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心あたたまる本を教えてください。
こんにちは。 現在、私は海外にいるのですが、今週末にいきなり友人が日本からやってくることになりました。おみやげを持ってきてくれるそうですが、日本語に飢えている私にとって、生きのいい本を読みたい! のです。しかし、はて、いまの出版事情にうとい私は何がいいのかさっぱりわかりません。 ここで質問なのですが、今年読まれた本で何か良いのがあったらお勧めいただけますか。ちなみに私が今年読んだのはハリーポッターと山田詠美さんのAmy showsしか読んでません。また読書の傾向は偏っているわけでもなく、人が自分の本棚を見て「節操がない」というくらいめちゃくちゃです。また出版年度も今年に限ったものでなくて結構です。ただ希望としては「人間捨てたもんじゃないよ」みたいなのがいいですね。最近くらーい気分になっているので。 よろしくお願いします。
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ご期待に添えるか否かは分かりませんが、前回の書き込みでは文庫ということでかなり古いものになってしまいましたので、今回は文庫という自主規制の枠をはずしました。でも、なるべく文庫という風には考えてますので、やはり新刊というわけにはいかないかもしれません。 ○向田和子『向田邦子の恋文』(新潮社)→ご存じ向田邦子センセイ。独身で通していたのでご本人は恋愛に対してある種の面倒臭さみたいなものを感じていたのかな、と勝手に思っていたのですが、やはりそんなことはなかったのですね。関係について必ずしも賛成しかねる部分はあるでしょうけど、それでも……。向田邦子の描く微妙な男女の綾というのはこういう部分から来たのかも知れないな、と青二才は思いました。でも、男ってバカ?とも思いますけどね。 ○柳田邦男/伊勢英子『はじまりの記憶』(講談社文庫)→大御所柳田邦男と画家伊勢英子がそれぞれの幼い日の記憶をたどるエッセイです。何かを描き出すことは難しいことですね。本文に注目してみて下さい。なるほどね、と思えるはずです。文章にして表現し、誰かを描いたり、記憶をたどったり、ボクにはとうてい出来ません。でも、記憶はあるんですよね、誰しにも。 ○辻仁成『グラスウールの城』(新潮文庫)→ミポリンのダンナ。売れっ子ですねぇ。そんなことはどうでもいいのですが、登場人物のパーソナリティはかなり違うはずなのですが、なぜか明日は我が身と思ってしまいました。疲れ果てて五感が鈍ってしまうとどうなるのか、今は想像したくないです。辻クンのエッセイ『そこにぼくはいた』(新潮文庫)は男の子の日常を描いているのですがほんわりとしています。個人的には少々体験が似ているのでオーバーラップしてしまいましたけど。 ○さくらももこ『さくらえび』(新潮社)→今さらなんの説明の必要もない、さくらももこチャンのエッセイ。相変わらずお得意分野で笑わせてくれます。こんなもんでしょ、でも捨てたもんじゃない。これって、結構、重要なことなんですよ。ホッと一息ついてみますか? ○井上ひさし『宮沢賢治に聞く』(文春文庫)→今月の新刊文庫です。文庫なので既刊です。でも新刊です。しつこいなぁ。宮沢賢治と井上ひさしの対談(?!)。賢治曰く「聖人化されるのはいや」だそうです。そうでしょうねぇ。もっともだと思います。そこから繰り広げられる日本語のお話。石川啄木も登場して、「日記が!」となるから、さぁ、大変。おかしいです。でもなんだか、ボクはちょっともの悲しさを感じますけどね。 雑食性、乱読生活を送っているので、本の内容が頭の中で未整理になっているみたいです。でも、なるべく同化して引っ張り込まれないようなものというものをお勧めしたつもりです。 先の方の回答に『ぽっかぽか』が紹介されていましたが、確かにいいですよ。個人的にはお昼のドラマ版がお気に入りでしたけど(七瀬なつみが好きなんです。ヒッキーに続いてまたもや恥さらしをしてますが)。
