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上げ潮派
福田さんが辞任して、次の自民党総裁選挙になりTVでは各候補者のことを報道してますが、「上げ潮派」ってどういうことでしょうか?
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- gasdasd
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http://www.rising-tide.jp/ 上記のサイトでは、Dr.ノベルという博士キャラが「上げ潮派」についてわかりやすく説明しています。
- 参考URL:
- http://www.rising-tide.jp/
- lequeos
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横から失礼ながら、#2さんへ。 いわゆる「上げ潮派」も「財政タカ派(財政再建重視派)」も、目標は「財政再建」という点では一致しています。すなわち、2011年度にプライマリーバランスを黒字にするという点では一致しており、そのやり方として「経済成長による税収の自然増加」に比重を置くのが上げ潮派、消費税率引き上げなど増税を中心にするのが財政タカ派という訳です。 その意味で、上げ潮派も財政タカ派もともに、景気対策の意味での財政出動には消極的であり、定額減税についても(公明党への配慮で明言はしていませんが)本来的には否定的な立場のはずです。少なくとも「減税には財源が必要」という立場であり、赤字国債を発行してまでそんなことはしないというのがスタンスです。 現在の自民党内の情勢は、こうした「改革派」同士の手法の対立以外に、新たに旧来式の積極財政派が登場してきて路線そのものの対立が起きているということになっており、麻生幹事長がその路線を明確に打ち出しつつあるという三つどもえの関係になっています。
- mat983
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-21/2007012104_02_0.html 町村派で前幹事長の中川秀直氏が上げ潮政策を発表しています。 中川氏は小泉路線の改革継続を求め、成長こそ経済の活性化と成長路線 を進む考え方です。 上記サイトは共産党ですが、分かりやすくまとめられています。
- Stiltzkin
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No.3です。 間違いがありました。2006年は骨太の方針で、プライマリーバランスの黒字化の目標は2011年です。ごめんなさい。
- Stiltzkin
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はじめまして。 マスコミが「上げ潮派」とくくっている人たちの中にも政策の差異があるようですので一概には言えませんが、誤解を恐れずにシンプルに説明したいと思います。 簡単に言うと、積極的に財政出動をして(もちろんそのためには赤字国債の発行もやむなしという考えもあるわけですが)、国家予算で市場を潤して刺激し活性化を図る、というベクトルを持っている人たちの考え方でしょうか。麻生氏がそうだと言われていますね。 それに対して与謝野氏らに代表される「財政再建派」は、骨太の方針に則って財政規律の厳守と2006年のプライマリーバランスの黒字化を実現し(そのためには増税もやむなしという考え方もあるわけですが)、国家財政の健全化を図ることによって日本経済を立て直そうという考えを持っている人たち、という感じでしょうか。 「上げ潮派」の最大の問題点は、赤字国債等による財政出動をしても経済が活性化するかどうかは極めて不透明である、という点だと思います。小泉首相より前の自民党の基本的な政策で、いわゆる「ばらまき」を生んできました。公明党が過去に実現させた「地域振興券」や今主張している「定額減税」もこの「上げ潮」の考え方です。近年、この「ばらまき」で景気が回復するようなことはないことを国民は経験則として学んでいると私は思っています。 「財政再建派」の最大の問題点は、現在の経済状況でさらに財政を絞って増税までしてしまうようなことになれば、経済を立て直す前に日本経済全体が沈んでしまう懸念がある、ということです。過去、橋本首相のときには実際それに近いことが起こったという経緯もあります。 どちらが今の日本経済の立て直しによりふさわしい政策なのか、あるいは中道がよいのかは政治学者や経済学者でも議論の分かれているところだと思います。
- catsamurai
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