カスペルスキーがお勧めなんですね。 本当にありがとうございました。
- MD13
- ベストアンサー率35% (28/79)
確実に安全なセキュリティソフトはないので・・変なサイトに行ったりさえしなければウイルスバスターでも十分だと思いますよ。 少なくとも国内に出回るようなウイルスは即対応されると思います。
お礼
非常に解りやすい回答に感謝します。 ありがとうございました。
実用上問題なし。 周りにウイルスバスターを使っている人は多いですし、もちろんネットショッピングもやってますよ。 ウイルスバスターの不具合でニュースになったが、これは日本でのシェアが多い(使用しているユーザーが多い)のが原因。 マイナーなソフトやフリーソフトなら不具合が起きてもあそこまで大騒ぎにならないだろう。 極端な話、実際のウイルス遭遇率を考えるとどのソフトを選んでも良いと思う。 特にスレ主さんのように危機管理感覚がしっかりしている人なら大事にはなりませんよ。 まあセキュリティソフトは保険みたいなもので信用が売り。 少しでも不安があるなら乗り換え検討されてみては?
お礼
非常にわかりやすい回答ありがとうございます。 危機管理意識は、少しはありますが、知識が伴いませんので、勉強中です。
- United_93
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検出率の数%の差は 即実害に非常に近づくとは思いませんが、 VBのTM社は今まで色々と「事故」を起こしてきたことが気になりますね。 「ウイルスバスター、パターンファイル更新でCPU使用率100%になるトラブル」 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/04/23/7414.html 余談ですが、これ↓には笑いました。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/04/26/7457.html 「トレンドマイクロのウイルスバスター、最新エンジンに不具合を確認」 http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0122/trend.htm 私の所属する会社ではVBを使っていましたが、 上記2件の事故では業務が殆ど出来ない事態になりましたね。 最初の件は一般のニュースでも報道されるほど大規模になりました。 別件では 「トレンドマイクロのウイルス情報ページが改竄、ウイルスを埋め込まれる 」 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/12/18775.html 「トレンドマイクロの営業資料がWinnyに流出」 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/27/11385.html 他社でもチョンボはありますけど、ちょっとこれは。 まぁ、私はVBは使ってません。使うこともないでしょう。
お礼
色々な問題があったんですね。 回答ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
とても詳しいアドバイスに感謝しています。 色々、勉強になりました。 仮想ブラウザには、感心しました。 早速、試してみたいです。