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ウィルキー・コリンズやコーネル・ウールリッチが好きな方、教えてください
最近面白い本に出会えていません。ウィルキー・コリンズやコーネル・ウールリッチが好きなのですが、同じような好みの方がいらっしゃれば、ぜひあなたの面白かった本を教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします!
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- chiko515
- ベストアンサー率66% (93/140)
アイリッシュ名義は「暁の死線」が好きです。 珍しく明るくて「幸せに!」と言いたくなりますから。 でも本来の彼は切なさとか重さの作家でしょうから、 トマス・H・クックはどうでしょう?どれを読んでもやり切れなさが残ります。 「蜘蛛の巣のなかへ」「緋色の記憶」など、読み終わってため息しか出ませんでした。 他の方も挙げているロス・マクは私も大好きですね。 中篇をリライトした長編もあるので、たくさん読んでいたら混乱してきますが、傑作とされているのは「さむけ」かな。 一つ読むと他も読みたくなる作家です。 奥さんのマーガレット・ミラーも沈んだ作品を書きますね。 コリンズって「月長石」ですよね。 ミステリファンの通る道とは思いつつ、未だ未読です。
- reviewer
- ベストアンサー率34% (165/484)
コーネル・ウールリッチのウィリアム・アイリッシュ名義の作品で ・「幻の女」 ハヤカワ・ミステリ文庫 江戸川乱歩が高く評価したことで日本ではアイリッシュの代表作とされるサスペンス推理の名作 ・「裏窓」 創元推理文庫 アルフレッド・ヒッチコック監督で映画化された作品 ウィルキー・コリンズ関連で ・A.M.ウィリアムスン 「灰色の女」 論創社 コリンズの「白衣の女」をモチーフにした作品で黒岩涙香「幽霊塔」 江戸川乱歩「幽霊塔」(涙香作品の翻案)の原作
お礼
ご返答ありがとうございました。
- anaguma99
- ベストアンサー率59% (1620/2727)
ウィルキー・コリンズは読んでいませんが、 ウールリッチ。なつかしいですね。 少しダークでムードがある感じでしょうか。 ローレンス・ブロックの アル中探偵マット・スカダー物の途中までの作品なんて そういう雰囲気もありました。ニューヨークが舞台です。 ちなみに彼は『夜の闇の中へ』の補作もしています。 一つ挙げるとしたら『聖なる酒場の挽歌』 http://www.amazon.co.jp/dp/4576861506/ ここから読むとしたらこれより前の作品。 例えば『暗闇にひと突き』『八百万の死にざま』(いずれも絶版) あとは、少し陰惨な面もありますが、 ジェイムズ・エルロイ『ブラック・ダリア』もいいと思います。 http://www.amazon.co.jp/dp/4167254042/ ロス・マクドナルドも暗いムードの漂う 私立探偵小説を書いています。 本格ミステリ的な要素もあります。 まずは『運命』でどうでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/dp/4150004277/ 書店にない場合は『ギャルトン事件』でも。 http://www.amazon.co.jp/dp/4150006032/
お礼
お返事遅くなってしまい。申し訳ありません。 ローレンス・ブロックは以前少しハマっていました。 ジェイムズ・エルロイ、ちょっと興味がわきました。早速読んでみようと思います。ご返答ありがとうございました。
お礼
お返事遅くなって申し訳ありません。 「暁の死線」、私も好きです。おっしゃるとおり、読後感が明るい気分になれますよね。 トマス・H・クックにロス・マクドナルド、名前だけで実際に読んだことがありませんでした。ご回答頂いた文章を読んで、とても読んでみたくなったので、早速手に入れます。丁寧でわかりやすいご回答、ありがとうございました。