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アンプの裏に・・・

僕の持ってるアンプの裏(後ろ)にEFEECT-LOOPという所に、 「RETUNE」と「SEND」と書いてあり、その横に「FOOT S/W」と書かれています。それぞれプラグを入れる所があるのですが、 これは何なのでしょうか。教えて頂けたら嬉しいです。

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noname#199778
noname#199778
回答No.2

「Effect-loop」というのは、エフェクターをつなぐためのループで、「Send」はアンプから信号を送り出す端子、「Return」は信号を受ける端子になります。 「Foot S/W」は、外部接続のフットスイッチを接続するための端子でしょう。 Effect-loopについてですが、これはエフェクターのうち、歪みの後につないだ方が良いエフェクターを使うケースで、歪みはアンプで作りたい時などに使うものです。 コーラスやフランジャーなどのモジュレーション系エフェクターや、ディレイやリバーブなど空間系のエフェクターは、歪みの前に入れるとそれらのエフェクトが加えた加工が歪みによって乱され、思うような効果が得られないという事態が起きることがあります。そのため、これらのエフェクターは歪みを作る部分の後ろにつなぐのがセオリーになっています。しかし、アンプで歪みを作る場合には、このセオリーを守るためにはアンプの歪みを作る部分の後ろに入出力端子が必要になってきます。そういったケースにおいて、Effect-loopが利用されます。 アンプは、機能を大雑把に分けると、スピーカーを駆動させられるだけの強い信号にまで入力を増幅するパワーアンプと、その前段階でパワーアンプで十分に増幅ができるように信号を整えるプリアンプとがあります。パワーアンプからはスピーカーに信号が送られ、スピーカーが音を作ります。ギターからの入力はプリアンプが受け、パワーアンプに送る前にゲインを調整したり、トーンを調整したりした上で、パワーアンプに送ります。ゲインの調整で歪みを作る場合、その歪みは通常プリアンプの中で生じることになります。 Effect-loopは、このプリアンプの後ろで外部に信号を送り出し(Send)、パワーアンプの前で信号を受け取る(Return)という形になっています。SendとReturnの端子は、そのために利用されます。 ただ、Effect-loopから出てくる信号のレベルは通常、ギターからの信号のレベルとは異なるので、ペダルタイプのコンパクトエフェクターなどを接続してもうまくエフェクトが載らないことがあります。基本的には、Effect-loopにはその信号レベルに対応できるラック型のエフェクターをつなぐのが主になるでしょう。ただ、アンプの側にSendやReturnのレベルを設定できるつまみがあるものもあります。Sendレベルを変えられるアンプであれば、レベル調整をしてSendからコンパクトエフェクターにつなぐことも可能になると思います(そのレベルつまみがなければ、コンパクトエフェクターをEffect-loopに入れるのは難しいと捉えると良いでしょう)。 なお蛇足ながら、外部のプリアンプを利用して、アンプのプリアンプを迂回する形で接続したいという場合、ギターからの線をinputにつながずに外部プリアンプにつなぎ、そこから直接Effect-loopのReturnにつなぐという使い方もあります。こうすると、アンプのプリアンプを通さずにパワーアンプに直接入力することが可能になります。 フットスイッチについてですが、そこに対応するフットスイッチをつなげば、アンプの機能にもよりますが、2チャンネル以上のチャンネルを持つアンプであればそのチャンネル切り替えができたり、内蔵エフェクトがあるアンプであればその内蔵エフェクトのon/offを切り替えたりすることが可能になります。 いずれにしても、アンプの取扱説明書があるのであれば、その内容を参照して見ることをお勧めします。特にフットスイッチに関しては、何をコントロールできるかはアンプの設計により異なりますので、取扱説明書を読むか、あるいは実際に実験してみないことには正確な機能がわからないところがあります。 中古品での購入の場合でも、アンプメーカーによってはウェブサイト上で各アンプの取扱説明書を公開しているところもあります。そうしたサポートを利用するのも手でしょう。 参考まで。

komatulong
質問者

お礼

パワーアンプとプリアンプなど、アンプの事細かな説明ありがとうございます。丁寧にお答えいただいたおかげでまた一つ知識が増えました。 回答ありがとうございます!

その他の回答 (1)

回答No.1

空間系のエフェクター(以下ただエフェクターと書きます)を使うときに、まずはギターからアンプにつなぎ、センドからエフェクターそしてリターンに戻すようにそれぞれシールドを使って繋ぎます。やや記憶が怪しいので他の方の補足を期待しますが、アンプのプリアンプ部分の次にセンドとリターンの回路が来てさらにパワーアンプに送るという感じになると思います。要するにプリアンプ部までで歪みやイコライジングなどの音作りをした音に空間系のエフェクターをかけると言う考え方だったと思います。必ずしも使わなくてもOKです。たとえば、ギター→エフェクター→アンプという風に。 エフェクターは繋ぐ順番や、センドとリターンを使うかで、最終的に出てくる音色が変わりますので、好みの音色や効果が出るようにお持ちのエフェクターでいろいろ試してみるとよいでしょう。 「FOOT S/W」はフットスウィッチです。アンプ内臓のエフェクター(リヴァーブやコーラス、ディストーションなど)や2チャンネル式のアンプでしたらチャンネルの切り替えなどのスウィッチです。どの機能の切り替えスウィッチなのかはアンプによりけりです。

komatulong
質問者

お礼

エフェクターとアンプ間の構造や、具体的な繋ぎ方などがよく理解できました。 回答、ありがとうございます!

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