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こんにちは。 ボクの守備範囲です!!!!でも、回答に対する自信は「なし」、これは毎度のことですのでお許しを。 もうすでに読まれているかも知れませんし、さらに敢えてボクは心温まるをねらったようなものではないのをお勧めしますね。しかも出版年に関してはバラバラです!はっきり言って新刊はないですね(あっ、あるか)。また、携帯のことを考え文庫本にしておきました。 ○赤瀬川源平『新解さんの謎』(文春文庫)→辞書のベストセラー、三省堂の新明解国語辞典のなかに展開される摩訶不思議かつ、実に深遠なる日本語に対する熱い思いを赤瀬川源平が軽妙かつ洒脱な調子で書いてます。お腹を抱えて笑うこと間違いなし!ただし、個人的には苦笑してしまう部分もありますけど。どの辺が、というのはご想像にお任せします。 ○井上ひさし『國語元年』(中公文庫)→日本語の標準語を作るぞ!どうしたものか、と頭を悩ませた主人公が家に日本各地から様々な階級の人を集めたから、さぁ、大変。勝手な思いこみでそれぞれがしゃべる、通じない、どうやって調整したものかと悩む悩む。やっぱりコミュニケーションは大切ですね。 ○遠藤周作『周作塾~読んでもためにならない』(講談社文庫)→エッセイです。遠藤周作大先生がおもしろおかしく人間とはだね、とこういろいろと教え諭してくれます。いい女の条件などというのもありますぞ。 ○開高健『知的な痴的な教養講座』(集英社文庫)→タイトルをご覧になればかなり中身はきわどいことが書かれているのは想像に難くないと思いますが、バカにする事なかれ、実に深遠な人間の性(さが)を描いているのであります。これを読んでオトナになってください。開高健はボクの大好きな作家です。 ○沢木耕太郎『一瞬の夏』上・下(新潮文庫)→沢木耕太郎の若かりし頃のノンフィクション。ブランクのある下り坂のボクサーを追ったルポです。沢木耕太郎自身がその当時大きな失敗をしてしまい、何をするにも気が乗らないところ、このボクサーを通じて自分を見つめ直すところが印象的です。 ○阿川佐和子『男は語る~アガワと12人の男たち』(文春文庫)→有名作家相手に、男とは、を文化勲章作家のムスメ阿川佐和子女史が掘り出していきます。好みもあるかも知れませんが、この程度ね、と思わずにはいられないような場面もちらほら見ることが出来ると思いますよ。 ○景山民夫『遠い海から来たCoo』(角川文庫)→これもかなりむかしの作品ですが、直木賞受賞作です。宗教に流されてしまう前なので勢いもあると思います。南の島で少年が恐竜の赤ちゃんと出会い、それを守ろうと懸命にがんばります。純粋な感じがいいと思いますよ。 まだまだありますが、この辺でやめておきます。もうすでに読んでいるから、ほかのを教えろ! ということであれば言ってください。いずれの本も軽妙な語り口ですが文章としてはとてもいいと思いますよ。こういう文章を書ければいいのになぁ、と思ってしまいます。多分、どの本もちょっと笑えるのではないかな、というものです。もちろん内容に関しても満足いただけるのではないかと思います。ただし、本なんてものは個人的な趣味の問題になってしまうので、なんとも。
お礼
こんにちはー。いつも大変お世話になっております。 携帯のことを考えてのご紹介、ありがたく思ってます。 ずいぶん昔に『遠い海から来たCoo』は読みました。確か映画化もされた記憶があるのですが、記憶力ゼロに近い自分としてはちょっと自信ありません(^^;)。 『新解さんの謎』『國語元年』はあら筋を知っているのみで、読んだことはありません。他の作家さんのは別の本を読んだことがあるだけで、これらの本は手に取ったことがないのが実状です。遠藤周作大先生の「いい女の条件」、ひかれますねぇ。何せ修行が足りないもので、この点においては磨きをかけねばなりません(笑)。著者の面々から考えると、面白そうな内容ばかりですね。 話は変わりますが、ずいぶん昔、赤瀬川さんの『老人力』ってはやりましたね。そのとき70歳ちかい上司に「あれ、どう思う? あれって開きなおりだよね。ボクはそんなことないから、そうはっきりと言えるよ」と自信満々に語られました。「おぃ、それは自己分析が甘いよ」という皮肉が喉元まで出たのですが、小心者の私は飲み込んでしまいました(^^;)。 もしおてすきで新たに思いついたら書き込んでくださいね。ただ、期日もせまっているので、そうそうに締め切るつもりではおりますが。そのときはご容赦ください。 最後になりましたが、今回もご回答ありがとうございました。(^^)。
- xjd
- ベストアンサー率63% (1021/1612)
