病院に行きたいのですが…

質問

現在美術系大学を目指して浪人中で、来年センター試験や実技試験を控えています。
実技試験の頃に情緒不安定になると全然絵が描けなくなってしまうので、一度病院に行っみたいのですが、浪人生で情緒不安定というのを自分で考えてみると、鬱病だの神経症だの自律神経失調症だのと、漠然とした不安が付き纏います。
こういう風に考えていられるという事は、実際そういうものではないんだろうと思う一方、実際にそういう病気なのだったら事例や対処法、服薬などがあって気持ちが楽になれるのに…とそんな事を随分考えています。

両親が新興宗教を信仰していて、幼い頃から大病を患った事もないのであまり病院に行った事がなく、こういう状態だから病院に行きたいと言っても良い反応は期待できそうにないので、できれば一人で行って来ようと思うのですが、何をどうしていいのかまったくわからず、また勇気も出ません。
金銭的な事や行くときに必要な物や事、心構えなど教えて欲しいです。

本当にその瞬間だけの付き合いなら平気なんですが、ある程度付き合っていかなければならない人がいる所へ行くのが怖くてなかなか勇気が出ません。歯医者や美容院にも随分行っていません。因みに引き篭ってはいません。
受け付けの人に話し掛けなければいけないんだと思うと気が滅入ります。
これは気の持ちようでどうにかなるでしょうか…。
看護婦や医者をある程度信用はできても信頼できません。
自分の事を話すのがすごく嫌です…。話さない事にはどうにもなりませんよね。

こんな程度の悩みは誰かにちょっと読んでもらえて一言でももらえれば気が楽になってそれだけで済むばかばかしい取るに足りないものなのでしょうか。…いっそそれならそれでいいのでしょうか。
どなたか、よければ助けて下さい。

そして困り度３を選ぶのが心苦しくてたまりません。
困り度２．５というのはないのかしら…。

回答No.5

ns_angel

看護学生です。
精神科は「心の風邪」を患った人が行くところです。
「ちょっと風邪をひいたかな？」と思ったら内科に行くでしょ？
ただ、それが「心の風邪」だから精神科、あるいは心療内科と言うだけなんですよ。
確かに、看護婦だってあなたの全てをわかることはできないです。
できないけれど、あなたのきもちを私はわかりたいなって思います。
もし、あなたがあなたの気持ちを話したとして、それを否定するような看護婦がいたとしたら、私はその看護婦が許せないです。
私はあなたの気持ちを受け止めたいな、と思います。
本当によい看護婦なら、あなたの気持ちを受け止めようとしてくれるはずです。
私も実習中に精神的なことから体調を崩して精神科に行きました。
患者さんのことを考えれば考えるほど、自分自身がつらくなってきたのです。
割り切らなきゃ行けないこともある、そうは思うものの…コントロールができなかったのです。
私は精神科でカウンセリングを受けました。
もとは看護婦だという、私の担当のカウンセラーは私の気持ちを心から受け止めようとしてくれました。
こんなにも私の気持ちをわかろうとしてくれる人がいるんだと言うことに感激して涙が止まりませんでした。
私は今、私の担当をして下さったカウンセラーの方のような看護婦をめざして、カウンセリングの勉強もしています。
私だって、自分のことを話すのはイヤでした。
でも、無理に話そうとする必要はないんですよ。
この人ならわかってもらえるな…そう思えば話せばいいんです。

病院へは保険証は持っていって下さいね。
初回は初診料があるので少し金額は高めかな。
特に心構えなんてありません。
「心構え」なんて考えちゃうと余計に行きづらくなっちゃうかな。
内科や外科にかかるのと同じ感覚でいいんですよ。
今、看護学生でいられる自分があるのはカウンセリングを受けたおかげだと思います。
きっと、あなたを心から受け止めてくれる人がいるはずですよ。
私もあなたを心から受け止めようと思っています。

お礼

物心がついて以来風邪は家で寝て治すものだと思っていたので、なかなかそういう考えに馴染めずにいたのですが、誰でも風邪をひくように、誰の心も風邪をひくんだと思ったら、病院に行くのは不自然なことでもなければ、そう不安に思うことでもないんだと思えました。
私の気持ちをわかりたいと思う、私の気持ちを受け止めたいと思うと仰ってくださってありがとうございます。
ns_angelさんのように私のことをわかりたいと思ってくれる人に巡り合いたいです。

内科や外科にもかかった記憶がほとんどないので、不慣れが不安なのですが、ns_angelさんのお言葉に励まされました。
見ず知らずの私にここまで言ってくれる人がいるんだと思うと、本当に嬉しいです。
お気持ちとっても嬉しかったです。ありがとうございます。

