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21インチCRTモニタの文字視認性について
- 21インチCRTモニタで解像度2048x1536にした場合、9ポイントの小さな文字も認識可能か?
- 21インチCRTモニタのおすすめ機種は?
- CPD-G520のドットピッチが0.21mmで細かいため、文字の視認性は良いか?
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#1&2です。 前のアドバイスで一部だけ修正させてください、「後ですね」の後 誤:慣れるに従ってむしろ色再現の良さ 正:慣れるに従ってむしろ色再現の「安定性」の良さ 文字が抜けてました。 まず、CRTが「滑らか」に「見える」のは実際は「ぼやけて」いるからです。「メイリオ」はClearTypeと言うフォント情報を持っており、強制的にアンチエイリアスをかける仕組みになっていますが、MSゴシックやMS明朝は9pt以下ではドット表示になるようにプログラムされています。 下記URLはwikipediaの「ClearType」の記述ですがhttp://ja.wikipedia.org/wiki/ClearType 「サブピクセル別の発色により、文字の端は赤や青に色付いている。6倍に拡大。 」と言う画像をご覧いただくとわかりますがこれと同じ事がアナログ接続でCRTでは起こっているだけの話なのです。 つまり「滑らかに見えるのは実際はぼけているから」なのです。 対して液晶は液晶自体がドットなのでドット情報しかないフォントはドットのまま表示されると言うオチで、例えばOpentypeフォント等アウトライン情報を持つフォントはDTPソフトやワープロなどでは綺麗に見えます(メニュー等のシステムに関してはClearType情報を持たないフォントは綺麗に表示されません)、「滑らかに表示できない」のはMSゴシックやMS明朝に関して言えば「フォントの仕様の問題」であって「液晶の問題」ではありません。 目の疲れに関しては「明確な根拠」と言うようなものは存在しません、と言うより「存在しようがありません」。同じ人・同じ時間といった同じ条件下での、それぞれを使用すると言う事は出来ないからです。強いて言えば「リフレッシュレートの高周波数化は目に負荷が大きい」「光量の大きさが目に悪い」等と言われていましたが、明快な根拠があるとは私は思いません、だって同じ人で試す事は不可能ですもの(個々人の能力差は定数化できません)。 であるならば工業製品としての優劣で選ぶべき事です。 ※ブラウン管は電圧安定まで時間がかかります。 ※電圧安定しなければ色も安定しません(20インチ超は色安定まで大凡20~30分かかります)。 ※電圧が変動すると色再現は狂います。 ※並列電気の電圧供給って実は一定ではありません(19インチ以下ではその差が僅少である為に気になるレベルにはなりませんが20インチ超は顕著に出ます)。 実は「20インチ超の壁」と言うのは技術的な問題でCRT時代は最後までクリアできなかった問題です。TVは基本的にVGAしか解像度が無かったから色再現に問題が出ずに20インチ超が安価で販売できたのですが、高解像度を要求されるPCモニターでは「高周波数化」と「安定性」との戦いだったのです。 Windowsの話ではありませんがiMacのCRTモデル(15インチですが)の初期型は高細密化を実現する為にリフレッシュレートは100Hzと言う高周波数でした、それが故に故障も多かったのです(GDM-F520は85Hzで一般的な液晶では60~70Hzです)。 そして、CRTは既に終息した製品です。これはどう足掻いても動かしようの無い事実です。部品の供給もディスプレイに関しては5~6年経っているためにストックが無い状態になっています(TVのパーツは転用できません)し、何より技術者がいなくなっています。 無いものを何とか使おうと言うのは趣味の世界です、お仕事である以上は在る物でやるべきだと私は思いますよ。
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- Hoyat
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Hoyatです(番号増えると面倒なので名前) 一応ですね。 前のアドバイスでもちょっと触れましたが液晶は縦横回転できるのです(ビデオカードが対応している必要がありますが)。 詳細についてはEIZOの該当解説ページを載せておきます。 「モニターを縦表示で使用するための方法」 http://www.eizo.co.jp/support/compati/detail/rotation/index.html 横幅が足らないのでしょう? ワイドを縦置きで2枚と言う選択肢もあるはずです。 例えば24インチワイドは横置きのままだと56~58cm×2ですが、縦置きなら37~40cm×2です。 http://www.eizo.co.jp/products/lcd/sx2461w/spec/index.html (サイズを見るためだけにこれを挙げてますがこれにしろと言う意味ではありません) モニターは「必ず横置きしなければならない」訳ではありません。所詮はモニター(表示器)なんですから。
お礼
