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医師が「鈍感」であることについて
初めまして。私は男で、浪人1年目の医学部志望のものです。 医学部受験では、必ずと言っていいほど面接試験があります。そのため、過去の面接内容などいろいろ調べていたのですが、ある大学の質問が目に留まりました。 ・「医師はある程度「鈍感」である必要があるか」 ・「鈍感力が必要な場面はどんな時か」 というような質問です。どちらも同じ大学でした。 質問内容から察するに、医師には鈍感さも必要であるようなのですが、いまいちピンときません。 患者さんの容体や心の変化など、常に敏感でなければならないと思いますし、病気を割り出すことにおいても、患者さんの話から敏感に病名を見つけ出す必要があると思います。 他にもいろいろ考えてみたのですが、私の頭では納得のいくような答えが思いつきません。 医師に必要な「鈍感」さというのは何なんでしょうか?または、どのような場面で役に立つのでしょうか? 長々とすみませんでした。どうか回答の方よろしくお願いします。
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お礼
すいません、返事遅れました。回答ありがとうございます。 感情移入しないことは大事ですよね。でも、自分も感情移入せずに適切な処置ができるか不安になることが多々あります。 経験者の方が言うのですから、やはりとても難しいことなんだと改めて実感しました。 不定愁訴については、患者さんは病気に関してよく知りませんから、ちょっとしたことでも病気に関係があるのでは、と思ってしまうのかもしれませんね。でもすべてを聞いている訳にはいかない、だから鈍感力が必要なわけですね。 これは福島県立医科大の面接でした。 余談になりますが、一番すごいと思ったのが千葉大の面接で、3回面接あり、ある医療の問題について問題点と解決策を聞いてきたり、ここで質問したような質問などたくさん聞いてきます。 面白い質問としては、「自分のチームの看護師が投薬ミスをして患者を死なせてしまったら、どのような対応をとるか」や、「患者や看護師があなたの言うことを聞いてくれないときはどうするか」などすぐには答えられないような難問ばかりです。 やはり学力だけでなく、医師の適性も重要なんだと思いますね。 ありがとうございました。