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聴覚検査っておかしくないですか?
以前から思っていたことなのですが。。。 よく健康診断でやる「聴覚検査」。なんであんな検査をやってるのか、理解できません。 例えば、マイクロフォンの検査をするとしたら、その評価には必ず「音質」というものも検査の項目に入ってくると思います。「なんの音だかはわかんないけど、とりあえず音が録音できているからこのマイクは合格」というのはありえないと思います。 にもかかわらず、私が今まで健康診断でやった聴覚検査というのは、単純に「聞こえるか聞こえないか」しか検査しません。 視力検査だって、見えるか見えないかだけを検査するなんてことはあり得ず、文字だったらそれがなんの文字か、わっかのだったらどの方向が空いているかを検査します。 なぜ聴覚検査はあんな「聞こえるか聞こえないか」しか検査しないのでしょうか。それで十分なんでしょうか。 人間の聴覚なんて、例えば会話であれば「相手が話しているということさえわかればいい」なんてことはあり得ず、「相手が何を話しているのか、内容がわかる」ということが重要なのではないかと思います。 どんな理由があって「聞こえさえすればOK」という聴覚検査が主流なのか知りたいです。
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質問者さんは、健康診断の目的を勘違いしています。健康診断は、病気になっている人を、早めに見つけるための物です。能力を測るためにするのではありません。 ですので、「異常無し」は、「完全に正常である」と言う意味ではありません。クリヤーに聞こえなくとも、聞こえていれば、「重大な障害はない」と言う意味です。 健康診断は、その人の能力を測るためにするのではなく、病気を事前に見つけるためにする物です。そのため費用対効果が常に問われます。 本格的な検査をしますと、莫大なお金がかかります。そのお金は皆さんの税金から出されますので、【費用対効果の低い検査はしない】と言う事が合理的です。そのため毎年疫学調査などから、検査項目が検討されています。 健康診断でする、肺のレントゲン、胃の検査、心電図、血液検査、等全て病気を見つけるためにするのであって、能力を測るためにするのではありません。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
聴力検査では「音が鳴っている状態」と「音のない状態」の区別を要求されているでしょう。単に「聞こえていればいい」ではないはずです。 内容を理解するのが聴力について重要だというなら、多くの日本人は日本語以外については聴力がないということになりますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の疑問は「聞こえるか聞こえないかだけの検査」では不十分なのではないか、ということです。 あと、「内容を理解する」ではなく、「何を言っているのか内容がわかる」、つまり「音質がクリアである」ことが大事なのではないか、というのが質問の意図です。 よろしくお願いいたします。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
でも、聴力検査の周波数の検査外の周波数ですが、10代から20代の 人だけ聞こえる周波数が有るんですよ。30歳以上の人には聞こえないけど、若い子が暴れているのを鎮圧するのに、高周波を聞かせて警察が 取り押さえるのに使う国が有るそうです。 年をとると、聞こえる音域が狭まるので、聴力検査はあれでよいのでは と思います。 私は突発的に難聴が起こるので、その際は聞こえる音域が狭くなったり、まったく聞こえないとか色々なケースが有るので 検査の意義が有ると思います。先生との会話も検査のひとつでしょう。 女性の先生との会話がしにくいとかで、異常が判りますよ。 子供の頃、聴力検査を受けたことが無くて、会社の健康診断で 聴力検査を受けて、右耳がほとんど聞こえてないのに気がついた のです。 小学校の頃、発音が悪くて何を喋っているのか聞きづらいねと言われていたけど、ずっと判らなかった。 中耳炎の後遺症で、15年間右耳が膿や分泌物で閉塞していた。 耳鼻科で、内容物を掻き出して貰って、漸く音の大きさはわかる様になたよ。未だに立体に音が聞こえない。救急車等のサイレンがどちらから 聞こえるのか判らないから、戸惑います。 一度パトカーのサイレンが真後ろからしていて、道を譲れなくて、 パッシングで気がついたくらいですから。 正直言って、聴力検査の微音、集中力を最大にしないと聞こえない。 病院・銀行で、名前を呼ばれるが大の苦手です。 一次検査では、あれでよいとおもいますが?? 聞こえなければ、再検査になりますから、精密検査で判断するから 。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の質問の意図は、「聞こえる」というだけで「異常なし」に振り分けされ、本格的な検査が必要なしとされるのはおかしいのではないか、ということです。 よろしくお願いいたします。
補足
失礼しました。途中で送信ボタンを押してしまいました。 > 先生との会話も検査のひとつでしょう。 これは、検査項目の中に、会話の内容が理解できているかどうかをチェックする項目が存在している、ということでしょうか? であれば、先生の滑舌の善し悪しによって検査結果が変わるので、問題であるような気がいたします。 よろしくお願いいたします。
- TomaSoichi
- ベストアンサー率18% (17/94)
聞こえさえすればOKではないですよ。 「ピーという音が聞こえたらボタンを押してください」と言われませんでしたか。ジーと聞こえればそれは異常なのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご回答の意味は、聴力検査の発信音の中には「ピー」や「ジー」などの音質の違うものが含まれていて、その違いを判別することも検査項目の中に入っている、ということでしょうか? 私が今まで経験したものにはそのような検査はないようでしたので。。 よろしくお願いいたします。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
健康診断では大勢の人を短時間で検査しなければならないので、とりあえずは、聞こえるか、聞こえ難いか、全く聞こえないか、という振り分けをしているだけのこと。 この時点で異常があれば、本格的な検査となります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の質問の意図は、「聞こえる」というだけで「異常なし」に振り分けされ、本格的な検査が必要なしとされるのはおかしいのではないか、ということです。 よろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 自己調査である程度のことがわかりました。 ・聴覚(聴力)は大まかにいくつかの分類があり、そのうちの大きな2つが「どのくらいの大きさの音が聞こえるか」(ボリューム)「どのくらいはっきりと聞こえるか」(音質)である ・それぞれに対する検査は純音聴力検査、語音聴力検査がある。 ・一般的に健康診断でおこなわれる検査は、純音聴力検査であり、語音聴力検査は行われない。 ・理由は「純音聴力検査に比較し、語音自体が意味をもつなど聴覚機能以外の要因の影響を受ける可能性」「語音聴力検査単独では診断的意義が時として明白でない」など ・また、検査法自体の国際統一の問題もある。語音聴力検査法に関しては、国際的には1996年にISO 8253-3としてAcoustics-Audiometric test mehtods-Part 3:Speech audiometry3)が示され、医学の国際化を考えると、語音聴力検査法も国際的な方法との整合性が要求されるが、一方検査素材の特性は各国語の特徴に影響されるため、ISOに完全に準拠することが適当かどうか議論が分かれている。 ・しかし、われわれは日常の音声コミュニケーションを語音を用いて行っており、その意味からは純音聴力検査より聴覚能力を評価するうえで重要な検査といえる。 ・また、現在の日本の一般的な医師の認識では、まだ「聞こえればいい」という認識から脱却しきれていない部分がある。 ・欧米ではAPD(Auditory Processing Disorders - 聴覚処理障害、聞こえているけどそれがなんの音なのかがわからない障害)の研究がかなり進んでいるが、日本ではまだ始まったばかり。 ・アメリカでは2~3%の人たちが、APDもしくはそのサブタイプであるとされているが、日本では実数が全く把握されていない。 ・その原因の一つが、いわゆる「健康診断」であり、APDは従来の純音聴力検査では「異常なし」と診断される。よって、日本では多くのAPD障害を持つ人たちが、十分な医療福祉を受けるきっかけを失っている。