少しあなたの希望とずれてるかもしれませんが、日本語に飢えている、ということで、 どちらもベストセラーになってた本です。 『声に出して読みたい日本語』 『声に出して読みたい日本語 2』
- 参考URL:
- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210493/ref%3Dpd%5Fsim%5Fdp%5F5/249-7501937-6301935
お礼
こんにちは。ご推薦ありがとうございます。 『声に出して読みたい日本語』だけ読んだことあります。ただ残念ながら声に「出さず」に読んでしまったので「ほう、なるほど。そういう視点もあるんだぁ」と納得しただけで終わってしまいました。これでは効き目がありませんよね(^^;)。自分が悪いんですよね。反省してます。 ご回答ありがとうございました。
- minatouri
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石黒耀「死都日本」 メフィスト賞を取った作品ですが,面白かったです.最後は結構カタルシスです. 難点はちょっと大部なこと.作者によると,これでも半分に削ったとか. http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/shito/ 井上尚登「T.R.Y」 織田裕二主演で映画が1月公開で,文庫も出てます. http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048731793/qid%3D1024501717/sr%3D1-3/ref%3Dsr%5F1%5F2%5F3/250-9625302-1944232 ジェイムズ・ヘリオット「猫物語」「犬物語」「動物物語」など 動物好きなら絶対はまる,古きよきイギリスの田舎獣医の奮戦記. 何度読んでも泣いてしまいます. http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88/250-9625302-1944232
お礼
こんにちは。ご回答ありがとうございます。 上記2点は壮大なテーマのようですね。いまの腐りきった日本語能力で読みこなせるかどうか、ちょっと自信なしです(^^;)。たぶん、動物ものから読み始めてからのほうが、日本語のリハビリになるかもしれませんね。ただ「泣いてしまう」というところがひっかかってしまうのですが…。というのも、年代がばれてしまうかもしれませんが、昔「みつばちハッチ」とか「フランダースの犬」だとかの悲しさを催すアニメは自分がつらくなってしまうので、最後まで見ることができなかったのです(涙)。たぶん、そういう涙のたぐいではなさそうな予感はするのですが。 大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます。
- thama
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乙一(おついち)「失踪HOLIDAY](角川スニーカー文庫) かんたんな文章なのに、驚かされて、心に残ります。 今とても生きのいい作家ですよ。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます! 乙一さんですか。雑誌で読んだ記憶があるような、ないような。生きのいい作家さんの本、ぜひぜひ読みたいです! ありがとうございました。
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お礼
再度のご回答、ありがとうございます。 これまた違った方面からのアプローチ、嬉しい限りです(^^)。 ご推薦いただいた本は全部読んだことがないですね。また紹介文も口からよだれが出そうなほどそそられてしまいます(笑)。自分の中で「日本語読みたい、わんわん」と、骨を前にしている犬のような心境ですね。 『ぽっかぽか』のお昼のドラマは知りませんでした。七瀬なつみさん…。顔が思い浮かぶ前に、筒井康隆さんの赤い文庫本の背表紙を思い出してしまいますねぇ(そりゃ、七瀬シリーズだって)。うーん、頭が固くなりはじめてきているのかな。 幅広い著者からのご紹介ありがとうございました(^^)。本に埋もれて息できないようなことにならないでくださいね。