回答No.4

ruu_kun

こんにちは。
私は、精神病で通院している者の一人です。以下は私の体験談です。
私が病院：精神科へ行くと言ったときも、やはり親は反対しました。宗教上の問題ではなく、体裁が悪いからです。（親は公務員です。）
だから、内科へ行くと嘘をついて精神科へ行きました。
しかし、精神科というところへ行くのは、やはり勇気が要ります。だから、ここで質問を何回もしたし、本で調べたりもしたし、ネット上で心理テストもしました。それらを総合して考えて、自分自身で「私の症状は精神科の領域だ」という結論を出してから行きました。
・・・親が反対したって、自分が行かなくちゃ！と思ったら迷わず行くこと！
でないと、ますます病気がこじれてしまいます。

受付の方は手馴れていらっしゃるので、あなたご自身の症状の一部を少しだけ伝えることができればＯＫです。いくつかの心理テストを受けたあと、診察（カウンセリング）に入ります。
とくに初診はとても大切で、先生はすごく丁寧にやさしくこちらに話し掛け、質問をします。（ここで大事なのは、初診なのに「３分診療：３０分以内で終了する診療」で終わる医者はダメな医者だと思ってください！大病院だとダメ医者が多いです。なぜなら、儲け主義だから。）
医者を信頼できないということも、その医師に伝えるといいですよ。精神科でも内科でも、「信頼」から治療の全てが始まりますから。少しずつ、あなたと「信頼」という絆ができるようにしてくれます。（言動やテストの内容から、先生はその辺りは気がついているんですよ。無理に伝えなくても。）
「不安定になると絵が描けない」ということも伝えておきましょう。口で言うのが苦手なら、紙に書いて（箇条書きでもＯＫ）それを渡すのもアリです。
私の場合は、絵日記のようなものをスケッチブックに書いて、毎回先生に見せています。・・・それがないと、うまく伝えられないからです。（美大まではいきませんが、私も絵を描く者の端くれです・・・）
あと、受験を控えているということもあるので、もし薬が処方されることになったら、ずうずうしく「眠気の来るものは困ります」と伝えましょう。
私も仕事をもつ身であり、通勤には自転車を使用するので眠気がくると危険だ！と医師に言ったら、眠くならない薬にしてもらえました。

それから、費用のことですが病院なら１回に２０００円前後です。もし、毎回そんなに払えないよ！っていう状態だったら、「精神保健福祉法第３２条」の申請をしてみてください。（詳しくは、ネット上で検索してみましょう。）…要は、医療費を通常は１０％～３０％を病院の窓口で支払うものを、１５％～全額、地方公共団体や国が負担してくれるっていう制度なんです。
この申請が認められると、親の扶養に入っているなら１回の診療代が０円になります。

以上が私の答えられる範囲ですが、ご不明な点があれば補足要求してください。

お礼

こんにちは、ご回答ありがとうございます。
私の親も公務員ですが、そうですね、体裁の面で反対されることも考えておかなければなりませんね。
それについてはあまり考えていませんでした。
私も本を読んだり、ネット上で貪るようにそういったことをしたので、ruu_kunさんがなさった自己判断に近いものがあるようで、失礼かもしれませんが親近感を抱いて安心しました。
自分が行かなくちゃ！と思ったら迷わず行くこと！のお言葉には勇気付けられました。

病院や医者を選ぶようなこともした方が良いようですね。なんだか、ちょっとそれは心苦しいです…。
信頼できる出会いがすぐにできることを祈るしかありませんね。
自分のことなのだから、妥協しないようにしたいと思いたいです。
お医者様への気持ちの伝え方も様々なのですね。私は形として残ってしまうのが怖いので、口で伝えられたらなと思います。
受験のことまで配慮していただいて嬉しいです。ruu_kunさんも絵を描かれるのですね。自然と自分を表現するものが絵だというのはとても素敵なことだと思います。

「精神保健福祉法第３２条」に関しては全く知らなかったので、調べてみたいと思います。そんな制度があったのですね。

丁寧で詳しいお言葉をいただけて嬉しかったです。どうもありがとうございました。

回答No.3

jun95

受験生の場合は、もしかしたら不合格になるのでないかという不安（これは、本来あるべき不安です）から、病気でないかと気に病むことは多いと思います。
とくに、ご両親が新興宗教だと、これに加えて、神様に病気を治してもらうという発想がありますから、これは少し違うように思えたりして、余計に不安になったりします。
まあ、病院に行かれてもいいですが、抗うつ剤などとして使われるＳＳＲＩや抗不安剤も、安易に使われる傾向があり、これらに対して批判的な先生もおられます。しかも、カウンセリングが可能な病院や診療所は、かなり少ないのが現状です。
最初は、漢方薬などにより体調を整えることからはじめられてもいいかもしれません。漢方にも精通されていて、カウンセリングなどの施設もあるところは、残念ながら一ヶ所しか知りません。参考ＵＲＬにあるようなタイプのところを探されるのもいいかもしれません。

