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虫歯できない菌は存在する?
会社の人で、歯を強く磨きすぎると虫歯が出来ないための菌まで殺してしまうので駄目だと言っている人がいました。 本当にそんな菌がいるのでしょうか。 また、力強く磨くのはよくないのでしょうか? 歯はそんなに貧弱でないので少々強く磨いても大丈夫な気がします。 ご存知あれば教えて頂ければ幸いです。
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私は素人ですが、歯磨きのの語感が良くないと思います。何か表面をいつもやすりで磨いているような感じがします。歯の表面を過度に擦ると、足場が変わって今まで付着できていた菌がそこにいられなくなってしまうというようなことはないでしょうか。また歯肉に傷がつけば栄養が良くなって変な菌がやたら増殖できるようになるとかいうことも考えられないでしょうか。私の友人で歯ブラシは一切使わずデンタルフロスだけしか使わないという人がいますが、この人の話では歯垢を取っていれば大丈夫だからということです。もっともその人の歯は白くありませんが、行きつけの歯科医からはむしろきれいな歯だと言われているそうです。
- kinshi77
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いろんな誤解が混ざって変な論理展開になっているようです。 口腔内には多種多様な細菌がおり、虫歯に関与しない菌は山ほどいます(胃潰瘍で有名なピロリ菌だって口腔内から検出されますし)。 しかし歯を強く磨きすぎると、歯肉に外傷を与えることになりますし、研摩材を含んだ歯磨き粉で磨くと歯質にダメージを与えることになりますので、避けたほうが良いでしょう。 歯ブラシで強く磨いたところで、菌そのものを殺すことになりません。 ということで、歯を強く磨きすぎるのは良くありませんが、虫歯ができないための菌を殺すというのは誤まった理解ですので、会社の人に教えてあげてください。
- miyanowaki
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NHK「ためしてガッテン」2008年8月27日放送 の「常識逆転!自宅で虫歯を治す法」 http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q3/20080827.html はご覧になりましたか? 非常に有益がな番組でしたので、もし再放送があれば 是非ご覧になってください。 結論的には 会社の人いう「虫歯が出来ないための菌」 とは、菌では「だ液」の事です。 「だ液」ですから、歯をいくら強く磨いてもいくらでも 湧き出てきますよね^^ 以下、上記HPから転用。 隠れ虫歯を治したのは「だ液」のパワーです。 カルシウムが溶け出してしまった歯に、 「だ液」がカルシウムを供給して元に戻すのです。 この現象は「再石灰化」と呼ばれています。 だ液の再石灰化パワーは、口の中の“細菌のかたまり=歯垢” までカルシウムで固めてしまうほどです。 実はそうしてできるのが「歯石」。 だ液の再石灰化能力には個人差がありますが、 「歯石ができやすい体質の人」は、 再石灰化能力が高い人なので、 虫歯になりにくいと言われています。 詳しくは、できれば再放送があればご覧になった 方がよいと思いますが、上記HPだけでも ご覧になってください。 なお、番組の中でも、「だ液」オンリーではなく、 やはり念入りな定期的な歯磨きは不可欠なよう に述べていたようです。 歯磨き以外では、「だ液」を、「だ液」が 行き届かない外側の歯に「だ液」を舌で 満遍なくなめつづけるのがポイント。