ワイドを縦置きで2枚と言う選択肢もありますね。 パソコン本体を下に収納すれば最大で約80cm幅が確保できますから 幅は問題ありませんね。後はPCデスクの上のプリンター台が邪魔なのですが 最前列に設置すれば置けなくもありません。 これで、B3サイズのチラシがほぼ実寸サイズで表裏同時表示できるのは 考えつきもしませんでした。 これで、作業が非常にやりやすくなるのは目に見えてますが、 目に良くないといわれる安物液晶モニタに妥協はしたくありません。 24インチワイド液晶モニタでLCD2690WUXiと同等品があればいいのですが 予算の関係もあるので、LCD2690WUXi1台でしばらく様子を見たいと思います。
- Hoyat
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#1&2&3です。 >ネット閲覧はともかく、DTPが主用途なら解像度ではなく画面の広さにこだわるべきでしょうか? そうですね、画面が大きい(作業スペースが大きい)方が作業はしやすいです。 私はどちらかと言うと小型本(B5未満)が多いので縦幅はあまり必要ないんで、デュアルモニタ(17インチ×2枚)で作業しています(より大きいものが価格がこなれる前に買ったので、今から新調するなら22ワイド×2か30インチクラスを1枚をチョイスします)。 なぜかと言うと ※複数アプリを立ち上げる事が多い ※ダイアログウィンドウを多数開いておく方がメニューから選ぶより作業がしやすい からです。 シングルモニタよりもデュアルモニタ環境の方が使いやすい場合が多いので、この辺りも考慮に入れると良いかもしれません。 (職場によっては30インチワイドを2枚、縦置並列で使っているところもあります)
お礼
何度もありがとうございました。 ちなみに私はB3(4C/4C)の縦長の新聞折り込みチラシを作成してます。 デュアルモニタも魅力的ですが、今の設置スペースですと 17インチ×2枚がギリギリかもしれません。 30インチ1枚ならギリギリ設置可能ですが、品質を重視すると値段が約26万円と高く手が出ません。 両脇にある書棚を別の場所に移動し、パソコン台を新調すれば22ワイド×2も可能ですが... 今まで19インチCRTで作業してきましたから、少し今回の25.5インチワイド液晶で 様子をみたいと思います。
- Hoyat
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#1です。 2年も使用するのも多分辛いですよ。 お奨めしない理由を追記として挙げると 1.ブラウン管大画面モニターの場合の最大の難点は色調整の難しさです。専門家に任せるしかないのですが、最早やってくれる人がほぼ皆無です。また、色調整が安定しません。19インチまでは比較的安定するのが早いのですが20インチ超はしょっちゅう調整を強いられます。 2.FlexScan T966は最大消費電力160W、GDM-F520は約145Wと消費電力が大きい。大きいだけでなく発熱もかなりのものです(一般的なTVなんか目じゃないくらい熱くなります)。 3.色に関しては無視できないほど劣化します。これは1及び2のせいなのですが色が安定しない上に発熱による劣化及び経年劣化は顕著に出ます。特に高細密で使うとより劣化が早くなります。 昔21型CRT使った経験で言うと「新品使用して2年でダメ」になります。 まぁプロだから使用時間が多いからと言う事もあるでしょうがそれを加味しても「劣化が早い」と言えます。なので中古はお奨めできない。 後ですね ※フォントのシャギは多分に「慣れ」です。使っているうちに気にならなくなります。私自身もCRTから乗り換えた当初は気になりましたが、慣れるに従ってむしろ色再現の良さ、つまり長所の方に目が行くようになります。 ※設置場所が狭いから高細密描写で作業と言うのもお奨めは出来ません。正直PCでの作業はそれだけで目を疲労させます、細かい字で見ているとより目に負担をかけます。
お礼
再びありがとうございます。 19インチと20インチ超がそれほど調整が必要だとは知りませんでした。 さらに、消費電力も。 色に関しては、当方は安いハードウェアキャリブレーションツールで 十分なレベルなのですが、それでも発熱による劣化及び経年劣化が顕著ですか。 だとすると考えてしまいますね。 >※フォントのシャギは多分に「慣れ」です。 そういうものですか。今は自宅なので最近購入した26インチの液晶モニタを使用してますが まだまだ、CRTモニタの方が、文字が「滑らか」に見えます。 プロが推奨する品でそうですから、他のどんな液晶モニタでもきっと同じレベルなんでしょうね。 せっかく、眼にも優しいという理由で高価な液晶モニタを購入したので、 しばらく使用してから、最終的には結論つけたいと思います。 設置スペースはパソコン本体を別の場所に置く等してなんとか工夫すれば 対応は可能なんですが... 21インチブラウン管CRTに未練がありまして、なかなか移行できないで悩んでました。 液晶モニタの方がCRTより眼が疲れにくいという明確な根拠があれば 無理矢理、設置スペースを確保して使うのですが意見の分かれるところですね。
- Hoyat
