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医学部再受験:10年以上経過後の受験勉強
- 医学部再受験を考える10年以上経過後の受験勉強についてまとめました。
- 模試の偏差値は60から65くらいで、志望校は九州大学を希望しています。
- 後期の受験校での面接での年齢差別について悩んでおり、アドバイスを求めています。
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これは事実上、国公立大学の一本に絞るということでよろしいのですね? それと、医学部への再受験とのことですが、これは学士編入試験との併願をせず、 学部入試のみに絞るということでよろしいのでしょうか? もしそうであるのなら、 目安の時期を2010年度の入試に設定しているいる点を考慮しても、 もったいない、といわざるを得ません。 申し遅れましたが、 私は現在、大学4年の単なる学生の端くれに過ぎませんが、 3年次の少し前ぐらいから、学士編入試験向けの勉強に取り掛かりました。 結局は諸事情により、担当の教官からの斡旋もあり、就職という道を選択しました。 ちなみに、この時の志望校は、 大阪大学、新潟大学、福井医科大学の3つでした。 それから島根医科大も選択肢に入れるつもりでした。 ここでは紙面の都合上、 自身の志望動機や、就職という道を選んだ理由に関しては割愛させていただきます。 現実を考慮しても、質問者様の国公立大学一本に絞るという行為(まして旧帝大)は、 リスク回避の面からも避けるべきでしょう。 リスク分散を図る意味でも学士編入試験との併願をお勧めします。 大卒というせっかくの武器があるのに、使わない手はないでしょう。 学士編入試験といっても、一般教養レベルからの出題であり、 難易度を考慮しても、学部入試のそれと比較して、 ほとんどが毛の生えたレベルといっても過言ではありません。 数学なんかでは多重積分等からの出題があるでしょうが、 物理なんかは、特殊相対性理論なんかまず出題されないし、 方程式を用いて、微分方程式で解かせるぐらいといったレベルです。 ただし、英語や卒論については話は別です。 英語の素養は“Nature”や“Science journal”といった、 学術系論文を読むぐらいのレベルが求められ、 常日頃から目を通さねば対応できないといった感じです。 研究テーマそのものに重点を置かれることも覚悟しなければなりません。 また受験校の選択の如何では、 生物、化学、物理といった理科3教科の素養を求めるところもあります。 編入試験という特徴からも、生物の知識は必須でしょう。 そこら辺はよく考えて判断なさってください。 もちろん、文系からの挑戦となると、 最初から一般入試一本に絞らざるを得ないのは言うまでもありません。 さて、最も参考になる情報の紹介となると、 受験生の視点から沿った、 エール出版の合格体験記が一番参考になると思います。 ■主に学部入試のみにターゲットを絞るとなると、 ・再受験生が教える医学部最短攻略法 http://www.amazon.co.jp/%E5%86%8D%E5%8F%97%E9%A8%93%E7%94%9F%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8%E6%9C%80%E7%9F%AD%E6%94%BB%E7%95%A5%E6%B3%95-2009%E5%B9%B4%E7%89%88%E2%80%95%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E6%82%A9%E3%81%BF%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%97%E3%80%81%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8%E3%81%AB%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%9C%AC-YELL-books-%E8%8D%92%E5%B7%9D/dp/4753926990/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=books&qid=1220777255&sr=1-7 著者は質問者様が求める、再受験から医学部に合格された方であり、 情報提供という意味合いでも、最も参考に値するのではないかと思います。 本書の特筆すべき点は、主に市販の問題集に対し、 これでもか!というぐらい辛口な酷評をしているところにあります。 それ以外にも、効率のよい勉強法のアドバイス、 医学部という難易度の現実味、受験生が陥りやすい罠をはじめ、 客観的に自身を見つめる上でも、非常に有意義なアドバイスになるかと思うので、 是非一読なさることをお勧めします。 一部ですが、学士編入試験や質問者様の気になっている、 年齢による差別に関しても言及なさっています。 受験という一点を絞っても、全体を俯瞰している傾向もあり、 大いに参考になることでしょう。 ・私の医学部合格参考書作戦 2009年版 http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%AE%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8%E5%90%88%E6%A0%BC%E5%8F%82%E8%80%83%E6%9B%B8%E4%BD%9C%E6%88%A6-2009%E5%B9%B4%E7%89%88-YELL-books-%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%87%BA%E7%89%88%E7%A4%BE/dp/4753927199/ref=pd_sim_b_5 本書は学部入試の合格者の、使用していた参考書を紹介しています。 紆余曲折あろうも、通常の合格者はこれぐらい勉強しているんだ、 という認識が持てることだろうと思います。 一部、学習指導要綱の変更を絡めても、参考になる点は多いと思います。 基本的に私は利用したことはありませんでしたが…。 ここまでで学部入試向けの話は終えますが、 母集団の規模や難易度を考慮すると、代ゼミの模試ではなくて、 河合塾や駿台の記述模試を受講されたほうがよろしいかと思います。 ■学部入試と編入試験との併願となると、 ・ 私の医学部合格作戦――再受験篇 こちらは私も大いに利用させていただきました。 再受験生の生の現状からのアドバイスを得られることを考慮しても、 実に有益であると思います。 一般入試、及び編入試験というバラエティに富んだ内容です。 ■編入試験の過去問の入手について 基本的に各大学に直接問い合わせることです。 大阪大学でしたら入手はきわめて容易です。 蛇足ですが、 僭越ながら志望校の変更をしない限り難しいのでは? という疑問を隠せません。 私は、これでも旧帝大の筆頭に通うものですが、 まず振り返ってみても、私の学力では九州大学の医学部には、 絶対受からなかったと思います。 従いまして、志望校の変更を考慮しない限り、 質問者様の現在の偏差値を考慮しても、一般入試からの入学は難しいでしょう。 また、面接の有無では当然、無い方が受験する側からも魅力的であるものです。 面接を恐れて志望大を変えるとなると、それだけ筆記難易度が上昇するだけでしょう。 年齢による差別など、 年相応から考えてまともな対応ができるかどうかであり、 そんなの恐れるまでもないでしょう。 せいぜい試験管に意地悪な質問をぶつけられるかどうかの問題です。
お礼
いろいろ有益な情報やアドバイス等ありがとうございました。今後の医学部再受験に向けて、大いに役立てていきたいと思います。