参考URL：

http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/2206/indexbody2.htm

お礼

…そうですね、去年の自分に打ち勝つことができるだろうか、と思います。
そう思いながら日々を過ごす中での気持ちの浮き沈みが、病気としてきちんと治療できるものならいいのになぁと気になります。

新興宗教にもいろいろあるので、両親が本心ではどう思っているのかはわかりませんが、
確かに、救われたいから救ってくれる神様を信仰するというのは何か違うように思います。
たぶん、このことは両親も少なからず私と同じ意見だと思っています。

薬のことなどはさっぱりわからないのですが、参考ＵＲＬのサイトを見まして、
依存性があるという薬を安易に使われるのは怖いなぁと思いました。
カウンセリングが可能な病院や診療所は少ないのですか。
そうですか…う～ん…かえって多すぎてどこに行くか決めるのに困るよりは良い、と前向きに受け止めておきますね。

漢方薬ですか。漢方薬は風邪に効くというのなら飲んだことがあります、そういえば。
時折ニュースなどで目にする実はイチョウは危険だとかどこ製のダイエット薬は危険だとかの話を聞くとちょっぴり信用できない気もしますが…。
漢方にも詳しく、カウンセリングもできるお医者様というのはなんだかそれらしいのがたくさんで安心できる気がします。
参考ＵＲＬでご紹介いただいたところには場所が遠くて行けそうにないのが残念ですが、サイト自体がとてもためになりました。
もっと積極的に自分の状態を改善する方法をいろいろな向きから探してみるのも大切だなと思いました。
どうもありがとうございました。

回答No.2

kino

病院に行った方がいいですよ。
行こうか行くまいか悩んでいるよりも。ちょっとの時間で済みますし。
主に治療は薬によると思います。（医師によって判断が違うので、一概には言えませんが）自分のことですが、こんなことなら、もっと早く行っておけば良かったと思うほど、薬には効果がありました。
心構えとしては、どんなところなんだろう。ワクワク(^^ってなかんじで。金銭的なものは、一回につき２０００円～５０００円ぐらいです。薬の処方によって値段が変わってきます。アメリカなどでは、主治医にカウンセリングしてもらうのは、一般的なことだと聞いています。ですから、不安になる必要はないですよ。
受付の人はプロですので、きちんと対処してくれますよ。
だから時間を作って、ちょっと覗いてみてください。

お礼

第一声から直球でなんだかどきっとしました。
簡潔な言葉がかえってすんなりと心にしみました。しみすぎるほどでした。

ちょっとの時間で済むんですね、全然知らなかったです。
主に薬ですか。あ、kinoさんはそういう風に思われたんですね。
その言葉になんだか希望が見えてくる思いです。
ワクワク気分で訪れて大丈夫なんですね。あぁ、ぐっと気が軽くなりました。
なんとなく不安に感じていたことをあらためて確認できた気分です。
やはり病院には一度行ってみたいと思います。ありがとうございました。

回答No.1

sippouhugu

カウンセリングをしてくれるところは、いっぱいありますよ。
病院になると保険が利くので、費用も一回5000～6000円くらいです。
ただし、保険証が必要なので、絶対にご両親に内緒にしたいのなら、
無理かもしれませんね。
でも、保険が利かないところでカウンセリングを受けると、
何万と言う単位でお金がかかります。
ここは正直に、ご両親に今の気持ちを話して、
今の自分に必要なんだと言うことを、わかっていただくべきだと思います。

イエローページを開くと、心療内科はいっぱいあります。
そして、とても混雑していることがわかると思います。
「多くの人が、悩みを抱えているんだな。」って、
ちょっと安心するくらいに・・・。
勇気を出してみましょう！

お礼

すばやい回答嬉しかったです。ありがとうございました。
それに対する私のお礼が遅くなってしまってごめんなさい。
えーと…心情察して下さると幸いです…。

費用は、そんなにかからないんですね。ちょっと安心しました。
保険証は、親の管理化にあるから触れない、というものではないので大丈夫です。
でも、こっそりというのは余計に罪悪感が募りますね。
sippouhuguさんが仰るようにやはり親ときちんと話すというのがまず第一歩かなと思えてきました。
そう思うだけで動悸がしてくるのが困りものですが、頑張ってみようと思います。

自分の質問に誰かが答えてくれるということがこんなに励みになるとは知りませんでした。
本当にどうもありがとうございました。