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DTP屋です。 CRTのSONY CPD-G520,CPD-G520、EIZO FlexScan T966とも6年落ちですので使用時間が短くても「どれもお奨めは出来ません」です。 意外と馬鹿に出来ないのがブラウン管の蛍光の劣化で退色してしまうから、DTP用途には向きません。 あと21インチCRTになると19インチとは比較にならないほど奥行き(T966で奥行520mm)があり、重量もあります。たかが3インチ対角なのですが20インチを境に防爆が厳重化されるために一人じゃ容易に持ち上げられない重さ(T966で重量36kg)になります。 あと「鮮明に感じる」のはアナログ入力でアンチエイリアスが強くかかった状態で縮小されて表示されるからです。 プロがEIZOを好のむ理由は、視認性・色再現域・発色共に良いからです。またサポートも他とは比較にならない長さだからです。 9ポイントでの表示にこだわっていらっしゃるようですが、拡大縮小表示が出来るPCやMacの画面で「9ポイント」と言うのはあまり意味を持ちません。 26インチのハイエンド液晶を購入されたと言う事ですが何処のメーカーのでしょうか?14万もするとなるとディスプレイ機能以外のものがあるような気がするのですが・・・・(26インチは液晶ディスプレイとしては一般的じゃないです)
お礼
早速の回答ありがとうございました。 ちなみに私はDTPの専門家ではありませんが、カラーマネージメントは かなりこだわってきました。 CPD-G420でハードウェアキャリブレーションツールを使用してます。 色域の狭いCRTでも可能な範囲で色の再現ができるようになりました。 しかし、それほど厳密に色の再現を必要とする用途でもないので、Adobe RGBに対応した 液晶モニタは必要なかったかもしれませんが、仕事を意識して自宅にて ハイエンドのワイド液晶モニタを購入しました。 機種はNECのMultiSync LCD2690WUXiです。 決め手はなんと言っても下記サイトのレビューでした。 http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/LCD2690WUXi.html NTSC比 91%、AdobeRGB 95% をカバー。(24インチタイプは従来のsRGB対応) 国産並品質のH-IPSパネル採用。 ビデオ入力等付いてないDTP向け設計? コストパフォーマンスの良さ。 比較的目が疲れにくい点...等です。 まだ、購入したばかりなのでモニタの調整はしてませんが、 細かい文字の視認性を除けば文句なしといったところです。 これが職場に設置できればまだいいのですが、設置スペースの幅が広すぎるのです。 >「鮮明に感じる」のはアナログ入力でアンチエイリアスが強くかかった状態で >縮小されて表示されるからです。 そういう理由でしたか。でも液晶モニタよりアナログCRTモニタの方がギザギザが 目立たなくて鮮明に見えてしまうので、21インチモニタは捨てがたいのです。 OSはWindowsXPですが「メイリオ」ですと比較的、ギザギザが目だたたなくなりますが MSゴシックやMS明朝はデジタル接続にしてる為か余計にギザギザが気になります。 私は大きな画面で小さな文字を表示させるのが好みなので、今回購入した26インチのワイド液晶モニタは 画面が広いのはいいのですが、標準ですと文字サイズが大きく、サイズを縮小すると ギザギザが気になるという結果になり、設置スペースの問題もあり、職場で21インチCRTを 使いたいという事になりました。 使用しても約2年を予定してるので「ブラウン管の蛍光の劣化で退色」は 覚悟の上での中古購入を検討してます。
補足
まず、質問内で訂正です。 誤)SONY CPD-G520,CPD-G520 正) SONY CPD-G520,GDM-F520 正)GDM-F520はAGピッチ全面0.22mm 以下、GDM-F520の補足です。 2003年製造 主な仕様 CRT サイズ 21型 FDトリニトロン AGピッチ 0.22mm 最大解像度 2048×1536(85Hz) 推奨最大解像度 1600×1200(85Hz) 外形寸法:幅497mm/高さ499mm/奥行き487mm 質量:約30kg http://www.ecat.sony.co.jp/computer/display/products/feat.cfm?PD=663&KM=GDM-F520
お礼
詳細な回答ありがとうございます。 >CRTが「滑らか」に「見える」のは実際は「ぼやけて」いるから >文字の端は赤や青に色付いている 理由はよくわかりました。 液晶モニタでは極力、メイリオを使用するようにしますので 細かい文字のギザギザにこだわる必要もないかなと感じつつあります。 よく調べると「MSゴシックとMS明朝でClearTypeを有効にする方法」があるんですね。 http://tomtia.plala.jp/PC/ttfont/ ちょっと面倒なのでトライはしてませんが... 色再現の「安定性」の良さについては、自宅で購入した液晶モニタで試してみたいと思います。 解像度2048x1536に未練はあるものの、21インチCRTと24インチワイド液晶の 画面の広さを比較すると24インチワイド液晶の方が広いのに決まってますかからね。 IllustratorとPhotoshopをよく使うので、やはり液晶ワイドモニタの方が使いやすいですよね。 ネット閲覧はともかく、DTPが主用途なら解像度ではなく画面の広さにこだわるべきでしょうか? 「20インチ超の壁」と「リフレッシュレート」は知りませんでした。 ちなみに私が購入した26インチワイド液晶モニタは60Hz(WUXGA)でした。 終息したCRTにこだわってもデメリットの方が多いですね。 自宅にある液晶モニタを職場に設置するか、もう一台同じ製品を購入するか 検討してみます。